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タスクシュート日記~未来を自分で決定しないことで楽になる

 おはようございます。今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 未来は誰にもわからない。
 この言葉はタスクシュート日記を書いてから幾度となく繰り返してきました。

 でもそれなのに、私たちは未来を自分で決めようとしがちです。

 それは、何年後に何になる、という超長期のものから、今日絶対にコレを終わらせる、という短期のものまで存在しています。

 そして、分からない未来を決めることで苦しんでしまうのですが。

 未来を自分で決めなくなれば楽になります。

 この言葉がどういうことを示しているのかお話ししようと思います。


未来を自分で決めないということの意味

 未来を自分で決めないというのは、一日のスケジュールをかっちり決めないということでもあります。

 スケジュールを決めないと動けないじゃないか、とか、タスクシュートでもプランはしますよね?という言葉が聞こえてくるようですが、あくまでかっちり決めないという部分が大事です。

 かっちり決めようとすると、9時からタスクAをして、9時半からタスクBをやり、10時からタスクCをする、というように時間の中にどんどん詰め込まれていきます。

 このように詰め込んだスケジュールを作ると、不思議とこのような一日が達成できると期待するのです。

 その期待に対して、現実は非情にもアクシデントや割り込みタスクを呼び出します。

 かっちり決まっていることで、アクシデントや割り込みタスクが発生すると、そのスケジュールは破綻します。

 破綻した結果、当初の自分の期待に応えられず、自分の心に残念だ、という失敗感を刻み込みます。

 このようなマイナス要素が高いからこそ、スケジュールはかっちり決めない方が良いのです。
 そしてこれは、スケジュールをかっちり決めて未来を自分で決めないようにしようということでもあります。

ではどのようにプランするのか?

 では、どのようにプランすれば未来を決定しないのでしょうか?

 それは、以下のような考え方が必要です。

  1. 今日絶対やるべきことのみプランする

  2. 約束したものだけ期日を守る

  3. 見積もりはやる時間ではなく、自分が必要だと思った時間

  4. 欲張って詰め込みすぎない

  5. 時間が空いたら思いついたことをやる

 1は必須事項です。今日やるべきことは忘れないようにしなくてはなりません。やるべきことなので忘れると翌日以降にアクシデントで返ってくるかもしれませんから。
 でも、やりたいことまでプランするとプラン内容が多くなりすぎてかっちりスケジュールを作ってしまいかねません。
 ここのバランスに気を付ける必要があります。

 2は自分の信用にかかわる部分はきっちり守ろうという話です。そのため、期限までにやると約束したタスクは必ず果たします。
 ただし、果たすためには毎日どれくらいずつ進めて、と考えてはいけません。それは、未来の自分がそのペースで間違いなくできると考えているからです。

 きっちり守ろうと考えていれば、最終的にどこかでつじつまが合います。つじつまが合うように自分自身がやる時間を調整します。
 最初はうまくいかずに苦労するかもしれませんが、何度かうまくいかないことを繰り返すことで、どんなペースでやればいいのかを体が覚えていきます。
 そして、そのペースはその時々で違うことも体が覚えてくれるでしょう。

 同じことをやるにしても、一か月前と今では状況が違うのでペースも変わるのです。

 3は見積もり時間の考え方についてです。
 見積もり時間を設定すると、その時間だけやらなくてはならないと勘違いし外ですが、見積もり時間とは、あくまで自分がこれだけかかると思った時間です。

 つまり、それより短く終わることもありますし、それより長くなることも当然あります。
 そして、タスクシュートで記録を取ってみると、見積もりの当てにならなさがよくわかるでしょう。

 だから、見積もり時間はあくまで目安であることを常に意識しなくてはなりません。見積もり時間=実績時間にすべきというものではないのです。

 4は、あれもこれもと欲張ると最終的にかっちりスケジュールが出来上がってしまうからです。

 絶対やるとできればやりたいとやれたらいいなは別物です。

 絶対やるは今日絶対にやるべきことですが、できればやりたいは今日である必要はなく、やれたらいいなはやる必要すらないものです。

 このポイントを勘違いすると全部やらなくてはいけない錯覚に囚われます。

 5は、プランが早く完了したら翌日はもっと入れられるはずだと考えるのではなく、ボーナスステージに突入したからやりたいことをやろうと考えようという意味です。

 プランが完了したということは、今日やるべきことは全部終わったということです。
 ならば、この後はやりたいことをやってよいという意味です。

 やりたいことをやるなら思いついたことを何やってもいいですよね?

 このボーナスステージのために一日を効率よく回そう、という考え方もありです。
 やるべきことを終えたご褒美なのですから。

まとめ

 時間がない、忙しいとよく口にする人のほとんどは、未来を自分で決めています。

 決められるはずのない未来を自分で決めないようにするだけで、時間がないや忙しいからだいぶ解放されます。

 今までのやり方を変えることになるので、最初は少し苦労しますが、時間的豊かさのために一度ためしてみてはいかがでしょうか?

最後に

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