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フェレンの持ち込みデッキ紹介-テリー編-

1.概要
卍現環境最強テリーくん卍
何にでも勝てる可能性があるデッキなので持ち込みは必須。アリーナに対して不利とかナインククールに不利とか言われますが、それを全部無視して貫通するだけのパワーを持っているスーパーデッキ。盗賊の極意にはマチュピチュさんというレックテリー使いの金字塔がいらっしゃるので、その方に教わりながらプレイを極めていきました。本当にありがとうございました。師匠がマチュピチュさんなこともあって、リストは巷で流行っているローシュ&グレイグが入っていないマチュピチュ式を採用。テリー有利と見られていたアリーナが1位を取り、テリーの時代は儚い夢と化したと思われたと思われた1月。2位3位8位10位についでマチュピチュさんが12位につけたのは彼自身のほかとは違う「哲学」が存在しており、そこに私は可能性を感じた、ということです。彼の「哲学」は後々紹介しますが、ぜひ、彼の「哲学」で作られている構築を尊敬を以てマチュピチュ式と呼んでください。
2構築
「今更そのカードなんて説明しなくてもわかるわ!」というカードも多いですが、大事な一枚一枚ですので、今更感ある者たちはさらっと流してしまってくだせえ。

・たこやり兵 ★★★★☆︎
1コスの追加応援札なだけではなく、それ以上の仕事をするパネエカードその2。テリーの終盤の応援=1点なので、こいつは実質貫通1/2のメラゴーストということになります。すごい。
このデッキにおいて「1点」を出すカードは非常に重要(後々説明します)で、序盤はテンスキと合わせて4点6点を取る必要がある場合はテンションより優先してこいつを出す選択を取ることがあります。特にミラーは多いですね。基本「テンションカードを増やすカード」であり、最終盤の打点用に温存したいカードではあるのですが、それ自体の1/2というスタッツ自体の価値を考えて、テンションカードを使うのかたこを出すのか考える必要があります。
タコ族って可愛いですよね。キュララナタコメットを狼牙突いてた時代が懐かしい。

・おばけアリクイ ★★★★★
剣を持ってくるのになぜかレックレベル2を発動させてかつ1ドローもしてくれるパネエカードその2。こいつの価値は「剣を持ってくる」「1コスでレック2が回る」「たまにドローをする」の3つで、このカードが現れたことによってレックテリーはTier1になったと言って間違いないカード。
デッキに剣が4まいあることによって、単純計算で4T目までに剣を握れる確率が80%となった結果、レックテリーの最強の動きである6使いを実現する確率を引き上げることになったのです。レックテリーが欲しかったのは「3T目と4T目に剣を握りながらレックを進めるカード」。フラワーゾンビではこの働きができないので、前環境でレックテリーはパワーが運に左右され、ナインゼシカメタの位置に徹するしか解答がなかった、というわけです。
僕正直このカード出た時評価2だったんですよね。いやあ懐かしい。

・メラゴースト ★★★☆︎☆︎
何が環境を取ろうと。何が覇権になろうと。ついぞ環境から消えることはなかったライバルズを象徴するようなカード。その強さは時代が証明しています。
レックテリーの「1点」を出すことに対する価値は非常に高く、持ってるだけで安心感を得るカード。
レックテリーはMP通りの動きをすることが多く、毎ターン欲しい訳ではない上、6T目以降はメラとしての価値しか持たないため、採用は1まい。2まいにするとデッキパワーが落ちるかな、と感じました。
毎回誰かが錬金しようとしてでも結果連勤されないそういう意味ではちょっと不遇なカード。

・とげぼうず ★★★★★
モーモン1/2/2が基本スタッツなはずなのにそれをガン無視で作られた世界最強1/3/2。今回落ちる「小さな希望のシンフォニー」という激ヤバ団の一員です。
バスタードソードや天使の一撃などHP2が取られやすい環境であるため1/3/2が弱いと抜く人が多かったこのカードですが、このデッキの根幹となるカードであり、マチュピチュ式の真髄がここにあります。
1T目にレックをする都合上、2T目はテンションプラス1コスの動きが望ましく、マリガンで多くのカードを返すとその動きができずテンションエンドになってしまう可能性があります。それを解消するのがこのとげぼうずというカード。2T目に「テンション+とげぼうず」の動きを作ることによって1Tレックを正当化し、暗黒の使いを引きに行くマリガンすら正当化させています。
とげぼうずが場にいて殴る殴らない問題は、相手の速攻札や突進札、次のターンの相手の面をとげぼうずで返す必要があるかどうかで判断します。自分がバスタードソードを持っててテンションが溜まる状態で、相手は次のターンサンチョを出すのが一番強い、という盤面だった場合殴ります。25点がHPであるゲームにおいて、3点は想像以上に大きく、相手に除去されただけで仕事を終えてはいけない時もあります。もちろん、こいつで処理に向かった方が強い盤面もあるので、こいつもゲームを難しくしてるカードではありますね。
実はレックテリーで絶好調軸を考えていた時もありました。当たり前のように弱くてちょっと悲しかったです。バスタードソードは偉大。

・プチファイター ★★★☆︎☆︎
いけ!走れ!モーモン!なぜ走らないんだ!お前には気合が足りん!を気合でなんとかしたカード。冷静に考えなくても強いよね。
伝説デッキではよくパワースナイプ扱いされてる彼ですが、レックテリーは純粋に火力として運用することが多いです。AoEを持っていないデッキ、特にナイントルネコやレックピサロに対して4T目か5T目に一気に2匹走らせる、みたいなことが強かったりすることもあります。
終盤のトッププチファイターで何回勝ったことか……。バーストダメージの出ないテリーの頼れる1コスくんです。
この子も今回落ちる「小さな希望のシンフォニー」という激ヤバ団の一員。どんだけ強いんだその弾……。

・勇者レック ★★★★★
真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」のヒーローカード。レックミネアが元気すぎてナーフされてからピサロ専用機みたいなイメージはあったんじゃないでしょうか。
レベル1に1ドロー、レベル2はテンション+1、レベル3は無限リソースという勇者エイトをあざ笑うかのような性能を持つカード。レベル3になる時が重要で、1T目から考えることは5T目、6T目となります。レックテリーのレベル3は弱いと思われがちですが、実はそうでもなく、熟練度の基本は「スキルブースト2+レックレベル3による2」となります。ズーボーだけその動きに反してるんですよね。でも彼は強いので採用されます。
この英雄だけなぜか演出スキップ機能がなく、レベル3になる時の演出は殊更多いので、先行入力をするか、タイムバーが出る前にレックのレベルを上げる必要があります。実はこれはレックを使う上で最重要な事項です。タイムオーバーしたらお話しになりませんからねえ。
僕はDQ6やったことないので実はそんなに思い入れもないんですけどレックテリーを何回も使ってたら結構好きになりました。そういうところもライバルズの魅力かな、と思います(媚)。

・アルゴリザード ★★☆☆︎☆︎
レックテリーの唯一の飛び道具で走る1/2。まあ悪くないかなって感じの性能。たまに1点速攻でリーサルをとる時がある。
2面処理できるのと手札から3点飛ばせることは見た目以上に大きくて、ミラーのサソリアーマー4/6をテンスキとこいつで処理することがあります。しかし、3T目や4T目のひっつきの熟練度カードがない場合はそこまで優先択にならないので使い勝手がそこまで良いわけではありません。れんけいの効果でテンションマックスにする必要ありますし。
まあ、便利なことには変わりないんですけどね。見た目以上に使いづらいカードです。後攻2T目や先攻3T目に出すアルゴリザードは弱すぎるので注意。
唐突なんですがアルゴングレードの性能が好きでよく使ってはデッキから抜いてます。スタッツがいいカードは軒並み刷られるような気がするので3/4/4がそこまで強くない環境になりそうなのはちょっと残念。もっとデメリットカード増やそ?

・デススパーク ★★★★★
2/3/2盤面2点とかいうちょっと何言ってるかわからないパネエカードその3。しかもステルスついてる。は?
とにかく盤面を取ってくるデッキに対してめちゃくちゃ強いカード。ミラーやナイントルネコ、レックピサロはもちろんのこと伝説アリーナにも強いカードです。
1まいで2面処理できるため4T目に伏せておけば5T目の未来を信じてを正当化してくれます。後攻2T目に伏せれば3T目のさそりアーマーが安着します。色々とすごいカード。
バスタードソードがあれば起動する熟練度2もなかなか絶妙で、熟練度3だと全然使えないカードになります。初手こいつにレックを振るのは全然ありますが、剣を持つと振った意味がなくなることを頭に入れてから振りましょう。もちろん2T目に出す場合は振っていいんですけど。
ちなみにデススパークが唱えてる呪文はベギラマだそうです。顔に2点いれてくれえ。

・バスタードソード ★★★★★
昔は価値が低かったこの剣も今や星5つの時代ですよ。時代は変わりますねえ。何度も言いますがこいつを4T目までに握れる確率は80%です。
HP2をとることができ、テンションを絡めたらHP5をとることができる。振るだけでバリューになる。テンスキ絡めて顔に5点!うん。強い。
昔は熟練度カードが少なくレックテリーの熟練度の価値が低かったのですが、最近はズーボーとアリクイを手に入れた結果その価値が爆上がり。よかったねえ。
この剣の存在により対テリーではHP2とHP5の価値は少なく、「剣を握られた時のHP3」が一番価値が高いHPになります。
DQ3でバラモスをひとり旅で倒したらもらえる剣だからこの剣も使って場にアリアハン王がいる状態でバラモスを倒すと何か起こらないかな?

・ダークホビット ★★★★☆
2/3/4仁王立ちとかいう非常にぶっ壊れなはずなんだけどあんまり印象にないのはテリーがピサロと違って3/2を場に出さないからでしょうか。
初手に何も熟練度ユニットがいない場合やアリクイしかいなかった場合、こいつに2回かけして2T目に2/3/4を出す時があります。後攻はバスタードソード1本で熟練度3は達成できるので振るときはバスタードソードとの相談をしてください。
ギリギリ中型とも言えるスタッツが絶妙。ミラーなどではこいつをとるために1点を盤面に散らすということも大事。あと2体並べるとめっちゃ強い。
無能な先輩2/2/2仁王立ちのシールドこぞうさんと有能な後輩2/3/4仁王立ちダークホビットくんの本はありませんかね?

・エビルポット ★★★★★
なんかドローするベビーパンサー。弱いわけがないよね!
テンション上げるユニットは本当に大事でリーサルを取りに行くときに未来をお祈りしたりします。
他の人のリストでは1テン2ポットとかするみたいですけど、僕のリストでそれをやると負けます。悪しからず。
4T目か5T目でこいつを使ってテンションを2回回してさそりアーマーなどのケツ6ユニットをとったりしますが、そのあとのテンションの切り方にご注意を。
今デッキに何枚応援ユニットが入ってるか考えながらテンションを切っていってください。テンションが必要な時にテンションがあげられないと負けで、逆に相手がケア外からテンションを回す動きをした場合、強い動きになった、ということもあります。
今や一家に一台エビルポットの時代ですね。

・オルテガ ★★☆☆☆
個人的に嫌いなカード。最初はローシュ入りでオルテガ抜きのリストを使っていたのですがマチュピチュさんに「それならローシュ抜いたほうがマシ」と言われたので泣く泣くリストラされなかった3/3/3。
効果はもちろん強いですよ?ミレーユズーボー(グレイグローシュ)をサーチしてコストを-1する。強いんですが、本体が弱すぎる。特にミラーで相手のテンションでとられるのがあまりにも弱い。
あとオルテガとローシュが共存してる人に聞きたいんですけど、ローシュからオルテガ引いたらどうするんですかね……?オルテガからローシュは3/4/4即ドロー、ローシュからオルテガは3/4/4死亡時ドロー。2Tかけてレックを進めずにその動きをするのって弱くないですか……?サーチカードがサーチされる状態になるのが非常に嫌でローシュとオルテガの共存は個人的にミスマッチだと思います。
ちなみに後2オルテガ後3ミレーユはアリーナに対して強かったりします。
ミレーユをサーチしてくれ。頼む。
実装される時カンダダマスクじゃなくて本当に良かったよね。

・ラプソーン ★★★★★★★★★★★★★★★
世界最強3/3/3。アリーナ以外の全ての対面に刺さります。もはやキープしたいぐらい。次スタン落ちしてなければこいつを錬金するっていうぐらいすきです。
ミラーでもかなり働きます。ヒーロースキル攻撃力3で簡単にとられるじゃないか!って言われそうですが、テリーは飛び道具がなく、テンションを上げるのにユニットを置く必要があるので、テンションで取られないようにすれば大体刺さります。これ1まいでミレーユ相手は持ってて自分は持っていない試合を捲ったこともあるくらいのパワーカード。入れない意味がわからない。
ひっつきでアリクイを使ったり、2コス熟練度を使ったり。こいつがいた場合1Tテンションから入る択を考慮する必要もあります。
ククールでレモン農家をしてたのも懐かしいですね。今となっては思い出ですがあのとき対面してて嫌だったなあ。

・さそりアーマー ★★★★★
こいつ無くしてテリーは語れない4/4/6。4/4/6 1軽減というどこぞのたてまじんを彷彿させる良スタッツが熟練度2でもらえちゃう。お買い得。
こいつのおかげでテリーが成り立ってるといって良いほどいぶし銀の活躍をするカード。バスタードソードを使えば条件は勝手に達成されますが、後3に出す時はレックを振る必要があるのでご注意を。
4/4/6は条件達成ユニット(ゴンズとか)に贈られるユニットですが、このサイズが本当にちょうどよくて、例えばミラーではテンスキ+剣でとれませんし、トルネコはこいつにハンフリーを使いたいぐらい。
なるべくこいつを生かしながら戦えば、剣による反撃ダメージも食らわないし盤面にでかいのはいるしでいい感じ。しにがみへいには要注意。
さそり系統かわいくて好きですがなんかこいつゴツい。痛そう。

・夢占い師ミレーユ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
なんで許された。


・ズーボー ★★★★★
世間が騒いでるほど強くないけど間違いなく強いユニット。正直僕のリストで熟練度5を達成することはあまりないです。なくはないけど。
ズーボーの回答がない相手に対して最大値ズーボーは間違いなく強くて、それだけで勝てたりもしますが、基本は熟練度3で運用することを考えたほうが良いと思います。
レックレベル1とバスタードソードを絡めると簡単に達成できるんですが、未来をこのユニットに打つ時は盤面が負けていてどうしようもなく1T欲しい時と、相手にズーボーを出された時。ズーボーにはズーボーがいちばんの回答です。
このズーボーで相手を止めるために、ズーボーを出す予定の時は仁王立ちを後ろに出しましょう。

・暗黒の使い ★★★★★★★★★★
このデッキの主軸にしてぶっ壊れデビルアーマー。サーチしてサーチしたもののコストを下げるとかなんで許されてるんでしょうか。
マリガンで何も来ない場合、こいつを狙いに行きます。マチュピチュ式の真髄はこの暗黒の使いにあって、レックレベル1+バスタードソード+スキルブースト2+未来を信じて=8なので、6T目に暗黒の使い+らいじんのけんをすることを目標にします。
バスタードソードを4T目までに握れる確率は80%で、なおかつ3T目までに暗黒の使いを引くことができるのは50%。このリストを使うと40%で6T目にらいじんのけんを握ることができるのです。そうした場合ほぼ勝率は100%に近いので、30%強の確率で自動勝利することができるのです。すごくね?
ミラーとかではたまに半端な熟練度で置く時があります。先に暗黒の使いを置いたほうが強い。
ところでここの欄ってカードの採用理由とか書く欄なんだけど立ち回りとか書いてこのあと書くことあるんですかね?

・オリハルゴン ★★★★☆
いるだけで圧力になるカード。6/7というスタッツが大きくて、アリーナ戦に役に立ちます。
ミラーはどっちも引くことができた試合はオリハルゴンを持ってるほうが強いというくらいパワーがあります。
互角の時はあんまり使えなかったり、小回りが効かないことを加味しての星4ですが、このデッキの中でもパワーだけは随一のカードです。
イルルカめっちゃ好きだったんですよね。しん・りゅうおう実装されるしグランエスタークとかも実装してくれないかな〜と思いつつ。

・らいじんのけん ★★★★★
これで良かったんだよ。こういう剣で。テリーにたりないバーストダメージをようやく補完してくれた剣。
祠とか組み合わせてファラリスブルで何かやるデッキを考えてはいたんですが、顔が足りなくておじゃんに。やはりミレーユいないと回復量が足りないですよね。

不採用カード
・守りの極意 ★★☆☆☆
メラゴとの選択枠。アリーナに強い。僕は1T目におけるメラゴのほうがいいと思ったけどどうだろうか。

・ファーリス ★★☆☆☆
ピサロには強いがアリーナとミラーに弱すぎたため不採用。これを採用するんならグレイグを入れます。弱いわけじゃないけどね。

・ローシュ ★☆☆☆☆
嫌い。マチュピチュさん曰く「うまいテリー使いが使う分には強いけど下手な人が使うと弱いカード」。ローシュにプレイを歪めさせられることが多くて僕には使えないカードだと思ったので抜きました。強いとは思うけど本体の4/4/4が絶妙に弱い。勝ちを勝ちにするカードではあるけど負けを勝ちにするカードではないと思います。

・グレイグ ★★★★★
本当に入れたかったカード。でもサーチが濁るのが嫌で、ローシュグレイグセットを入れない限りこのカードは採用できないだろうな、と。
ミラーはローシュの効果が載っていないとあまり強くないのも一つ。ローシュなんかよりもずっとずっと強いカードで本当に入れたかった。
レックが進まないのがいちばんの不採用理由。連携がプレイを歪ませるっていうのもあるし。


3立ち回り
なげえよカード紹介って思った人は素直に手をあげてください。そしてここまで飛ばした人も。僕も正直長すぎてこのあとトルネコククールこのボリュームで書くの!?って気分になってます。あは。
このデッキの終着点は6暗黒の使いらいじんの剣です。それを達成するための30枚のリストとなっています。マチュピチュ式の真髄はここにあって、レックレベル1+バスタードソード+スキルブースト2+未来を信じて=8を狙います。
マリガンで全部を返してバスタードソードを4T目までに握れる確率は80%で、なおかつ3T目までに暗黒の使いを引くことができるのは50%。このリストを使うと40%で6T目にらいじんのけんを握ることができるのです。そうした場合ほぼ勝率は100%に近いので、30%強の確率で自動勝利できます(再放送)。勇者杯の決勝の3戦でこの確率を得れば勝てるというのは、練度で勝負することから逃げた私のテリーへの「答え」です。
それぞれに場合分けして考えてみましょう。

①理想パターン/暗黒の使いも剣も引けてるパターン(40%)
1レック
2レック テンション 1コスユニット
3レックレベル2起動
4レックレベル2起動(ここまでにバスタードソードを握っておく)
5レックレベル3 +3コス
6暗黒の使い+らいじんのけん
7〜9詰め

1レックから入るのがミソで、1レックをすることで5T目にレックレベル3を打てるようになります。マチュピチュさん曰く「早くレックをあげたほうが勝率が上がる」。これはローシュグレイグ入りのミッドレンジテリーとは真逆のことで、あちらは「レックレベル1をなるべく強く使う」立ち回りをするのに対し、こちらはあまりにも弱すぎる動きになる時以外では1レックから入ります。ライバルズは盤面を作ってからドローをするのが強いと言われていますが、その例に漏れずに小駒ユニットで盤面を作った後にドローをするのが強い。

②暗黒の使いを引いたけど剣を引けなかったパターン(10%)と途中で暗黒を引いたパターン(15%〜)
1レック
2レック テンション 1コスユニット
3レックレベル2起動
4レックレベル2起動
5 2+2+1or4+1(流石に剣を握りたい)
6 4+レックレベル2(レベル1を使いに使って剣を振った場合は使わなくても良い)
7暗黒の使い(熟練度7)+らいじんのけん(1コスト)

暗黒の使いを最初に拾ってバスタードソードを拾えなかった場合はレックレベル1(バスタードソード)+レックレベル3(バスタードソード)+スキルブースト3=熟練度7を目指します。7T目までにスキルブーストを3ためて、熟練度2を2回足せば7T目にらいじんのけんが握れます。あんまり強い動きではないですが、及第点といったところ。この動きをした時の勝率はまああって6割程度かなあ、という印象。8T目にレベル3+暗黒の使い熟練度8も弱くはないですが……という印象ですね。

③暗黒の使いを最後まで引けなかったパターン(25%〜)
ガンバレ。アグロすればなんとかなるんじゃねって感じで事故ったら1Tメラゴとかやったりします。サマルトリアが入っていないためレックを後回しに使うのは正当性がありませんが、アグロしながらレックを4T目くらいに回してうまく動ければ活路はあります。ミレーユ引ければ戦えるので諦めずに戦いましょう。とは言ったものの、やはりこのデッキで一番勝率が出るのは1レックなので注意。勝率は50%くらい。

以上テリーの起こりうる変化を場合分けして書いてみました。え?わかりづらいし最後が雑?知らん。僕もわからねえんだ難しいんだよレックテリーってデッキはよお!
ここまで読んでもらってわかると思うのですが、このデッキは「レックを回すこと」を主軸にしたデッキで、レックが回らないカードはあまり入れたくないのです。だからグレイグやローシュは抜く必要があったんですね。単純に僕のリストを見て「弱い」と断言した人はここまで読みきった上でこのデッキが弱いか判断していたのかどうか……。そこまで読んで弱いっていうならまあその人にとっては弱いんでしょうね……。
あとは対面次第で気をつけることとか書いていきます。

☆対テリー(ミラー) 微有利
・次のターンにテンションを回す必要があるのかどうかをよく考えつつテンスキを吐く。剣と合わせて5点、剣なしで3点。盤面の1点やメラゴーストの1点をうまく使ってさそりアーマーやダークホビットの偶数ケツ軍団を取ろう。
・さそりアーマーは優先して取りたい。テンションプラスアルゴリザードで取れるのは覚えといて損はない。
・常に攻撃力1のユニットを場に展開しているのが理想。同様に、相手の攻撃力1のユニットは切るだけ処理しよう。
・基本は盤面ゲーで、レックを1T目に使うこちらが先に盤面を作る権利を得やすいため、少々やりやすい。
・結局ミレーユを持ってるほうが勝つが、ラプソーン一枚でその差を埋めることができることもあるのでラプソーンは神。
・盤面作って先に暗黒の使いを置くのが強い。熟練度4〜6でもこちらが盤面をとってる状態なら6T目に出してしまうと勝ちやすい。

☆対アリーナ 不利
・アグロをしよう。序盤にどんだけ削れるかが勝負。
・マルティナで死なないようにする。
・後ろにさそりアーマーやズーボー、ミレーユなどの中型ユニットを並べ、前に小型ユニットを並べよう。歴戦の武闘家たちから中型ユニットを守る戦いをするのが一番良い。
・相手の処理は歴戦の武闘家とブライが基本なため、その3枚をいかに切らせるかということを考えて、中型一つを通そう。
・ビビアンはなるべくとっておきたい。
・3/3/5仁王立ちを簡単に取れるようにしておこう。デススパークや剣+テンスキやアルゴリザード+テンスキを常に用意しておこう。サンチョに止められたら負け。
・5T目のHP6は相手目線苦戦しがち。
・たまにデススパークで相手が伝説を打てない盤面を作ると刺さる時がある。

☆対トルネコ 有利
・序盤の盤面を頑張ってとりきってラストテンツクを間に合わせないのが基本。
・6開けプランをされたら余程のこと(ミレーユ)がないと負けなので、6T目に小駒を並べるのはやめよう。
・さそりアーマーやダークホビットなどがトルネコ目線厄介なので早々にそいつらを展開していきたいところ。
・煉獄の番兵を簡単に取れるように牽制しておくとよい。
・ラプソーンは神。坑道からユニットが出てくるターンの前、先5や後4T目におくと無条件で帰ってくるのを頭に入れておこう。一角うさぎ?知らんな。
・盤面を取られさえしなければ勝てるので頑張って盤面を取ろう。
・後2聖水アルゴリザードはしてはいけない。

⭐︎対ピサロ 互角
・相手の盤面からこっちの盤面に当てるプレイをする。
・ミレーユが大事というか必須。
・相手は盤面からしかダメージを出せないので、とにかく盤面を制圧する。
・さそりアーマーを信じてはいけない(しにがみへい)。
・にくきゅうまどうケアで小駒を後ろ、中型を前にする配置が良いが、ホメロスと相談。「ホメロスを置かれても負けない盤面」を作りながら「後ろに小駒をおく」を達成しなければならない。
・終盤のムドーを相手が引いてるかどうかで勝敗が決まる。
・やはりラプソーンは神。ラプソーン一枚で勝てるレベルで零の洗礼のないピサロはラプソーンに弱い。

⭐︎対塔ピサロ 有利
・負けない。

☆対伝説カミュ おそらく有利
・あんまわからない。


マリガン
共通
・暗黒の使い

アリーナ以外
・ラプソーン
・ミレーユ

後攻
・さそりアーマー

とにかく暗黒の使いを引きに行くマリガンをする。

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