ショートストーリーで覚える英単語とフレーズ
オンライン英会話の先生と話をしていると、単語を増やそうね、と言われることがあります。ボキャビルは、英語学習者にとって永遠のテーマですよね。
単語帳をいろいろ買うものの、本でボキャビルするのはとても大変で、かといって、その内容をAnkiなどのアプリに投入するのはもっと大変・・・というジレンマに陥っています。
覚えたい単語やフレーズを使ったショートストーリーをChatGPTに作ってもらい、文脈で覚えるようにしたら、とても覚えやすかったので、シェアします。
ChatGPTにショートストーリーを作ってもらう
5つくらいの単語やフレーズをまとめてChatGPTに渡し、それらをすべて使ったショートストーリーを作ってもらいます。使った単語は太字にして、と指示するのも忘れずに。渡したリストはこちらです。
off the top of my head
in my book
That said..
in a nutshell
long story short
次に、太字にした部分だけ日本語に翻訳してもらいます。これが今回のポイントです。
通常、文脈で覚えるタイプの市販の単語帳の場合、覚えるフレーズや単語が赤くなってたり、青くなってたりします。そしてその隣のページに全文の日本語訳が掲載されています。
覚えるときは赤いシートをかぶせてその単語を思い出そうとしますが、その穴埋めって本当に効率いいかしら?と思いました。該当ページを勉強したときは、その空欄に何が入るか覚えていますが、時間が経つと、その空欄に入れるべきものって忘れてしまいません?何かヒントが必要じゃないかと。
それならいっそ、その覚えたい単語の部分が日本語になってればいいんじゃ・・・と思いつきました。単語カードのように、覚えたい日本語があって、それに対応する英語を答えるというのを、文脈の中でやってしまおう、というわけです。
これなら、穴埋めよりも、的確に入れるべき単語を思い出しやすいし、ついでに、どうやってそれを使うか、文脈でわかります。
参考プロンプト
#使ってほしい単語とフレーズ に列挙した、単語やフレーズを使って、英語のショートストーリーを作ってください。
#使ってほしい単語とフレーズ を使った場所がわかるように、#使ってほしい単語とフレーズ の単語やフレーズは太字にしてください。
#使ってほしい単語とフレーズ
単語1
単語2
フレーズ3
フレーズ4
フレーズ5
(ショートストーリーができたら)
太字の部分だけを日本語に訳してください。太字以外は英語のままにしておいてください。
例えば、I have a **pen**.の場合、penが太字なので、I have a ペン. となります。
(一部だけ日本語訳ができたら)
全体を日本語に訳してください。
ここまできたら、「今後、フレーズや単語のリストを渡したら、これまでの手順を繰り返してください」とやっておくと、リストを渡すだけでOKです。
あとは、覚える箇所が太字になっている英文を声に出して読んで、覚えたい単語やフレーズをチェックし、日本語交じりの英文を見て、覚えたかどうかをチェックします。
これを繰り返せばOKです。
すでに、太字や赤字になっている英文があれば、それを写真に撮影して、その写真をChatGPTに送り、太字または赤字の部分を日本語にして、みたいな感じでお願いすることもできます。
積読してばかりの単語帳も、これで少しは片付くかしら、と期待しています。