研究室旅行幹事:よかった点

7/21-7/22にかけて、研究室旅行に行ってきました。そこで、僕は人生で初めて幹事役を勤めました。結論から言うと、幹事はめちゃくちゃ大変でした。ざっと大変な点を3つ。まずは、全員が満足するように動かなくてはならないと言うこと。例えば、几帳面な性格である先生には、次に行われることを細かく説明しなくてはならないし、一方で元気いっぱいの学生たちの多少無理な要望や意見にも応じなくてはならない。次に、息をつく暇がないということ。あるイベントが終わったら、次のイベントの準備に向けて指示したり、アナウンスをしなくてはならない。旅行の際は、行き当たりばったりの旅を好む僕からしたら、普段とは真逆の姿勢で挑まなくてはなりませんでした。最後に、事前に十分想定していなかったことが起きると、かなりばたついてしまうということ。具体的には、「悪かった点」にフォーカスした記事で書くことになりますが、いかに事前のイメトレというか準備というかが大切か、というのが身にしみてわかりました。

では、この記事のタイトル通り、今回の旅行で幹事として成功したな、と思えた点を紹介したいと思います。

1. アウトドアアクティビティのSUP(スタンドアップパドル)が大成功だった
  研究室旅行の場所は長瀞だったのですが、そもそも長瀞にした理由はSUPができる施設があるからでした。一昨年の研究室旅行でキャニオニングをしたと聞き、また研究室の研究内容が船舶関係であることから、水に関連したアクティビティをやりたいなと思っていました。そして、調べていく中で、ラフティングはやったことあるし、ほかのことできないかなと考えていた時に思い当たったのがSUPでした。とはいえ、少し心配もありました。サーフボードの上に乗ってこぐだけで、案外飽きてしまうのではと思いましたが、いろいろな乗り方や技に挑戦して川に落ちる、というのを繰り返すのが案外楽しく、あっという間に1時間のアクティビティが終わってしまいました。次は、もう一つ上のクラスに挑戦してみたいと思いました。

2. バーベキューが成功だった
  キャンプ場にて食材調達が不可と言われたので、食材を現地のスーパーにて購入するほかありませんでした。事前の計画として、食材をどの程度買うかというのは想定しておかなくてはいけないのですが、12人くらいの腹を満たすためにはどれくらい買えばいいのか、事前に考えてもよくわかりませんでした。予め食材がすべて準備されていて、バーベキューの立ち上げから片付けまですべて宿がやってくれるような施設にお願いすればよかったと少し反省していました。ところが、いざスーパーに行くと、バーベキュー経験者が率先して食材選びや量の選定などを行ってくれました。また、予算内なら何でも買えるため、食材選びも楽しんでもらえました。炭や着火剤も買って、火おこしから焼くまですべて自分たちでやるというのは、一見大変ですが、その分バーベキューの焼肉がおいしかった(笑)。また、皆で作業することで絆も多少深まった気もします。結果として、食材選びから火おこし、片付けまで、すべて自分たちで行うようなバーベキューは非日常感にあふれており、だからこそ素晴らしい雰囲気を作ることができたのではないかと考えています。

3. タクシー移動は正解だった
  スーパーで買った荷物が重いため、もともとタクシーで移動することを想定していました。地元のタクシー会社に(なんとか)電話し、3台ほどタクシーを迎車してもらえることになりました。手配を完了した後、買い物に移りました。ある程度肉や野菜を買い終え、酒やおつまみなど細かな買い物に移っていた時に、先生方が暇そうに待機しているのを目にしました。先生方を待たせることは、機嫌を損ねることにつながり、結果的に研究室旅行の雰囲気が下がってしまいます。早めに先生方をお送りしたほうが良いのではないか、そう考えた僕は一台だけ早めに呼んで、先生方に先にキャンプ場にいってもらうことにしました。参加者全員のことに目を配ったからこそ、思いついた案だったと思います。

4. 謎解きゲームを楽しんでもらえた
  普段から好んで解いている謎解きを、皆さんにも解いてもらうことにしました。中には、こんなの解けないよと文句を頂戴することもありましたが、ひらめいたときの皆さんのうれしそうな顔を見て、やってよかったと本当に思いました。次回に向けて、自分が解いてみてうなるような良問を事前に集めておこうと思いました。

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