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【本日のコーヒータイム 7】誰かと共有できる時間が愛おしい

 地元の気になるお店って意外と行けてないとこ多い。いつでも行けると思ってしまうからだろう。
 今は数ヶ月に一度帰るけど、2,3日くらいしかいられないしそうなると大体「気になる」より「気に入った」お店に行ってしまうのだ。

 今回、長いこと気になって行けてなかった地元のお店にやっと入ることができた。それがタイトルにある写真のドーナツ屋さんなのだ。

 北海道から来たお店らしく、ふわふわなドーナツや北海道乳牛のラテ系が売られている。本当はカフェラテだけ買おうかなと入ったものの、ふわりと漂う焼きたてドーナツの香りの誘惑に勝てるわけがなかった。
 糖分がほしくて仕方なかった私はごまあんとちょこれーと(そういう表記だった)、そしてクリームチーズを購入。実家で帰省最終日のコーヒータイムを楽しむことにした。

 母とごまあんとちょこれーとを半分ずつ分けた時、やっぱり誰かと食べるっていいなと思った。
 世の中には目移りするものがたくさんある。大食いであれば一度に色んなものを食べられるのにといつも悔しい思いで食べたい一つを選ぶ。一人暮らしだと特にそんな悔しさを感じることが多い。
 しかしこうやって誰かと食べるとシェアができ、一度に色んな味を楽しめるのだ。昨日の"珊瑚礁"でもシェアをしたけど、誰かと共有できるというのは素晴らしい。

 コーヒータイムも、一人で本を読んだり映画を観たりをするのもいいけど、誰かと一緒におしゃべりしながら楽しむのが何より楽しい。一人の時間を持ったからこそ感じる人と時間を共にする大切さである。

 今、再び富山のアパートに帰ってきて久しぶりの一人時間を過ごしている。賑やかな時を一週間過ごしていたので少しだけ寂しさが募るが、しばらくすれば慣れるだろう。

 でもふと、あの時間を思い出しては愛おしくて堪らなくなってしまうのだ。

 第7回目の楽しかったコーヒータイム。
 楽しい思い出を胸に、そして今後の楽しみを胸に、明日からまた頑張ろう。



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