やりたいことを形にするために

新しいことをするためには入念な企画よりもタイミングが重要だったりする。タイミングとは待ちの姿勢だけでやってくるものではない。かといってその機会を窺おうと積極的な目配せな姿勢だと適切な見極めができなくなる。直感とも少し違っていてそれは割と合理的に作用すると考える。
私なりの経験からタイミングは「表明」と「巻き込み」によってうまれやすくなるようだ。

まず表明。
やりたい!ことを口に出してみる。
すると同じように考えている仲間が知らぬ間に集まりやすくなる。
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉がある。ここでの暮らしを諦めよう!と捉えるのでらない。自分が咲く(前向きに暮らす)ことで周りも変わる。自分の理想とする場所づくりは表明によって伝染するのだ。実際に私は読書会をの企画を願っていて言葉にし続けたことで実行に移せている。

巻き込み。
ひとりですることは自分で決めれて自由だが、実際ハードルが高く継続が難しい。評価するにも修正するにも自分が決めなければならない点でその先が見えずらくなかったり、自由のあまり飽きちゃってやらなくなることもある。
一方誰かを巻き込むことで客観的な目線で企画を進行できる。その結果周りと作り上げることに楽しみを見出せて続けたくなる。巻き込むというのは誘うことと同義ではない。巻き込むはWantを伝えることから始まり協力者が自然と現れる仕組みである。企画をする上では達成を自分の手柄にしよう思わないことも重要。協力者によるアイディアにはとことん感謝をしましょう。
協力者って本当に現れてくる?
って疑問を持たれると思うので私なりの経験から協力者が現れる流れについて語ってみたいと思う。まず周りにやりたいことの企画を提案する。このとき自分の意思を伝えるというよりもざっくりと概要を述べる。その上どうやっていけば楽しくなるのかアドバイスを聞く。しばらくそんな話をしてると相手は協力的になってくれるだろう。イベントのための初めの第一歩(1回目をやってみること)も大事だが継続させることがより重要でそのためには目的をしっかりもつ。やりたいための意味づけがしっかりしていれば修正も早い。
形にすることとは残すということである。最終的には自分がいなくなっても自走できるくらいのスケールが理想で、場があり続けることによって社会が、町がどういう状態になってほしいかを逆算して考えられたらチャレンジが楽しくなる。私は読書会を現在企画しホストになっているが最終的には一般の人がこの街で本について語り合う文化をつくりあげてほしいと考えている。
またこれから企画している言語交換会も間も無く行う予定。
もう表明と巻き込みはできている笑
あとはやるのみ!

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