FFJE article18 来日プログラム②
今週は前回の記事に続き『来日プログラム』についてです。
今回は第二弾として小旅行についてご紹介します!
{小旅行とは?}
プログラム中の4日間を使って東京郊外に足を運び、文化体験をしました。
昨年度は新宿から4時間30分ほどかけて長野県飯田市へ向かいました。
飯田市はフランスのシャルルヴィル・メジエール市(Charleville- Mézières)と友好都市連携を結んでいます。
飯田市に到着した際にはレキップ飯田の皆様が迎えてくださりました。一般社団法人レキップ飯田様は、2027年にリニア新幹線が飯田市に開通するにあたり、飯田市と友好都市関係にあるフランス及びフランス語圏の人々との文化交流、教育体験を通じた発展や相互理解、人材育成に寄与することを目的として活動なさっています。
{実際どんなことをするの?}
私たち日仏学生フォーラムの飯田市訪問は、2年前の前回の来日プログラムに引き続き2回目となりますが、今回も訪問日程の策定に大変ご協力いただき、飯田市ならではの様々な文化体験ができました。
1日目
人形劇視察・体験
ホストファミリーの皆様とご対面・ウェルカムパーティー
2日目
茶道体験
浴衣を着てお祭りへ!
着付けの先生のご指導のもと、私たちは浴衣の着付けに挑戦し、そのまま車で夏祭りの会場に向かいました。屋台や花火は初めてのフランス側メンバーも多く、また私たちメンバーほぼ全員が盆踊りの輪に参加して、愉快な夏の夜を心ゆくまで楽しみました。
三日目
水引体験
書道体験
先生をお招きして自分の名前を書くという体験をしました。フランス側メンバーには、先生が名前の意味から漢字を当ててくださいました。初めてながらもフランス側メンバーの達筆さに驚かされることもありました。
四日目(最終日)
シンポジウム開催
3泊4日にわたる訪問のまとめとして、飯田市民の方々をお招きし、飯田市でのシンポジウム及び市民交流会を実施いたしました。
テーマは「わたしたちの地域で共に生きることを考える」。
飯田市は、2027年にリニア中央新幹線開通が予定されており、品川・飯田間は約40分で移動が可能となるそうです。そうした背景と共に、飯田市では今後外国人の増加が見込まれていますが、今のままの状況では、受け入れするための設備や、市民の意識が十分でない、と動き出したのが一般社団法人レキップ飯田様でした。フランスのシャルルヴィル・メジエール市(Charleville- Mézières)との友好都市連携をきっかけに、飯田市内でのフランス人との交流を促進し、今後、飯田での国際交流の在り方を探るために活動されています。
私たちが昨年のディスカッションテーマとして掲げている「共生」について、私たち学生だけでなく、様々な年代の方々、また東京だけでなく地方の方々と共に話し合うことができ、私たちにとって非常に貴重な体験となりました。
日本の文化を知り、それを肌で感じることのできる貴重な機会を設けていただきました。フランス側メンバーにとってだけでなく、日本側メンバーにとっても、新鮮で実りある4日間でした。
活動内容や写真などはFacebookに掲載しておりますので、ぜひご覧ください!