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2020年度愛知医科大看護学部一般入試英語 解答解説

2020愛知医科大学看護学部一般入試英語解答解説         複写転売禁止


【解答】
問1 we weather
問2 4. until
問3 2
問4 3
問5 1
問6 sure what was supposed to happen
問7 1
問8 3. before
問9 道/道路
問10 1. ○ 2. × 3. ×

【解説】
問1  難問である。解けなくても差はつかないので安心してほしい。
(a)まず下線部について
・主語の直後のboysは同格。
・be dressed to do...「…するのにふさわしい服装をしている」
例)The graduating students were all dressed to attend their graduation party.「卒業生は皆謝恩会に出席するのにふさわしい服装をしていた」
・be out「戸外にいる」。outは副詞で「外で」
例)It's terribly cold out.「外はとても寒い」
・in this cold「この寒さの中で」。coldは名詞で、the cold「寒さ」の形でよく使う。
例)They refused to wait outside in the cold.「彼らは寒い中外で待つのはいやだと言った」
・よって下線部は「君たち男の子はこの寒さの中、戸外にいるのにふさわしい服装はしていない」の意味。
(b)この下線部と同じ内容は、第6段落第2文のwe really should have had better gear for the cold weatherである。
・should have doneは「…すべきだったのに」
・gearはここでは「衣服」の意味だが、受験生には無理だと思われる。
・have better gear for Aで「Aにもっとふさわしい服装を着る」になる。
よって、該当箇所は「寒い天候にはもっとふさわしい服を着るべきだった」の意味になる。

問2 選択肢はすべて接続詞なので、文脈で解くしかないが、ヒントは空所の前のコンマ。一般に従属接続詞はコンマなしで用いるが、特別な用法のときはコンマがいる。
SV..., until SV~「…して、ついに~」―前から訳し下ろす点に注意。
例)She ran and ran, until she came to a small village.「彼女はどんどん走り、ついに小さな村にたどりついた」
なお、この用法で「ついに」を強調するためuntilの後に副詞finally「とうとう」をつけることがある。本問もそのケースである。ただ、訳すときはfinallyは無視して良い。
例)She pleaded with them, until they finally gave in.「彼女は彼らに懇願して、ついに彼らは降参した」
untilを入れると、「…が何の効果もなかった。ついに僕たちはあきらめて、見えたただ一つの明かりの方へ歩こうと決めた」となり、文脈にも合うので、4. untilが正解である。

問3  so much for Aは熟語で「Aはこれでおしまいだ」の意味。
例)So much for today!「今日はこれまで」
・shortcutは「近道」。
選択肢の訳は以下の通り。
1.「彼らの近道を取ろうという試みはうまくいった」
 turn out well「うまくいく」
2.「彼らの近道を取ろうという試みは失敗した」
 prove C「Cであるとわかる、判明する」
3.「彼らの近道を取ろうという試みは続くのであった」
 be+to不定詞で「運命」を表す。
4. 「彼らの近道を取ろうという試みは大変な努力が必要であった」
よって、2が正解となる。

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