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【絶アレキ】次元断絶のマーチの細かすぎる知見


はじめに

 おおまかな前書きは【絶アレキ】P1.サイコロ1211式知見の記事と同じです。前回まで同様、見出し番号は通しで付与しています。
 前提として、筆者のポジションはH1白魔導士、ヤークト通常処理、1211式、基本ぬけまるさん動画準拠、パッド使用。本記事でまとめる次元断絶のマーチは、いわゆる「34固定」式です。ぬけまるさん動画で触れられている注意点のほか、筆者が実際にプレイして得た知見です。

【10】サイコロ番号確認は8方向散開で

 次元断絶のマーチで最初にヒカセンを殺すのは、「あらぬ方向に飛んだチャクラム」です。これに轢かれて死にます。サイコロを処理する前に脱落です。
 ふたつのチャクラムは十字に飛ぶように誘導するので、サイコロが付与されたら8名全員フィールド中央に固まらなければなりません。ところが、自分のサイコロを見るために人と離れる → 自然と中央から離れる → 中央に寄るのが遅くなる → 結果、チャクラムの進路をあらぬ方向に誘導してしまう、という見事な負のループをやってしまいます。いかんせん時間がないのでこの負のループに気付かず、「チャクラムがすごい方向から飛んできたんだけどなんで!?」と床を舐めながら歯ぎしりします。

 断絶ギミック開始時に実行したいのは以下の2点です。
  ①自分のサイコロ番号の確認
  ②チャクラム誘導のため中央に寄る
 この2点をいかに確実に両立するか? その答えが「8方向散開でサイコロを確認する」なのです。

図1.

 図1.は、筆者の固定のある回の断絶開始(プライムが消えた直後)です。H1白魔導士は筆者なので名前をマスクしていません。
 チャクラムがあらぬ方向に飛んで壊滅した回があり、その後話し合ってこのように断絶開始時はなるべく小さな円になって基本8方向散開することにしました。こうすることで、自分に付与されるサイコロが確認しやすくなります。キャラの種族や身長次第では多少見えづらいので、そういう場合は少し外側に出ます。サイコロを確認次第、全員中央に寄ります。
 こうして8方向散開をしておけば、全員同距離で中央に集合できます。「人のキャラとかぶらないのでサイコロの番号の確認がしやすく、チャクラム誘導のために中央にむぎゅっと全員で寄ることができる」……両立したい2点を確実に両立できます。

 これ、とても便利なのでP1終わりのサイコロもできればこうして中央寄りで小さく8方向散開したらいいと思います。なんなら、野良でやる時も全員がこうすればかなり事故が減らせると思います。とてもオススメです。

【11】迷子防止はとにかく頭に位置を描く


 緊張のあまり、全然違う場所へ元気よく走って迷子、からの事故で壊滅。最初のうちは何度もすると思います。筆者も番号8番で元気よく番号1番の方向へ走ったことがあります。どうにもなりませんでした……orz
 慣れの問題でもあるかとは思いますが、プライムが消えてから番号が付与されるまでは意外と時間があります。そこで筆者は毎回、以下のように立ち位置を頭の中に描いていました。

図2.

 奇数は左、偶数は右の大前提を思い出し、1~4の最初の立ち位置を確認、5~8はひとまず向かう方向を確認。サイコロ付与までの間、何かひとつの番号を気にしているとその番号の方へ走ってしまうので(1番のことを考えていたら付与されたのは8番なのに1番の方向へ走ってしまう、など)、なるべく全部の番号の初期位置を頭の中に描いて意識していました。

【12】番号別のコツなど

 番号別(あるいは番号共通)の細かなコツを書き出します。アムレン・堅実のタイミングと、スプリントのタイミングが番号ごとで異なるので意識できるといいと思います。

①②番のコツ

・立ち位置に着いたらすぐアムレン・堅実
・懺悔を踏むのは最後なので、先走って踏まない
・懺悔を踏む位置に立ったらスプリントを焚く(=ヒーラーの回復をもらい、かつ中央での頭割りに入るため)

③④番のコツ

・ジャスティスが③or④に飛んできてからアムレン・堅実
アムレン・堅実を使用したら続いてスプリントを使用
・自分が誘導したチェイサーが見えたら3時/9時の赤丸付近へすぐ移動

 ③④はジャスティス(デブ)誘導があります。「赤丸の中心線付近に立ち、ジャスティスがジャンプして来たら一歩外側へ移動」というのは、ぬけまるさん動画でも解説されているとおりです。
 それ以外で③④が大事なのは太文字にしたところ、スプリントを焚いて逃げるという移動です。これができないと「十字の秘蹟」で焼かれます。(焼かれました)
 スプリントを焚かないと逃げ遅れます。自分に向かってきたチェイサーが見えてすぐ移動しないと逃げ遅れます。「えっ、早く移動したくてもまだ懺悔があるし……」と思うかもしれませんが(懺悔の初期位置によっては4番にとても近いです)、自分にチェイサーが向かってくるのとほぼ同時に1回目懺悔処理は終わって小さくなります。大丈夫です。チェイサーにだけ集中して、とにかくチェイサー誘導ができたら(≒自分に向かってくるチェイサーが見えたら)大急ぎで外周を走って3時/9時の赤丸付近へ逃げましょう。もちろん、一回り小さくなったとはいえ懺悔が近い場合は踏まないように。③④はジャスティス(デブ)のジャンプ誘導で仕事は終わっています。懺悔踏みの仕事はありません。

図3.

 図3.はサイコロ④番が付いた回の筆者です。スプリントを焚いて、チェイサー誘導後(ダメージを喰らってすぐ)赤丸から移動しています。いつまでも担当場所の赤丸にいると「十字の秘蹟」で焼かれます。(画像の黄色くした部分にいると焼かれるのです)

⑤⑥番のコツ

最初の立ち位置は懺悔を踏んでも構わないので、チャクラム&①②のチェイサーに当たらないこと
・懺悔を踏む際は、チェイサーの軌道から離れた位置で踏むこと

・懺悔を踏む位置に立ったらスプリントを焚き、懺悔処理後のチェイサー位置に着いたらアムレン・堅実

 太字にした部分はサイコロ⑤~⑧に共通します。まずは図を見てください。

図4.

 図4.はサイコロ⑤番が付与され、最初の位置へ駈け込んでいる途中の筆者です。しかし進行方向にはがっつり懺悔の床があります。さて、x、y、z、pのどの位置に立つとよいのでしょうか?
 慣れない最初の頃は、「懺悔の床を踏んじゃいけない!」と思ってx、あるいはpに立ちそうになります。サイコロ⑤⑥番は1番目に懺悔床を踏むのでそうでもないですが、サイコロ⑦⑧番だとこのケースでは特に、懺悔床を踏むyやzの位置に駆け込むことをためらいがちです。

 ところがどっこい。サイコロ⑤~⑧番は、このようなケースでも最初に懺悔は踏んでもいいんです。ここで意識すべきは、チェイサーの攻撃範囲とチャクラムの攻撃範囲です。

図5.

 図5.は、図4.にチェイサーの攻撃範囲とチャクラムの軌道のイメージを表示させたものです。
「懺悔床を踏まないようにしよう」と思ってxに立つと、①番が誘導するチェイサーの攻撃範囲に当たります。同じくpに立つとチャクラムに轢かれます。z付近も、軌道次第ではチャクラムに轢かれる可能性大です。
 つまりこのケース、「懺悔床はガンガン踏んでいいから、チェイサーとチャクラムの軌道に当たらない位置」を攻めなければなりません。「懺悔床を踏んじゃいけない……」なんて思わなくていいです。(特に⑦⑧番)

 懺悔床が図4.、図5.のような位置でなくても、図5.のようにチェイサーの攻撃範囲とチャクラムの軌道を思い描きながら、その両方に当たらない位置へ駈け込むようにするとよいでしょう。

 しかし、最初の位置に駈け込んでもまだ油断をしてはいけません!!!

図6.

 図6.は図5.の続きです。最初の立ち位置に駆け込みご覧の通りチャクラムの軌道には当たりませんでした。「よしよし、じゃあこの位置でこのまま懺悔床を踏むぜ」と思って筆者は図6.の位置で棒立ちをしていました。すると次の瞬間……。

図7.

 おわかりいただけるだろうか。
 チェイサーの攻撃に見事当たって吹き飛ばされ、「アルファソード ダメージ12,991」を受けたのである! それぐらいのダメージなら死にませんが、当然堅実魔を焚いておらずチェイサーによって吹き飛ばされて外周を踏んでいるので、図7.の直後に死亡しました。
 ここで注目してほしいのは、筆者のすぐ傍にいたサイコロ⑦番の暗黒さんの動きです。図6.では暗黒さんの方がチェイサーに近く、図6のままの立ち位置なら暗黒さんも筆者と同じ運命をたどるはずです。ところが図7.の通り、暗黒さんはチャクラムが通り過ぎた瞬間に走り出したため、チェイサーの攻撃には当たっていません。棒立ちの誰かさんとは違うのです。図で解説するとこうなります。

図8.

 サイコロが付与されたら、図4.でいうyの位置あたりに立ちます。そしてチャクラムが走り抜けたら、サイコロ⑤⑦番はすぐに図8.の矢印の方向へ移動しなければなりません。(フィールドの反対側にいる⑥⑧番も考え方は同じです) でないとチェイサーの攻撃に当たるからです。サイコロ⑤⑥番は懺悔踏みがあるので、チェイサーから距離をとりつつも懺悔を踏めるzの位置へ。サイコロ⑦⑧番はまだ懺悔床を踏んではいけないので、懺悔床を踏まない位置、かつアポカリに当たらないよう外周側のpの位置へ。

 サイコロ③④は独特の動きの難しさがありますが、サイコロ⑤~⑧はこの初期位置とその後の微調整の動きが難しいと思います。
 サイコロ⑤⑥はこのように、少し南に下がった位置で懺悔床を踏んでからチェイサー誘導のために赤丸へ移動しなければなりません。そのため、冒頭のコツ3点目の「・懺悔を踏む位置に立ったらスプリントを焚き」が大事になってきます。スプリントを焚かなくても距離次第では間に合いますが、懺悔床処理後、確実にチェイサー誘導位置に着くためにはスプリント推奨です。

⑦⑧番のコツ

・最初の立ち位置は⑤⑥番と同様
・懺悔床はなるべく外側で踏む
・懺悔床を踏む位置に立ったらスプリントを焚く
・チェイサー誘導後は死に物狂いで中央に向かい、ヒールをもらって頭割りに参加する

 筆者の体感として、⑦⑧番は最もゆっくり仕事をするイメージ(つまりやりやすい)です。
 そうそう内側に入る人はいないと思いますが、懺悔床はなるべく外側を踏みましょう。全員が正しい位置で正しく誘導できていれば大丈夫ですが、様々な攻撃が飛んできているからです。

図9.

 図9.はサイコロ⑧番が付与された筆者です。このように懺悔床はなるべく外側で踏みます。走り去ったあとですが、黄色い部分はサイコロ④番が誘導したチェイサーが駆け抜けていきます。雑ですがオレンジの部分にアポカリが飛んできていて、さらに中央側には十字の秘蹟もきています。とにかく外側で懺悔床は踏みましょう。
 そして、懺悔床を踏んでからのスプリントは必須です。特に⑧番の場合、チェイサー誘導のため最後までフィールド外周の赤丸に立っています。チェイサー誘導が終わったらまだ効果が続いているであろうスプリントを信じて、急いで中央に戻ります。⑦⑧が死ぬとしたら断絶のサイコロ処理失敗というよりも、中央に戻るのが遅くてヒールがもらえないまま頭割りに参加して死ぬ、というケースが多いです。

 筆者はH1白魔導士だったので、どの番号だろうがサイコロ処理中にメディカラできるタイミングがあればするし、ラプチャーもするし、中央に向かう時も必死の形相でアサイズとラプチャーを打っていました。
 ヒーラーは必死で回復しますし、頭割りに向けてBHもバリアを貼ります。どうか同じぐらい死に物狂いで中央まで戻ってきてください。(DPSならいっそ内丹は必須で使うといいと思います)

【13】断絶でのコールは「懺悔床を踏む番号」

 予習の段階ではコールについて一切考えていなかったので、実際にしてもらって「はえ~、わかりやすい」と思ったのはこれです。
 懺悔床は56→78→12と、一見すると踏む順番が覚えにくいので、「懺悔5,6(番)」とコールすると、間違えて踏んでしまう、ということは減るかなと思います。


残りP4.のコツもまとめる予定です。

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