第14回 Bob is Sick

【いつまでもそこで待っていてくれる】


名古屋発男4人組ギターロックバンド。
名古屋を拠点とし大阪や東京などでもライブ活動を行っているBob is Sick。

そんな彼らは実は2009年の閃光ライオット、2014年のRO69JACKのファイナリストでもある。また愛知でも大きなイベントSAKAE SP-RINGにも出演し、昨年は初ワンマンライブがソールドアウトするなど現在話題沸騰中。
そして愛知を代表するバンドであろう。

ギターロックバンドと紹介しているのだが、彼らの楽曲は他のバンドのようにカッコいいという単語一つでは表すことは出来ない。
バンドが奏でる音がいわゆる''美メロ''で聞いていてスッと耳に馴染むと同時に、独特のメロディとアレンジに聞くたびに新しい発見があり何度も耳にしたくなる。
そして久世さんの柔らかくて優しい声、一人一人に問いかけつつ、寂しさ、哀しみを全て埋め尽くしてくれるような人肌を感じられるぐらい暖かい歌詞はとても聞いていて心地良い。そんな部分が一度音楽から離れていった人たちをいつ戻ってきても優しく迎え入れてくれる、待っていてくれると感じるほど。

バンドの音楽はうるさいし、どれも同じに聞こえるからと拒絶している人にこそ彼らの楽曲を是非聞いて欲しい。

#BobisSick


今回Bob is Sickを紹介したのは最初の文章にも書いてますが、名古屋のライブサーキットに行き、そこで初めて彼らのライブを見てびっくりしたからです。今まで声が好きだとか、歌詞が背中を押してくれる、真っすぐなところが好きだと思ったことはありましたが、彼らの音楽は本当に暖かい。わかりやすく言うと仕事で都会に出た自分が地元に帰省して、実家に帰ったときに親が迎えてくれて暖かい手料理を食べれるような感じですかね。僕は実家暮らしなので実際に味わったことはないですが、そんなことを感じました。メンバーさんとお話が出来たんですが、凄く優しくて面白い方々でした。こういう人が音楽やっているからあんな暖かい音が奏でられるんだなって凄く納得がいきました。今まで音楽と人は別物だと思っていましたが、音楽にも人柄が表れるんだなって思うととても面白いですね。

是非機会があれば見て頂きたいバンドです。彼らは自主企画を東京と名古屋でされるそうなので良ければ足を運んで見て下さい。また去年全国流通でCDも販売しているので気になった方はチェックしてみて下さい。

しゅっしゅ こと がうち


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