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花のある暮らしの会

 4年前から月に1回、自宅で花の教室を開いてきた。資格を取るようなハイレベルな教室ではなく、お花が好きな人集まれ〜的なゆるい教室だ。毎月テーマを決めて募集する。参加者の分だけ資材を仕入れに行き、お花だけは当日仕入れる。仕入れ先は花屋をしていた時に通っていた問屋なので、ロットも多い分安く手に入る。教室を始めた当初から同級生2人に手伝ってもらい、一緒に仕入れから花の水揚げまでをする。その後、3人で昼食を済ませて、時間が来たらお生徒さん達も揃い、さぁ〜!始まりま〜す。
 いつも思うのが、同じ花材、同じ形態なのに、皆さんそれぞれいつも趣が違う。本当に不思議だ。個性というのがにじみ出てくる。それに美意識もそれぞれかもしれない。私は基本だけ伝えたら、自分で愛せる作品になるよう自由にアレンジしてもらう。自分の手をかけた物を愛せるかどうかが着地点だ。
 コロナ禍で、花の教室も再開するかどうかも思案中だけど、お花が好きな人達の手助けができる方法が他にあれば、またチャレンジしようと思っている。
 座右の銘である『花には水を 人には愛を』という、相田みつをさんの言葉を忘れずにいたい。


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