留学生(MIT)に学ぶ人生の生き方


もう少し研究やってみようという軽い気持ちで大学院に入った身として、思いがけず進学してよかったと思えるのは、留学生と交わる機会が格段に増えたことです。とある授業を履修したことで、MITの学生と交流ができたほか、学内にいる優秀な留学生と知り合いになる機会も増えました。そんな中で、彼らから学ぶべきことはかなり多いと個人的に感じたので、それを共有したいと思います。まずはMITの学生から感じたことを述べます。

MITの学生は、基本的に行動力、好奇心の塊だと感じました。
 まずは学業面ですが、授業には積極的に参加し、課外活動では国内、海外問わずインターンシップに挑戦する。興味のあることには、たとえ専門性がなくても一から勉強して、自分の満足いくまで追求する。そして勉強して、”わかった気に”なるだけではなく、プロジェクトや実践を必ず交える。その結果、スキルが身についていき、MITの学生らしく高い専門性と見識を備えた人材になるのでしょう。彼らが送ってきた大学生活というのは、日本での学生生活2,3回分に匹敵するくらい濃密なものではないかと思います。
 また、もう一つ感じたことは、多趣味な学生が多いということ。僕が仲良くさせてもらっている学生は、とにかく趣味が多い。言語習得、絵や漫画を描くこと、Unityを使ったコーディング、読書、アニメ鑑賞、、挙げればまだまだ出てくると思います。持ち前の好奇心があるからこそ、一度自分が気に入ったと思うことはとことんやりこんでみて、結果的に趣味が増えるということになるのではないでしょうか。個人的な感想と印象の上で日本と比較すると、日本は「流行り」の影響力が強すぎる気がします。自分の好奇心に従っているというより世間に流されることが多いのではないのでしょうか?世間に流されて、好奇心が錆びつかないように、今一度、自分が興味を持っていることに全力で取り組んでみようと思います。


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