一応白饅頭さん宛に送ったメッセージ

反省会世代の自粛派です。
いろいろと見てきて、やっぱり書いときたいなーって思うことがあったので書いておきます。

日頃公開している通り、僕の親は僕が生まれた時から医師の仕事に励んでいて、僕は生まれてこの方、ずっと親の背中を見て育ってきた人間だと思います。いや、正確には違うニュアンスで自分を捉えているかな。時には親の背から目を背けつつ、時には凝視して必死に何かを学ぼうとしながら、僕はいつも、親に必死に食らい付いてきたように思っています。

親は常に本と仕事の虫、両親とも。それでいてちゃんと自分の正しいと思うことを噛み砕いていつも僕に教えてくれる。正直、僕が二人の子供として育ててもらえるのは勿体無いと思うほどに、理想的な両親だと思っています。

そんな両親からどうして、こんなネットとゲームの申し子みたいな子供ができるのかなぁと、若干今落ち込んでいます。僕、今。

いや、勉強もちゃんとやってはきているつもり。だけど、全然追いついていないし、年相応の社会的義務である勤労の義務は果たせてないし、正直なところを言うと、家の中の義務も、しっかりと果たしてるとはお世辞にも言えないですね。家事も申し訳程度にしかやっていないし、ネット依存と言ってすぐに、スマホやら電子機器やらの自分の世界に閉じ籠る。

正直僕は二人の子供であることが誠に恥ずかしいと思います。

でも、どうしたらいいんだろうな、、と思うけど、今やってることをやる以上に、仕事や家事で手伝えることはないし、家事なんか二人のできる範囲で完結してしまっている。行き遅れの僕がのそのそと出てきて、確保できる仕事なんかそうそうない。今まで勉強のべの字もしたことのない起業をなんの後ろ盾もなく始めることこそ、自殺行為でしかない。両親に迷惑をかける結果しか生まない。

自堕落にもそう思う訳です。死んでお詫びするしかない。勘弁してくれ。
でも、どうしても上手く人生を送ることができなくて、悔しいと思うんだけど、それでもいつも辛かった。と、言い訳をしたい。一つだけでなく、汚らわしくも、何度でも。
先日、とあるアルファアカウントの方、白饅頭さんに、マシュマロの形で意見を送った。別に何か考えてのことではない。ただただ、口に出して、溜飲を下げたいだけの話。送った後で、白饅頭さんに申し訳ないな…と後悔してら。

でも、送った内容がどうにも忘れられないのです。白饅頭さんにとっては大したことない内容なのかもしれない。けれど、僕ではなく親を心配してる話、白饅頭さんに語らせることこそ、僕の傲慢の極みなのかもしれない。

そこで、送ったマシュマロの内容から、一部をかいつまんで紹介して、僕の口から何かを語りたいと思った。白饅頭さんご本人も、僕ら世代の人は自分のノートで語った方がいいんじゃない?と仰ってたようですし。
全く送った文面を思い出して再現できないのは申し訳ないです。あの時、僕は頭が沸いていた。

なんて書いたっけな。僕はずっと親の背中を見ていたこと。ネットで調べて得た意見と、親が思う世間に対する思いを聞いていたこと。両方の意見をダブルで僕の頭の中に取り込んで、自分で調べて吟味して、どっちの考えに従った方がいいかな?って、判断してたこと。自分で吟味した結果、ほとんどは自分の両親の言葉が正しいと自分で判断していたってこと。前置きとして、ここまで書いたかな。前置き長いね。

送った後で文章を振り返って見ると、僕がネットの意見と両親の意見をどう判断したかなんて、ほんとにどうでもいい話だ。

その次に書いたのが、両親の意見が正しいと、ずっと僕の心の中で思っていたこと。ネット世論と両親の意見は正反対だと思うことが多かったこと。だけど僕は、両親の考えの方に従った方が大丈夫な方だと思っていたこと。現実に会う人の中には、ネットの中の意見など気にしない人も多かったこと。けれど、そうした人と同じくらいの数だけ、ネットの意見と同じ意見で怒っている人も見かけたこと。そうした人とどう話していけばいいのかと悩んでいたこと。

だったかな。ちなみに、10年20年ずっと続いてる状況だとか、僕は書いていたはずだな。きっと烏滸がましいと見る人が見たら、すっごい怒り出す表現なのかもしれない。う゛う゛。ネットを気にしない人とネット意見で怒る人が同じ人数だとか言ってたのも、ただの僕の主観じゃん。そうしてまた僕は落ち込む。

親は、心許せる人と協力しながら、情報を共有しながら、今も戦い続けていること。親世代の人たちが最前線に立って、世論と戦い続けているのだろうと思っていること。今回も親の意見とネットの意見は食い違っているし、僕はやっぱり今回も、親の言ってることを信じる。だけど、矢面に立ってるかもしれない親が、親の親しい人達が、今にも世論に晒されて、危険な目に遭ってるかもしれないこと。それを見てると、できれば自分が代わってやりたい。けれど、今の自分に力はないし、親の立つ土俵に立つのまでに、間に合わせることができなかったこと。確かここまで、書いたと思う。

僕の意見は、僕からしてみれば魂を賭けた叫びなのだけど、きっと今のネット世論には響かないのだろうと思っている。振り返っても、もうほんと、情けないとしか言いようがないよな。きっと誰にも見られないのだろうし、たくさんの人に見られても、批判と怒りを山のように浴びて、僕の心は折れてしまうのだろうと思う。

僕の心なんて、幾らでも折られてなんぼだから、別に構わないさ。僕の両親のことも構わない。彼らはあなたの両親ではない。僕の家族のことは僕の家族の話だから、あなたに迷惑をかけさせてはいけないと僕は思う。
けれど、これだけは言いたいと思って、そのために満足に読めもしない僕の文章を以って、訴えたいと思う。
もしありがたいことにもこの文章を読んでいるあなたが、政府の施策をけしからんと思っている方であれば、どうしても一度だけ考えて欲しいのです。今あなたが本気で悪いと訴えてる政府の政策、医療の対策。この施策を作っている人達の中に、あなたのご友人、ご家族、あなたの尊敬している方々が含まれていたとしたら、どう思われますでしょうか?
政策を作っている偉いお役人さんにも、家族がいる。子供がいる。大切な大切な友達がいる。もし良かれと思って、キャンセルしたご要人があなたの家族だったら、親愛なる友達だったら、あなたはとても後悔することになるのではないのでしょうか?自分の親が世間から容赦ない批判、誹謗、キャンセル、嫌がらせを受けているのを、もし子供が知ってしまったら、その子供は、ほんとうにほんとうに、悲しい思いをするのではないのでしょうか?

今は子供でもネットを通して、簡単にSNSと繋がれるじだいです。僕も考えなしの誹謗中傷を続けたことがないとは言えないことはしっかりと認めますが、今の世論を、親を見る立場として見た時に、僕はとても悲しくなってしまったので、ちいさい声でですが、僕のこの気持ちを皆さんとシェアしようと思います。よろしくお願いいたします。

建設的な批判、考察を、よろしくお願いします。

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