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株式会社スケブ様へ

記事1

Skebの検出Aiを突破するその1

権利侵害の理由として「Skeb上に掲載された画像の中にAI生成画像を含まれている」危険性を示唆させるというが、
この記事で説明していることは「AIで生成された画像データから1ピクセルの情報も残さずに上塗りしろ」というもので、
そもそもそれはもうAI生成画像じゃない。

酒税法で酒類に不可飲処置を施したら法律上では酒類と判定されないのと一緒。検出AIが判定出来なくなるまで加工をされたものはAI生成画像とは全くの別物である。

詳細は「ツールを利用して1枚の画像から10枚以上に分けたレイヤーに分けて、
その全てを単色で塗りつぶしてレイヤー情報を再構成して更にそこからは自分の実力で仕上げろ」というものである。

こんなことは誰でも出来ることではなく、美麗に描かれたAI生成画像を単色塗りのイラストから再現するには相当の実力が伴う。
はっきり言って経験を積んだプロのイラストレーターでも難しい。
この記事を読んで「誰でも出来る」などというのは全くの幻想で、その点は「イラスト経験者じゃないと難しい」と説明もしている。

Skebの利用規約は「AI生成画像を全部、もしくはその1部分でも納品するな」「AI生成画像から加筆したものを納品するな」という規約だったはずで
ここでは元の情報データが1ピクセルも一切残っていないやり方をしてるからこそHiveの検出AIに引っかからない。

故にSkebの利用規約にここで紹介したやり方は規約に全く違反していない。
1枚の画像を10枚以上にレイヤー分けして1ピクセルも残さずに単色で塗ってから実力で上塗りしろというのは「画像から加筆する」ことにならない。

更に言えばここで書かれていた情報は現在(2023年6月29日)HIVEの検出精度が上がったので全く通用しない。


AI生成画像。
今となっては簡単な単色レイヤー分け程度では突破など出来ない


もうグレースケール画像ですらHIVEは突破できない。
既にスケブ社が主張している「AI生成画像をSkebに投稿する方法」ではなく、もう情報価値としてほぼ役に立たない。
というか最初からAI判定されることも多かった。
これが本当にHIVEの検出AIに通用するというのならスケブ社が実際にやって検証して欲しい。
記事のとおりにレイヤー分けツールでBASEレイヤーに単色塗りしただけじゃもう絶対に100%AI判定される。

「完成された文章や絵に手をいれて直すこと。」が加筆という意味。

「完成された絵の情報を外部ツール使って10枚以上に分解して、
1ピクセルも全て単色で塗り直して、
レイヤー情報を誰が見ても(ここで言うならSkebスタッフが確認しても)
不自然じゃないように再構成して、
更にそこから不自然じゃないように実力で仕上げる」なんてのは最早加筆とは呼べない。

加筆は誰でも出来るが、後者はプロでも難しい。

「AI生成画像」を「参考」にしてから自分の「手書きのイラスト」の完成を目指すというのは大多数のプロの漫画家でもやっていることで、
(小学館 マンガアプリ 「マンガワン」 ケンガンアシュラ 作画だろめおん)など
それは誰もAI生成画像からのマンガ作品などと認識も主張もしていない。
また、他者が作成したイラスト素材集などの利用などはSkebは禁止していないので納品されるものは全て自分の手書きの絵という規約も存在していない。

「SkebはAIの生成画像を納品してはいけない」「加筆してはいけない」とはあっても
「SkebはAIを参考に絵を描いて納品してはいけません」なんて規約なんか存在していないし、
他者が描いた既存の絵を「参考」にして絵を描くことは加筆行為でもなんでもない。

まさか絵を描いている人間は全員何の資料を参考もせずに素敵な絵を描いているだとでもスケブ社は主張するのか?
素人意見もいい加減にして欲しい。

Note記事の方法でAI画像生成をSkebに納品出来るという主張は、絵も描いたこともないど素人の都合のいい主張。

検証すれば記事で書かれてる情報は「AI画像を納品する」方法としては実現不可能に近いと誰でも分かる。

実際にスケブ社が記事の内容を技術的に検証したのか一切意見書には記述がないのですが、まさか自分が言ったことを特に検証もせずに鵜呑みにしたとか言わないですよね?

法廷の場でそれを証明出来る準備は出来ているんですよね?

Hive社への投資費用が損失になったと言いますが
一個人がたった10日足らずで検出AIの仕組みを把握出来るサービスを企業が投資して利用しているほうがどうかしてますよ。
現在「Hive AI」でTwitterを検索すれば誤検出の報告が大量に上がっています。

一例
https://twitter.com/sura121/status/1636539694942154752


こんないい加減な投資をするほうがおかしいのです。
投資判断の失敗を個人に押し付けないでください。


意見書には「複数のユーザーから問い合わせが来ている」とありますが、それに対してどのような返答をされているのでしょうか?


「スタッフが目視で確認しているから安心してほしい」ですか?
それで安心出来る利用者ならそれでいいのではないでしょうか?

クリエイターから「スタッフがイラストを目視で確認してくれるから安心」など聞いたことがありませんが。

記事2

AIイラストは何の実績にもならない

先程の件と同様に「AI生成画像を制作投稿して業務の強硬的かつ意図的に妨害しようとする言動が見られる」というが
「AI生成画像を制作投稿」したらHIVEの検出AIに必ず引っかかるんだから、こちらとしてはAI生成画像を投稿しろなんて一言も主張してない。
権利侵害の理由が完全に誤りである。

この問題、Twitterアカウントは、Skebスタッフがその実績を調査しているという
あやふやな情報しかサービス利用者には知らされておらず、
また「手書きと言いつつAIのように見える画像を投稿している」だけでもTwitterでは炎上しているケースもあるので、
どうにか「AI生成画像を参考にはしつつも、AI生成画像そのものを投稿することなく、炎上しないようにAIを参考にして絵を手書きで描いて実績を作れ」というのがこちらとしての主張。
ここで重要としているのはAIであることを隠すことではなく追加学習で絵柄を既出とは別のものにしろというテクニックの側面である。
別にSkebに限った話でもなんでもない。
ズブのど素人相手にAI画像のような絵を描いただけで手書きじゃないだの大騒ぎの大炎上されるケースなんて今でも数多くある。

「人間が、目視で、作品を、自分の感性に基づいて判断する」という信じられないほどいい加減で適当な判別をしている企業に対して、
AI画像を参考にするだけじゃクリエイターとして通らない。

そもそも「目視で確認」とは結局何なのか?

「機械が描いた絵」と「人間が描いた絵」を判別出来る「超能力」がスケブのスタッフには存在すると
スケブ社はまさか法廷で本気で主張でもするのか?
何を証拠に?何を根拠にそれを主張するのか?

記事3

Skebの検出AIを突破するその2(挑戦者あらわる)

「AI絵師を突破する方法(文字ママ)」(実際はAI絵師が突破する方法)を具体的に列挙し、
AI生成画像などをあたかもクリエイター画像等であるかのように仮装して、
とあるが

突破も仮装もなく、
何の加筆も編集も工夫もしてないAI画像をTwitterに上げて、
そのままSkebに申請したら何故かSkebの認証制のリクエスト機能申請が通った人間が現れたという話である。
客観的事実をそのまま書いただけだ。
この件はTwitter上でも話題になった。

投稿者(この記事でいう「挑戦者」)はスケブが主張しているような、画像に対して何かの偽装も仮装も全くやっていない。
実績と呼べるのはAI画像3枚だけ。
実績画像はHIVEの検出AIで普通にAI判定と出る。
Twitterで話題になったときにAI生成画像である「にじジャーニーV5」を使用した画像であると不特定多数から大量に指摘があった。

にも関わらず、Skebスタッフは認証制であるリクエスト機能を何故通したのか?

それは「SkebスタッフがAI生成画像の確認に際し、検出AIとともに目視による確認も行っている」のなら絶対に見逃さなかったはずだ。
たった3枚の実績画像に対してHIVEの検出AIなんて確認の為に使わなかったからHIVEの検出結果を完全に見逃したのは客観的事実。
当時、投稿者の画像は手書きを装いながらAIから生成された画像であるといった指摘がTwitterで大量にあったほど目視でもわかりやすいAI画像投稿者を何でスケブのスタッフは自ら目視した結果で見逃したのか?
社会的評価を勝手に毀損したのはスケブスタッフの確認不足だ。
この結果「にじジャーニーV5」を使用したリクエスト申請者が続出したとしたらスケブ社の確認不足が原因である。

まとめ

スケブ社はまるで宝石の鑑定士のように
「スタッフが目視でイラストをAIであるか否かを判別している」などという主張そのものが
企業として何の客観的もない相当ふざけているとしか思えない主張を続けている。
資格制度があるわけでもないのを何をどう判断と証明をしているというのか客観的根拠に基づいて未だに何の説明もしていない。
しかもにじジャーニーV5を使用した投稿者に対してリクエスト機能を許可してしまったのは否定しようも出来ない事実である。

そもそもスケブにおいてAIの利用を禁止しているのはSkebのサイトにもあるように「マネーロンダリングの防止の為」では無かったのか?
そのような説明をずっと利用者に続けてきて、いざ司法の場において何故かそれを一言も主張せず、
ここにきて「Skeb」にはAIが生成した作品が存在しない客観的な信用性があるだのという主張は今までなるがみ氏他から一度も聞いたことがない。
一体いつからスケブはそんな主張をする企業になったのか?
イラストレーターやクリエイターが安心して制作?
スケブは納品されたクライアントどころかイラストレーターからの問い合わせすらコストカットを理由に拒んできたはずである。なるがみ氏は「自分たちは場所を提供しているだけ」などという主張しかしてこなかったはずだ。安心などという言葉を使ったからには今まで納品されたイラストやクライアントからの対応に対して保証とか一度でもしてきたのか?

これまでの説明がフラフラしているのは結局、自分たちが何の客観的な根拠も持たずに主張を続けてきた証明ではないか?


削除請求については、 すでに記事は削除した。
それは自分の活動を停止するからという理由であって
自分はスケブ社の主張を一切認めてなどいない。

故に発信者情報開示請求については
開示に同意しません。


以上。