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どうしても頑なに

1/6.7.12.13と、気仙沼に行って参りました。
先週は大人の方に向けて。今週は小学生やフリースペースに通う若者たちに向けて。
相手が違えばもちろん曲も変わる。
最近の曲をアレンジしたりして、子どもたちも喜ぶ時間を作りました。

ある時から、流行りの曲を聞かなくなりました。

好きになる曲とは。
メロディやコードワークが好きになれるかどうか、で判断するわけですが、頭の中でのリピート率、そして、楽器で再現したいと思えるかどうか、これは大きなフィルターでした。
楽器で弾いてでも『この曲良いよね!』って相手に伝えたい、そんな気持ち。
そんな私のアンテナに、引っ掛からなくなった。

一時期の、ラップが流行った時はひどかった。メロディが動かない。楽器で弾いてもお経のよう。その頃に私のアンテナが途切れたと言っても過言では無い。
それと比べたら、今の曲たちはメロディとして成立する。予想外の動きが多すぎるけど、それも新鮮。
頭の中を、ミックスナッツが、新時代が、駆け巡っているのです。混沌からの解放。クラシックの音楽にも通じる感動の展開。よく出来てる。
ところで
私は歌詞を殆ど聞かないから気にならないけど、
中には、
今の若い人たちが使う歌詞の書き方、
あの、ダダダダダっと羅列していく感じが苦手、全てがアニメと連動しているこの文化の発展の仕方が苦手、と言う方もいます。
あぁ、きっと、その方にとって
情報量が異常に多いのですね。
生まれた時からスマホ世代になったら、当たり前の情報量が多いのはしょうがないのかもしれないけれど。

とはいえ、自分の『好き』にこだわって頑なになる事は良いけども
私は、未だに、頑なに、以前起こった悲しい裏切りを根に持っている。
沢山の情報で綺麗に上書きできたら、どんなにか楽だろうに。

せばまんず。

秋田出身、山形在住のヴァイオリン弾きです。なにか楽しい事をシェア出来たら嬉しいです😊