キルタン

キルタンのマントラについて自分の理解のために覚え書きとして書いていこうと思います。
同じ語句でも様々な解釈があり、項によって矛盾が生じることもありますが多面的解釈の一端を理解するため統一しないでおきます。

マハ マントラ

Maha Mantra
Hare Krishna Hare Krishna Krishna Krishna Hare Hare
Hare Rama Hare Rama Rama Rama Hare Hare

ハレ クリシュナ― ハレ クリシュナー 
クリシュナ― クリシュナ―  ハレ ハレ
ハレ ラーマー ハレ ラーマー
ラマ ラーマー ハレ ハーレー

マハ:偉大な
ハレ クリシュナ:「ハリ神であるクリシュナよ」という呼びかけ
ハリ:ヴェーダの最高絶対神の名前。献身者の悲しみをすべて取り去った神
ラーマ:クリシュナの別名 
クリシュナは三大神のうちの一神、ビシュヌ神の化身である。
若い頃は美青年で王になったクリシュナには16,000人もの妻がいたという。

ガヤトリー マントラ

Gayatri Mantra
Oṃ bhūr bhuvaḥ svaḥ
Tat savitur vareṇyaṃ
Bhargo devasya dhīmahi
Dhiyo yo naḥ pracodayāt

オーン ブール ブワッ スワハー
タッ サヴィトゥル  ヴァレーニャム
バルゴー デヴァッシャ  ディーマヒー
ディヨー ヨー ナー プラチョーダヤー

ガヤトリー:最も優れた
オン:宇宙の始まりの音
物質界、心の世界、因果の世界に満ち満ちている
至高たる、太陽神サヴィトリの、実在を讃えます。
究極の精神の輝き、聖なる真理を、深く瞑想いたします。
かの叡智によって、我らに光があたえられ、絶対の真理を悟ることができますように。

Om

オム、オン、AUM、オーン
宇宙、神のエネルギー、すべて

Om Mani Padme Hum

オン マニ ペメ フン
Om:体、言葉、心
Mani:宝珠→悟り、思いやり
Padme:ロータス、蓮→智恵
Hum:体、心、言葉を純粋、高貴に転化
段階を意味する6音節:Om Ma Ni Pä Me Hum
MANIは外見を示し、PADMEは空を示し、HUMは2つを統合します。
MANIは幻想、PADMEは光、HUMは2つを統合します。

Om Namah Shivaya 

オン ナマ シバヤ
「シバ神に敬意を表します」→「普遍的な意識は一つ」
Om:宇宙創造のきっかけとなった振動
Namah:崇拝、敬意
★存在の5つの要素
「NA」地球→第1チャクラ
「MAは」水→第2チャクラ
「SI」火→第3チャクラ
「VAは」空気→第4チャクラ
「YA」空間→第5チャクラ
ヒンドゥー三大神:シバ(破壊)、ブラフマー(創造)、ビシュヌ(維持)

Lokah Samastah Sukinoh Bhavantu

ローカ サマスタ スキノ ババンツ
「あらゆる場所にいるすべての存在が幸せで自由になり、自分の人生の思考、言葉、行動が何らかの形でその幸福とすべての人の自由に貢献するように」
lokah: 場所、領域、現在存在するすべての宇宙
samastah: 同じ場所を共有するすべての生き物
sukhino: 幸福と喜びを中心に、苦しみから解放
bhav: 神聖で統一された存在の状態
antu:そうでなければならない

Om Asato Ma Sadgamaya

Om Asato Ma Sadgamaya 
Tamaso Ma Jyotirgamaya 
Mrtyorma Amrtam Gamaya
Om Shanti Shanti Shanti 

オン アサトーマ サーガマヤ
タマソーマ ジョーティガマヤ
ミーティヨルマー アームリタン ガマヤ
オン シャンティ シャンティ シャンティ

Lead me from the unreal to the real.
Lead me from darkness to light.
Lead me from death to immortality.
Om Peace Peace Peace.

オン 私を非現実から現実へと導いてください。私を闇から光へと導いてください。私を死から不死へと導いてください。
オン  平和 平和 平和

★よく目にする語句

KI:~の、~に属する
Rani:王女
Rani = queen Radharani= queen Radha Maha = great Maharani=ラーダ王女
Rādhā=Radhika=Radhe=Madhavi=Keshavi=Raseshwari=Kishori、Shyama=Radharani:女神:クリシュナ王子の愛人:ラクシュミー王女の化身ともいわれる
jai / jaya:勝利へ!のお祝い。強調された「万歳!」
mā/mātā:お母さん。
kālī:シヴァを配偶者とする女神ドゥルガーの激しい面。彼女は夜のように黒く、時間、死、変化の女神。
Sita Ram:Sitaramは王女シータ、王子ラーマ。ヒンドゥー教徒による挨拶でもある。シータは女神ラクシュミの化身。ラクシュミとヴィシュヌはシータとラマとして転生。
rām/rāma:ヴィシュヌ神の化身。妻はシータ。
bolo / bol:「話す」または「歌う」を意味するヒンディー語。
hanumān:風の息子、献身の具体化、ラムとシータの熱心な信者。ハヌマーンはラーマヤナで伝えられたように、ラーマがラーヴァナを倒し、シータと再接続するのを助ける猿神。
Govinda=Gopala:ビシュヌ神の化身、ビシュヌ神の化身であるクリシュナの若い頃の牛飼いとしての呼び名。(もっと意味は多様)

★参考・引用サイト

・スラスラ読んで5分で解るインド神話https://matome.naver.jp/odai/2137397740496723801

・Bhakti Breakfast Club - Mantra Glossaryhttps://www.bhaktibreakfastclub.com/mantraglossary



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