20240521相場
1. 相場見通し
- 日経平均株価は前日の米ハイテク株高を受けて続伸が見込まれる
- ナスダック総合株価指数が過去最高値を更新するなど、米ハイテク株が上昇
- 半導体関連株の上げが日経平均を押し上げる可能性
- 日経平均は3万9500円前後が上値の目安
2. 本日の予定
- 4月の首都圏新築分譲マンション発売数値が発表される
3. 前営業日の主なマーケットデータ
- 日経平均は39,069円と282円高
- 東証プライム市場の売買代金は4兆1,510億円
- 米ダウ平均は下落も、ナスダック総合は過去最高値を更新
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トレードプラン
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1. 主要な株式市場と米国債利回りの動向
2. 米国の金融政策への思惑(FRB高官の発言、22日のFOMC議事録に注目)
3. 日本円売りの流れの行方
このうち、株価や債券の動きは為替相場の先行指標となりうるため、上昇気配であればドル高/円安の流れが継続する公算が高まります。
一方で、FRB高官の発言次第では金融引き締め長期化への思惑が高まり、ドル高が加速する可能性もあります。ただし過度の金利先高観は株価を押し下げるリスクもあります。
最大の焦点は日本円売りの流れの行方でしょう。最近は155円前後で為替介入の噂が出るなど、円安に一定の歯止めがかかっている状況です。
【売り】
- 主要株価が下落して安全資産先行の動きとなれば、ドル売り・円買いのチャンスと判断
- FRB高官からハト派発言があればドル売り
【買い】
- 主要株価が上昇し、ドル高期待が高まればドル買い・円売りのチャンス
- FRB高官から強硬発言があればドル買い
- 日中は155円を上抜く場合にドル円ロングを検討
なお、経済指標を受けて動く可能性も十分にありますので、RBAの議事録やカナダCPIなどの発表にも注意が必要です。
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