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アグロネクロでの対面意識

今回もアグロネクロの記事なのですが、それぞれの対面で何を意識して、どう勝ち筋を通しているかを自分なりにまとめて書いていきたいと思います。

まず、これを見てほしいです。
これが30戦やったうえでの今のアグロネクロの勝率です。
先行の時はやはり無敵の強さを誇り、何者にも負けないレベルの強さです。後攻だと少し弱くはなってしまいますが、それでも5割取れているのでかなりいい感じに仕上がったと自分では感じています。
そもそも今期に限らずShadowverseは先行が有利なゲームなので、先行の方が勝率が高くなってしまうのは仕方ない事だと僕は考えてます。
特に後攻が有利なデッキでも今期は先行を取り上げるとこが強いとされているくらいなので、5割を目指してやっていました。
その結果、アグロネクロで勝率6割を超えることに成功しました。

ここからはアグロネクロの基本に入ります。

今回のは僕の構築についての話をするので、まずは別の構築との差別点・回し方・そして応用の対面意識について書いていきます。

こちらの2つの構築。上がセレス入りの構築(諸説あり)で下が僕がずっと使っている構築です。
僕はアグロネクロのセレスが弱いと思っています。
ですが、セレスの専用構築にすれば強いとは思っていますがその話はまだ今度・・・
それでは弱い理由をまとめていきます。


1.必殺があるだけでアグロなのに攻撃的カードになれない。

今回はミラーで例をあげさせてもらいます。
現在のこの盤面状況はお互いに1コス2コスで動いた状況です。
セレス型の特徴として、3コストに余裕があればセレスを起きたがる事があります。
自分もセレス型を回しててそっちの方が打点が後で伸びるのし、回復や面処理も強くなっていいと思うのですが肝心の攻撃が出来てません。
僕はこのターン、スカルフィッシュでスケルトンを処理して顔に2点を入れました。
この時点で面はこっちの有利、打点もスカルフィッシュのラストワードで稼げるので同じなので、後攻の不利を覆すことに成功してます。
そして手札にはノーブルもいるため、回復&打点にも困りません。
さらに相手はこのターンで受けに回っているので、全処理するにはセレスを何とか自害するorフィッシュを持っているorインパルスを使わざるおえなくなっています。
この三択に絞ったうえで、どの択を取られてもこちら側が全処理した後にさらに顔にも打点を飛ばせるうえに、盤面に2面or3面のフォロワーが並ぶので、ミルティオでフィッシュを葬送したとしてもセレスとの復活でぶれる事となり、相手は処理に苦労する事となります。


2.セレスに進化を切らないといけない


これはセレス型の強い点でもあり弱い点でもあります。
セレスは進化を切ればOTKを狙えるポテンシャルがあります。
ですがOTKを狙う対面は清浄、庭園、ほとんど無いですがライドにも少し狙うくらいです。
ですが庭園以外はそれぞれ回避方法をしっかりと持っており、清浄対面は相手がその存在を知っているだけで簡単にケアがされてしまう為、かなり読まれやすくなっています。

特にこのシーンなのですが、相手はインモラルディザイアを1枚使っている状態でもう1枚はハンドにある状態です。
ここで相手のやりたい事は、スカルドリーマーのラストワードのバイクに暗がりを乗せ、進化してインモラルディザイア2枚のかかっている暗がりを金鉱出破壊して8×3のOTKを狙っていると読めます。
なので、初手からキープしていたティアマトマグナを出して進化してセレスと相打ち、その後にバイクを出すことでOTK潰しからのリーサルが取れます。
と言ったように簡単に読めてしまうところがセレスの2つ目の弱点です。

まだいくつか細かいところはありますが、セレスいじめはこの辺にしてそろそろ対面によっての意識の変化に移って行きたいと思います。

セッカエルフ

基本マリガン

先行:1,2,3の動きを狙う(以下の対面時もこの場合は*を使う)

1コストはボンフリ優先キープ2枚あるなら片方返す。

2コストは馬が最優先、次にスカルドリーマー、ノーブル、ゴルドラの順番

3コストは絶対キープ被った場合語り部優先

後攻*

1,2は同じ。3コストのみフィッシュに変更。


この対面で必ず負けてしまう事象がいくつかあります。

1,フォレストフェアリーを3枚持たれている。

2,フォレストフェアリーが2枚だが、この2枚で15点ほど回復される。

3,こっちが1,2パスをしてしまう。

この3つは基本的に無理ですが、上の2つは先行の場合のみ(運による)対処可能です。

基本的な立ち回りとして、スカルフィッシュが引けているなら常にフィッシュで上からとることを意識し続ける。相手が基本1/1のフォロワーばかりなため、フィッシュで上ふみから金鉱で復活。
そしてもう一度踏むというように、打点を稼ぎつつ上ふみしながら横展開を保ち、アリア展開後は疾走で押し切るというプランを主軸にします。
ノーブルファントムなどで一気に墓地を稼げるため、インパルスと暗がりで進化なし13点のラインまでフィッシュなどで追し切りましょう。
むやみに点を与えても回復されてしまうので、あえて盤面を出さないような択を相手の手札の内容と相談しながら狙いましょう。
基本的に相手は最速アリアが出来なかった瞬間ほぼ負け確定なため、落ち着いて相手の打点を計算して割り切れば有利だと思います。

ロキサスエルフ

基本マリガン

先行*

1コストの優先は ボンフリ。

2コストの優先は 馬>ドリーマー>ノーブル>ゴルドラ

3コストの優先は 馬が引けているならフィッシュ引けていないなら語り部

後攻*

先行時と同様


この対面は5ターン目にロキサス展開されて返せないのが負け筋なので、それへの準備を1~4で徹底します。今回は後攻に着目して話しますと、3コストがアルバータで動いたなら盤面を相手は強くしていないのでいいのですが、エルフクイーンの時にこっちにボンフリとドリーマーがいると仮定しましょう。もちろんその時の墓地はゼロです。この場合手札にフィッシュがあるなら、フィッシュで相打ちが一番いいと僕は考えます。
理由として相手のフェイスに3点詰めれるという点もあるのですが、相手は先4で進化を切れないため、好都合の状況ができます。
さらに4で面を作った状態で相手にロキサスがなくエルフクイーンを後3で切っている状況になれば、次はヴァーミン警戒なるのですが、この場合もアクセラを何枚持っているかにもよりますが盤面が残る可能性が高く、次のミルティオ展開や輪廻+3コストの動きにつながり、相手の先行7の超展開までにゲームセット、もしくは足りない状況を作りやすくなります。
今まではコッコロがいたせいで序盤の面もある程度返しつつ面展開が難しかったうえに、ドローを加速されるためパーツが集まりやすかったですが、今期はそうはいかないので5割~微有利くらいになっています。
注意としてルヴァン入りの構築だとほぼ100で負けてきます。これは無理です。

ライドドラゴン

基本マリガン

先行

1,2の優先はいつも通り。3は語り部優先。

特殊例:2冒険者3語り部4暗がりの手札の時だけ暗がりもキープ対象

後攻*

1,2の優先度も変わらず、3も語り部優先で

ライドドラゴンは相手のタイプによってかなり変わりますが、フォルテ、ガンダ、ギルヴァ、バハ、残影この5種類以外は大体固定と考えて話を進めます。

きついタイプはギルヴァタイプです。単純にAOEが増えるというのはとてもきつく、2点なのでフィッシュも簡単取られてしまいます。ここに、ラスティナやティアマトマグナがくっつかれると無理です。

ギルヴァじゃないタイプは基本的に有利に立ち回れます。ですが、最速ラスティナからの覚醒状態のティアマトマグナ連打にはかないません。
最高の許容がラスティナ×2ティアマト×1orラスティナ×1ティアマト×2で前者の方が対応しやすく、進化されていなければ2コストフォロワーで上ふみできるのでそこを意識しましょう。
それとある程度の回復が大切なので、ノーブルの使い方が重要なのでそこも意識しましょう。

AF

基本マリガン

先行*

1,2優先度変わらず、3は語り部優先

特例インパルスが2枚マリガン前に来ていて、相手がジャスパー入っていないのがわかるならキープ。

後攻*

上と同様だが特例はなし。

この対面は死ぬほどきついです。基本的に負けます。
ですが、相手が盤面でしっかり返すのではなくパラシフを抱えて一気に回復しようとするタイプならかなり勝てます。
1~4or5までは展開してもいいですが、それ以降は回復する隙を与えるだけなのでやめたほうがいいです。
インパルスやフィッシュをうまく使って盤面を空にする意識を忘れず、手札に何枚パラシフが何コストであるかをしっかり見ましょう。そして、5でファクトリーは基本置いてこないですが置いてきたら勝てます。
最後に、自分が後攻で相手が1,2,3で動くと何しても基本負けます。相手が下手なプレイをしてくれる以外勝ち筋はありません。

OTKロイヤル

基本マリガン

先行*

1,2,優先度変わらず、3は語り部優先

特例1コストと語り部とインパルスが初手マリガンの場合のみ全キープ

後攻*

上と変わらず

OTKロイヤルで兵士&指揮官を絞っているタイプならあまり考えずに動いても勝てますが、セラが入っているタイプの場合のみゴルドラの需要が上がったり、インパルスを除去用に使ったりと変則的な動きをして、相手に割り切り択をとらせていきましょう。
基本的に相手はOTKのパーツを切ることはしてこないので、除去が弱いくなっている所を狙うとミルティオが残ることがかなり多いため、金鉱を差し込んで制圧していくプランです。
なので、ゴルドラ,金鉱,輪廻の使い方をいろいろ試し、自分がよく相手にされる動きに合わせて打っていきましょう。

清浄

無理です。あきらめてください。奇跡が起こらないと勝てません。唯一勝てるのは全面展開達成して相手が処理できなくて5で倒すor9ターン目ミルティオから10の暗がりインパぐらいしかありません。

スペルウィッチ

基本マリガン

先行*

1,2優先度変わらず、3語り部優先

特例2,3,4がそろった場合のみセットキープもありだが、出来れば123を動くほうが大切なため、その日の自分と相談してください。

後攻*

1優先変わらず、2優先度がドリーマーのほうが高くなる。3語り部

特例2,3,4で2がドリーマーならセットキープあり。

スペルウィッチはかなり有利対面となってます。よっぽどの事故がない限り光輝ドラゴンが出る前に勝てます。
意識すべき点は、初めはビジョンを警戒しつつマイザーのラピットファイアが2点なので3の体力を意識して行きます。
処理してくれるため墓地もたまりやすいですし、回復もルーニィしかないうえ、守護がジオースしかなく攻撃も通りやすいです。なので、インパルスを狙うプランも有効なのですが、それよりか常に面押しを意識していくと戦いやすいでしょう。

まとめ

今回はこれらのデッキタイプに対しての意識の持ち方と基本マリガンなどを書きまとめさせてもらいました。
今期のアグネクもいろいろな打点の出し方や、割り切りのラインの見方が楽しいものとなっています。
これ以外の対面についてや、わからない点、5先や10先のお誘いがありましたらツイッターアカウント@FugetuTeacher(風月先生)までご連絡ください。長々となりましたが読んでいただきありがとうございました。今期もシャドバを楽しみましょう!


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