【PSO2】テクターについて:①サブクラス・テクニック編

はじめに

 この記事では、テクターのサブクラスの使い分け・テクニックの準備と使い方を解説したいと思います。

サブクラスの使い分けについて

 筆者の場合ですが、サブクラスはPh(ファントム)とRa(レンジャー)の2つを使い分けています。それぞれのコンテンツに対する適性については以下の表に示します。

図1

 結論から言いますと、9割以上はTePhを使っています。何故ならばTeRaは使い所が限られている上に、野良では理解がされにくく出しにくいからです。その上、TeRaは運用するのに装備・プレイヤースキル(PS)両方のハードルが高いのでオススメできない構成です。
 最近はゲームスピードが速いのもあり、サブクラスはテクニックのチャージ時間が半分になるPhが一番有力です。チャージ時間が短くなるということは、補助テクニックを打つ時間を短縮できるため、その分の時間を他の行動に使えるためです。その上、テクニックを使うスキが激減するので敵の攻撃に当たりにくくなるため、短所と言われる耐久力はあまり気になりません。サブRaだと射撃マグ・射撃ユニットが必須の上に殴りの火力やテクニック周りに一切恩恵が無いので、サブPhと比較するとレイド以外の支援は本当に弱くなります。
 この項の結論としては、以下の2点を理解して頂ければと思います。
① とりあえずTePh使っておけば間違いないということ
② 固定で突き詰める場合はTeRaが非常に有用です。ただ、野良ではリスクも多いのでお勧めしません

採用テクニックとカスタム種類

採用テクニック
○グランツ、イル・グランツ(全て閃光カスタム)
 特にグランツは取り回しがよく動く部位に定点火力として大活躍します。グランツはテクターの基盤テクニックの1つであり、貴重な遠距離攻撃のテクニックになるので、メセタをかけてでも良質な厳選を行いましょう。
 イル・グランツは単体火力+パニック付与として採用していますが、近距離だと殴りの方が良いので意外と出番は少ないです。好みでパレットから外してしまっても構わないテクニックです。

○ギ・グランツ(零式)
 対雑魚兵器。雑魚+中ボスの時もかなり活用しています。ゾンディールでは吸えない敵に対して、テクターの貴重な広範囲攻撃になるので採用したいテクニックの1つです。

○ラ・バータ(数多)
 AウォンドEチェンジの属性付与とフリーズ付与が目的のテクニックです。

○ナ・バータ零式
 重要テクニック。これを武器パレに割くためにレスタをサブパレにセットするレベルです。殴りの合間にガードしたいときに使いますし、地味ながら防御しつつ火力になることも見逃せません。テクターはPP余る傾向があり長い時間使ったとしても大して苦でもないため、回避のタイミング読めない・慣れてない攻撃に対して使うと安心して立ち回れます。ナバ零があるからこそ、無理してウォンド殴りを入れていく攻めのプレイングができますし、何が何でも生き残る様な立ち回りを実現できます。

○ギ・メギド(深闇)
 対閃光種や、固定砲台などの破壊に優れています。グランツのように追従はしてくれないことは要注意です。また、ギ・メギドは対象のエネミーとの間に壁があると遮られてしまうので、壁に隠れて打つような運用ができないようです。

○ラ・メギド零式
 サブパレに入れて採用しています。咄嗟にウォンドの属性を闇に変更したりできますし、レイドでは貴重なダメージ源になります。攻撃できないときに準備として使っておくとで、テクターの火力不足を補ってくれます。

○サフォイエ零式
 バーン付与&AウォンドEチェンジでの属性変換用。炎系テクニックは威力カスタムするとバーン付与率が下がっていくため、選択肢がこれだけになりました・・・

○イル・ゾンデ(雷迅)、ゾンディール(広域)
 イル・ゾンデは、ぶっちゃけAウォンドEチェンジの属性付与用です。移動はヘヴィハンマーで十分足りますので。テクターの役割を考えると、ゾンディールは広域一択です。

○補助系:シフタ・デバンド(数多)、レスタ(閃光)、ザンバース・メギバース(集中)
 シフデバは数多にしています。最速でノンチャージでシフタ→デバンドと入れても2回ずつかかるので、特に4人PT組んだときの取り回しが段違いです。閃光レスタはノンチャージでの回復量を増やしたく、ザンバやメギバは集中にして最速で展開したかったのでこのカスタムにしました。ザンバースやメギバースが必要な場合は大体PP余っているので、集中にして少しでもチャージ時間を短縮したいという判断です。

○レ・ザンディア
 まるグル緊急では必須テクニック。ゾンディールとは異なり、遠距離から敵を集めることができるテクニックです。肩越し視点で集めるポイントを狙って打つことができるのも強み。レ・ザンディアの威力も馬鹿にはならず、敵の集まり具合によっては複合のゲージを一瞬で最大まで溜めることも可能です。

○レ・バーランツィア
 用途は限られていますが、痒い所に手が届くテクニック。遠距離から移動しつつ継続ダメージを与えることができるので、ソロマザーデウスのナダテココ破壊などに使います。威力はあまり高い訳ではないので、火力というよりは回避しつつ攻撃するための手段にしたり、フリーズの状態異常が活きる場面で使っていきたい。

不採用テクニック
○ラ・グランツ
 最初採用しようと思いましたが、ラ・グランツを打てる距離感なら素直に殴った方が良いと思ったので不採用としました。

○イル・バータ(氷牙)
 TePhでは氷属性のマスタリーが無く、威力はかなり弱いです。特にシオンウォンドがある場合や武器にフレイズウィーク入れていない場合は、グランツを打ち続けた方が確実ですし、同じマルチにいるPhやFoのイル・バータを妨害することになりかねないのであえて採用する理由がありません。

テクニックの仕様の注意点

 テクターに限らず、PSO2のテクニックは以下の仕様があるのを頭に入れる必要があります。その注意点について解説を進めていきます。

◎補助・回復テクニックを使う場合、各々の効果を1人で共存させることはできない
 ここでいう補助・回復テクニックは、シフタ・デバンド・レスタ・アンティ・ザンバース・メギバース・ゾンディールです。これが一番の注意点です。例えば、シフタを使った後にレスタを使うと最初に使ったシフタの効果が消えてしまいます。テクターがテクニックを使う段取りをしっかり考えなくてはいけない理由の1つです。どうしても複数の補助・回復テクニックの効果を共存させたい場合は、複数人で分担する必要があります。
 この仕様がネックになるシチュエーションは、ボスがダウンしている時にザンバースで追撃しているのに途中でシフタを使ってしまうとザンバースが無くなってしまったりすることです。テクターは基本的にダウン時にシフデバ使わなくて良い様に、攻撃できないタイミングや待ち時間にシフデバを更新する、ザンバース展開しつつスーパートリートメントを使いたい場合はソルアトマイザーを投げるなどの対応が必要になります。
 しかし、他の人がザンバース打っているかどうかを確認してその人に任せられるなら自分がシフデバを掛け直すなどはできますので、周囲をよく見て使うテクニックを選ぶことが重要です。

テクニックは弱点部位でなくても、弱点属性を突いていればランダムドリンクの効果「弱点ダメージアップ」の倍率が乗る
 テクニックを使うクラスはランダムドリンク厳選が強い理由です。この仕様のため、レイド戦は基本的に弱プレを使うことをオススメします。しかし、邪竜のように氷弱点でイル・バータが弱いテクターはPAダメージアップを引いてグランツ打ったほうが良いかもしれません。レイドボスの弱点をしっかり把握して、適切なドリンクを選んで下さい。
 ・・・そして、プレミアムに入ってる方がこのドリンクの倍率が高くなるので、本気で火力を求める人はプレミアムに入る必要があります(笑)

おわりに

この記事では、テクターのサブクラスの選択肢とテクニックについて解説をしました。この知識をもとに、TePhとTeRaの使い分けについて別記事で解説を進めていきたいと思います。

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