(9/23~9/27) - 通貨ペア別戦略
今週の主な動き:
米国FOMCで0.5%の利下げ決定も、金融市場への影響は限定的。
日銀は金融政策の現状維持を決定、早期利上げ観測の後退で円売り圧力。
ドル円は週足で陽線、140円を一時的に割り込むも、週末にかけて上昇。
来週の為替市場見通し:
ドル円を中心に、円売り基調が継続する可能性が高い。
ただし、米長期金利や自民党総裁選の結果次第では、大きく変動する可能性もあるため注意が必要。
通貨ペア別トレード戦略:
ドル円 (USDJPY):
見通し: 144円台までの上昇を見込む。
戦略: 押し目買い戦略
1時間足・4時間足のプライスアクション分析に基づき、以下のポイントで買いエントリーを検討。
逆三尊ネックライン突破
下落トレンドライン突破
移動平均線のサポート
目標: 直近高値の145円台、さらに週足レベルの上昇チャネル上限を目指す。
注意点:
大きな流れとしては下落トレンドであることを意識し、慎重なトレードを心がける。
移動平均線との距離や角度、プライスアクション、フォーメーションを総合的に判断。
4時間足レベルの上昇チャネル上限や、200日移動平均線付近では、一旦利益確定を検討。
急な反転の可能性もあるため、損切りラインを設定し、リスク管理を徹底する。
ユーロ円 (EURJPY):
見通し: ドル円の上昇に連動し、上昇する可能性が高い。
戦略: ドル円と同様に、押し目買い戦略を基本とする。
注意点:
ユーロ圏の経済指標やECBの金融政策に注意する。
ドル円との相関関係を意識しながらトレードする。ポンド円 (GBPJPY):
見通し: ドル円の上昇に連動し、上昇する可能性が高い。
戦略: ドル円と同様に、押し目買い戦略を基本とする。
注意点:
英国の経済指標やBOEの金融政策に注意する。
ドル円との相関関係を意識しながらトレードする。ユーロドル (EURUSD):
見通し: 高値圏での推移が予想される。
戦略: 新規のロングポジションは推奨しない。
日足の高値付近での動きに注目し、反転の兆候があればショートポジションを検討。
注意点:
ドル円との逆相関関係に注意する。
米国とユーロ圏の金融政策の違いを意識する。ポンドドル (GBPUSD):
見通し: 高値圏での推移が予想される。
戦略: 新規のロングポジションは推奨しない。
4時間足で明確な下降トレンド転換を確認してから、ショートエントリーを検討。
注意点:
ドル円との逆相関関係に注意する。
米国と英国の金融政策の違いを意識する。ドルカナダ (USDCAD):
見通し: 方向感に欠ける展開が予想される。
戦略: 4時間足の動きを注視し、明確なトレンドが出てからエントリーを検討する。
上昇トレンドが継続する場合は、押し目買い戦略
下降トレンドに転換する場合は、戻り売り戦略
注意点: 原油価格の動向に注意する。カナダ円 (CADJPY):
見通し: 4時間足の上昇トレンド継続または、調整局面に入る可能性あり。
戦略:
4時間足の動きを確認し、上昇トレンドが継続する場合は、押し目買い戦略。
1時間足で下降トレンドに転換するようであれば、ショートも視野に入れる。
注意点:
ドルカナダと円、両方の動きに影響を受けるため、注意深く分析する。豪ドル円 (AUDJPY):
見通し: 4時間足の下降トレンド継続を予想。
戦略: 戻り売り戦略
1時間足で反発の兆候が出ている場合でも、4時間足のトレンド転換を確認するまでは、戻り売り戦略を継続。
注意点:
中国経済の動向に注意する。ニュージーランド円 (NZDJPY):
見通し: 4時間足の上昇トレンド継続を予想。
戦略:
4時間足の1波を確認し、2波で押し目買いを狙う。
1時間足の動きを注視し、上昇トレンド転換の兆候があればショートも視野に入れる。
注意点:
リスクオン通貨であるため、市場心理に左右されやすい点を意識する。ニュージーランドドル (NZDUSD):
見通し: 4時間足の下降トレンド継続を予想。
戦略: 戻り売り戦略を継続
他のクロス円の動向も参考に、総合的に判断する。
注意点:
リスクオン通貨であるため、市場心理に左右されやすい点を意識する。
ドル円との逆相関関係に注意する。
来週の経済指標とイベント:
9/23: 欧州9月PMI速報値
9/24: 米消費者信頼感指数
9/26: 米8月コア資本財、パウエルFRB議長発言
9/27: 東京コアCPI、米コアPCE、自民党総裁選
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