月刊メソロギア8月号:魔獣デッキ解説
※本記事はエルケン氏のポスト「月刊メソロギア8月号」がもし発売されていたらという内容の記事です。
8月は魔獣が暴れ出すっ!
8月に追加された《魔獣を統べるもの・エマ》。
まずは効果をおさらいしよう。
10/10 ディフェンダー
■召喚時発動■自分の手札にパワー9以上の《魔獣使い・エマ》がある時、自分の手札の魔獣を1枚選んだ破壊し、攻撃成功時発動を発動する。これを2回行う。
■戦場発動■ターン終了時、自分の墓地と山札からランダムな魔獣を2枚ずつ手札に加える。
手札にパワー9以上の《魔獣使い・エマ》があればという条件付きだが手札にある魔獣の効果を二回使えるのは破格である。
また戦場発動も優秀で、ランダムとはいえ合計4枚ものカードを回収できるため後続の確保ができる。
そしてサンプルリストがこれだ。
《緑エマ》と《紫エマ》、《魔獣の叡智》と《光の継承者》と計11枚も虹レアがあるのが本構築最大の難点であろうか。
もし今から生成ポイントを使って組むとなると約40000弱必要となる。正気か?
採用カード解説
・各種魔獣カード
それぞれ3枚採用。そうでないと話が始まらない。
・《魔道士・リサ》、《マッドサイエンティストちゃん》
ドローソースとして採用。《マッドサイエンティストちゃん》の枚数が多いのは手札詰まりの解消が主。
・《光の継承者》
本デッキのびっくりどっきりメカ枠1。
《魔獣の叡智》、《紫エマ》を主軸として効果を使いまわすいわば4,5枚目の《紫エマ》。後述の《混沌の使い》の効果も継承できるため奇々怪々な動きができる。
・《混沌の使い》
主に墓地にある《紫エマ》、《緑エマ》の効果を使い、素の高いパワーを生かして高打点を押し付けるのが役割である。
墓地回収の際にコストが上がってしまうのがデメリットになるが、そのデメリットは《紫エマ》《緑エマ》の効果で破壊することで踏み倒すことができる。実質デメリット無し!
プレイ指針
《紫エマ》の効果を起動し、《魔獣の叡智》で回収しながら戦うルート
《紫エマ》に《祈りの精霊》の効果を付与し《緑エマ》で起爆するルート
《光の継承者》に《魔獣の叡智》と《紫エマ》の効果を継承させ起爆するルート
《混沌の使い》で《紫エマ》《緑エマ》の効果を発動して起爆するルート
以上4点を適宜切り替えながら戦っていくのが魔獣デッキである。
組むのも難しいのに回すのも難しいときた。
でもこういうのお好みでしょう?
8月は魔獣とともに駆け抜けろ……っ!