7/17

明日から、パリではオリンピックにむけた交通制限や通行禁止が各所で始まる。

セーヌ川全域がほぼ通行禁止になるので、大好きな川と橋の眺めを見ることができるのも今週が最後だ最後だと思いつつなかなか行けていなかったのが現実。

だけど、今日はセーヌ川の夕日を見られたしルーブルやチュイルリーにもお別れできた。夕暮れ時のピンクとオレンジと水色のグラデーションの空がいちばんすき。

写真では絶対捉えられないあの色と、夕日の輝き。

これでしばらくお別れだなんて現実味がひとつも湧かないけれど目に焼き付けた。

夏秋冬春、そしてまた夏。
ここで四季を見た。

変わっていく葉の色、空気の香り、街の顔。
ずっとここで、巡る季節を眺めていたいと思った。
この街と一緒にゆっくり流れる年月を味わいながら生きたいと。

もしも将来どこかに落ち着くとしたら、ここが良いな。

さよなら、ありがとう、セーヌ川。
またすぐに戻ってくるね。

さて、仕事もラストスパートもう一度気を引き締めてしっかりやろう。
とりあえず開会式とかで物騒な時期なので身の安全を第一に、家の掃除など帰国準備もしっかり進めるぞ。

やることとか計画することがたくさんで目まぐるしくなってきてる、心配事が多いせいで夜もちょっと眠れないくらい（特技が早寝早起き快眠の私にとっては珍しすぎること）。あと家のセキュリテイどうにかなってほしい本当に。空港までのタクシーとかバスとか一切使えなくなるのでオリンピックほんと迷惑でしかないけど、とりあえず無事に帰国することだけを考えてパリ生活の有終の美を飾れたらとおもう、！