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【カイゴのBOSS】その男60歳。在宅介護の日誌

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しっかりものの、「母がボケた、、、」 コントのような毎日と、悲しみと怒りが右往左往する日常
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#在宅介護の日誌

【オープニングとエンディング】

この感覚はアレに似て、、、 母が退院して 家に帰ってから 1週間が経つ 朝に、昼に、夕に、晩に いっしょにトイレに行く いっしょに歩く いっしょに座る いっしょにご飯を食べる いっしょに着替える ・・・・・ 手すりにつかまりながら トイレに行ったり 手すりにつかまりながら 玄関を降りたり (そして、外を散歩をする) 歩行器で家の中を移動したり (そして、窓辺で外をながめたり) ・・・・・ そんな日々は とにかく、「待つ時間」が多いのだ

【プチ老々介護の日々】

腰が痛いのである 靴下をはかせようとして かがんでいると 腰がヤバい、、、 うららかな春の日に 公園でも散歩しよーと 母の歩行器といっしょに歩いていると しばらくすると 膝が痛むのである 老々介護の日々である お互い、80代の介護なら それは、もう 絶体絶命 青色吐息 終わらないサンセット 「介護疲れの末、、、」 とかも、 キモチはわかるのである ・・・・・ 先日、母が退院してきた  (大腿骨を骨折して入院してた) 約3ヶ月半ぶりに

ヨチヨチ歩きは、おなじなのに

ヨチヨチ歩きは、おなじなのに ヨチヨチ歩き 転びそうになって 昨日のことも よく覚えてないし 時々 突拍子もないことを言い コレは 88歳の母です ・・・・・ が、 赤ちゃんだって ヨチヨチ歩き 転びそうになって (じっさい転んで泣く) ねー 同じなのにどうして? 赤ちゃんだったら 「かわいい」と思い 母には「がっかり」や「怒り」が 湧いて来たりする ・・・・・ 赤ちゃんは「これから」 母は「これまで」 赤ちゃんは「成長」 母