20240517相場


1. 相場見通し

- 日経平均株価は前日の米国株安を受けて反落が予想される

- 半導体関連銘柄の値動きに注目が集まりそう

- アプライドマテリアルズの決算発表が東京エレクトロン等に影響する可能性


2. 当日の予定

- 中国の4月の鉱工業生産、小売売上高、1-4月の固定資産投資などの経済指標発表


3. 前場のマーケットデータ 

- 日経平均は前日比+534円の3万8,920円で終了

- 米国株式市場は下落

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引後
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- 日経平均株価は前日比132円88銭安の3万8787円38銭で終了。米国市場の反落を受け、利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢だった。

- 東証プライムの売買代金は約4兆236億円。値下がり銘柄数592、値上がり999。

- 為替市場でドル高・円安となり、自動車株が買われた。

- 日銀の金融政策正常化観測から、銀行や鉄鋼など金利上昇銘柄が堅調だった。
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反省
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1. 朝の相場見通しでは、米国市場の反落を受けて日経平均が400円安程度と予想していましたが、実際の下げ幅は132円と小幅に留まりました。市場の反発力を過小評価してしまった点が反省材料です。

2. 前場で売りが一服した後の相場の底堅さについて、十分に分析が及びませんでした。日銀の国債買入れ額が据え置かれたこと、為替の円安進行などが下支え要因となったことを見落としてしまいました。

3. 金利センシティブ銘柄の値動きについて、詳しく解説できませんでした。日銀の金融政策正常化観測から、銀行や鉄鋼などの割安株が買われたことに十分に触れられませんでした。

4. 売買代金の活発さや、値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回った点については指摘できましたが、主な材料銘柄の値動きの背景分析が不足していました。

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