留学生(国費留学生)に学ぶ人生の生き方

前回の投稿から間が開いてしまったが、いちいち気にしてると本当に筆を取るのが億劫に感じられるので、気にせずに書いていくことにする。

さて、今回のテーマは僕が仲良くなったとある国費留学生の生き方について書きたいと思う。タイから来たその学生は、国から奨学金をもらっている。つまり、国の奨学金をもらうということは、その世代でトップレベルに優秀であるということだ。そんな優秀な彼らから、何か盗めるものはないかと思い、分析してみることにする。

まず、思い浮かぶのは、めちゃくちゃ勤勉であるということだ。聞いた話だと、彼は毎朝7時前には学校に来るという。住まいは大学の寮で、始発の電車に乗って通学するらしい。そんなに早くに登校するなら、帰宅時間も早いのではないかと思ったが、聞いてみると20, 21時くらいまでは学校にいるという。現在の研究そして勉強が楽しいということもあるだろうが、その姿勢には驚くし、そういう話を聞くともっと自分は頑張れるなと思う。

次に、何事にも自分なりの視点を持って取り組んでいるということだ。やらされているとか、面倒くさいなと思わずに、自分の考えをもって物事に取り組む。そう感じたのは、同じ授業でプレゼンする機会があった時だ。その授業では、最終プレゼンで「日本とアメリカの違い」について発表することが求められる。彼は、日本とアメリカの食文化について発表した。プレゼン時間も8-10分だったため、普通であれば、四季折々で食べ物が異なる日本と、ほとんど変化しないアメリカの食事を写真で並べて、表面上の違いのみを発表するだろう。ところが、彼はそこから一つ踏み込んで、バランスのとれた食事を重視する日本と、カロリー及び栄養素を重視するアメリカ、という独自の視点から掘り下げていった。はっと気づかされるようなプレゼンだったので、自然とその内容に引き込まれていった。この経験から、やはり自分なりに考えてアイデアを出し、周りに提供できる人だからこそ、魅力的なのだろうと感じた。

以上が、彼と接するうえで感じた点である。また気づくことがあれば、また書いていきたい。

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