2021.11.27 対青首戦
お出かけついでに池をまわる。池に何かいるかなと覗くとアオクビがちらりと見えた。今年はここがお気に入りなのかな?
早速銃をとってくるかと引き返そうとすると、なんかいっぱいいるよと相方。確かに、アオクビばかり5羽はいるようだ。よし、出撃だ。
家に帰りさっと準備して行く。エアライフルと散弾ペアのリベンジマッチ。
途中で散弾撃ちを畑に落として、1人池の近くに車を走らせる。今回は車ごとアオクビからは見えないところへ停める。今年一度狙った場所へ素早く移動。プカプカと浮かぶアオクビをスコープに捉える。
距離はジャスト50メートルくらいかなと当たりをつける。向こうは余裕そうなので倍率を上げ、近くの枝ごと銃を握り固定、姿勢を安定させる。一羽はお尻をこちらへ向けている。もう1羽はこちらを向いている。うん、こっちを向いている方が狙いやすい。
キラキラと日差しを受けて光るアオクビ、少し顔を動かすとさらにきらめく。ああ、生きて動いている鳥ってなんてキレイなんだろうと思う。これが見たいからスワロなんだよ。
アオクビの首に中心を合わせ一発。アオクビの胸の先スレスレの水面に着弾。アオクビが飛び立つ。惜しい。よく考えたら前回猟に出たあとにエアを入れていない。メモリを見ると170をきっている。180以上入れていてば命中していたかも。距離の目測はあっていたけどちょっと計算ミス。
よし、次は散弾の出番だ。
この池、自分が撃った側とその反対側が開けているので飛び上がったのカモはどちらかに飛ぶ。そしてこっちにいることはバレバレなので反対側に飛ぶことが多い。それでもこちらに飛ぶとこもあるのでその時の風向きとかもあるのかな?
さて今日はと飛び上がったアオクビを確認……ってすごい数飛び上がった。最初に確認した5羽以外に10羽以上が一斉に舞い上がったのだ。でかい群れだったようだ。
空中でカモたちがちょい右往左往。池の左右の木の枝の下に隠れていたカモ達が一斉に飛び上がったので進行方向に仲間がいっぱい。お互い邪魔をしているという状況。結局半分は反対側に、半分はこちら側に飛んでくるという事態に。これは大チャンス。
銃声が3発。散弾撃ちが発砲するときはできるだけ動かず身を低くして待つ。ちなみに自分も散弾手に入れたのでここで持ち替えて参戦とかかっこいいことしたいのだが、飛んでいる皿に半分も当てられていない状況なのでもうちょいうまくなってからかっこよくなろうと思っている。
銃声が止み池をのぞく、波紋が残っている気がするがこの騒ぎだ。多分隠れて出てこない。
相方の回収に向かう。
アオクビを片手に歩いている相方をみて嬉しくなる。落とせたのだ。
いや、実にいい共猟だった。夢はふたりとも成果を上げることで、まだ片方でしか獲物を得られていないけれど、それでもアオクビは大物だ。エアライフルを撃つ自分からするとうまく飛ばしてやったぜ感が出るので気分がいい。自分は外したけど。ちょっとアオクビの数が予想より多かったが、だいたいこちらの思い通りの猟ができた。上出来、上出来。
アオクビはすき鍋となる。癖が少ない。もうちょっとカモカモしていても平気。でも濃い味美味しい!ネギたっぷり、きのこたっぷりが良。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?