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吃音の具体的な対処方法。時間がない人向けの吃音への対処方法です。

「仕事が忙しすぎて病院に行っている暇がないけど、どうにかしたい!」という人向けの記事です。

ここでは、簡単な吃音への対処方法を載せていきます。

自分の経験した効果的な方法をできる限りわかりやすくの書いていきますので、ぜひとも気になる方は見ていってください。

吃音を対処するには声出しの呼吸をコントロールをすることが必要となってきます。このあたりは、無料のマガジンにも載せています。

この記事に関する注意点

ただ、この方法は吃音のメカニズムが解明されていない以上、確立された方法とは到底いえません。ですが、私には一定の効果がありました。日常生活を送るうえでは問題はありませんが、面接・電話といったより緊張する場面では別途慣れというものが必要です。
心に強い負荷をかけますが、職場における職務に耐えうるようにするような喋りの叩き上げというものは、いずれ必要になるかと思います。

ここで、主に取り扱うのは、成人の吃音。
でも、やはり専門家(※)の指導というものは必須となりますので、できることなら時間をみつけて、無理にでも行った方がいいかと思います。どうしても正しく把握するにはフィードバックが必須です。
ここでは、簡易的な対処の手順を文章を主として、載せていきます。

※ここでいう専門家、というものは、吃音外来などの吃音を取り扱うタイプの言語聴覚士を示します。

なお、以下に示した方法の効果は、私の体験した方法を基にしたものとなります。効果の保証はできませんが、お守りみたいなものとして持っていただけると幸いです。

また、各手順毎の練習時間はすべて1日あたり15分程度で問題ないかと思います。手順1で慣れるまで、手順1だけを毎日行い、慣れたら手順2へ進んで、同様に進めるといった具合です。

対処手順1 呼吸の準備

ここでは、話す前の準備を行います。声を出すときはリラックスをすることが必要となります。
普段、話してる間に肩が上がってきたり、息を吸い過ぎたりしていませんか?もし自覚があれば、緊張からくる喋りにくくする反応なのかもしれません。これへの対処は意識した呼吸にあります。

  1. 深呼吸して、リラックス。肩の力を抜きましょう。

  2. 落ち着きましたか?そうしたら、今度は普段話す程度の息を吸いましょう。

  3. できるだけ細く息を吐きましょう。

特に、3番目の息を細く吐く感覚は覚えておいてください。なぜなら、次におこなう声出しに使うためです。

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