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英会話発音編#1[θ]

初回を飾るのは[θ]の発音です。
「th」の発音ですね。

誰もが知っている「thank you」という言葉がありますが、
ちゃんと発音できているでしょうか?

多くの日本人が、この[θ]ができません。
なぜなら、日本語で「サンキュー」と表現されてしまうからです。

日本語で「さ行」の音で表現されてしまうから、
[θ]の発音が苦手なのです。

それでは、解説していきましょう!

1.[θ]の発音

舌の先を、上下前歯の間に軽くはさみます。
そしてそのまま、空気を吐き出します。
上の前歯と舌の間に空気を流し込むイメージです。

音を出すとき、舌を手前側に引き抜いて解放すると、
よりきれいな発音になります。

あまり強く発音しようとしないで、正確に舌先と上の歯の間から軽く息を出してください。

最初は、舌先が上の歯の外に見えるぐらいオーバーにしたほうが、それっぽく聞こえます。

「th」の発音がうまくできなくても、上下前歯で軽く舌先を挟む動作をすると、「θ」っていてるんだなあってことがわかります。

「th」のときは、舌先を必ず両方の歯で挟むようにしてください!


※下のイラストは40年位前の私のノートからの掲載です。
昔のノートなので、汚いです。すいません((..))

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2.練習

stand.fmの音声より[θ]の発音練習をしてみましょう。

three   3
third   3番目
thank   感謝(する)  
think   考える
through  ~を通って  
thing   もの・こと
therapy   治療
thousand   1000  
theater   劇場

[θ]と「s」の違いがわかるまで、そして発音できるまでは、繰り返し練習しましょう。

3.[θ]と「s」の違い

[θ]と「s」の発音は、はっきり異なります。
この2つを聞き分けられるように、発音できるようにしましょう。

ちなみに「s」の発音は、前の上下の歯がくっついて、舌の先が下の歯の付け根に触っています。そして鋭く空気を摩擦させる感じです。

「s」の発音の回で、くわしく解説します。

4.「th」の発音は特別?

昔聞いた話ですが、「th」は英語特有の発音らしいです。

ですから、英語を母国語としない人々は、みんな「th」の発音が苦手です。

たぶん…💦

例えば  thank you と発音とするとき、母国語にあるそれらしい音で代用して発音することがあるようです。

日本の場合は「サンキュー」になりますが、

他の国では、「タンキュー」に聞こえたりします。

ネイティブがこの2つを聞いたとき、「タンキュー」のほうがまだそれらしく聞こえるようです。

今回は、ここまでにしたいと思います。

それでは~😆😆

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