特許翻訳者になるために必要なスキルを洗い出してみた
特許翻訳講座の受講生の方のブログから、必要なスキルを洗い出し、スキルごとに今の私からみた優先度をつけてました(主観です)。
CATツール・・・・職場でTradosなどを使っているので優先度は中程度。
特許制度・・・・職場で業務で携わっているので優先度は低め。
英語・・・・TOEICなどは受けたことがない。優先度は低め。
専門知識・・・・高校の物理化学は忘れている。バイオをやるなら学士レベルの生化学の教科書までチェックする必要あり。優先度高め。
バイオ・・・・優先度高。数年前に『Essential細胞生物学』の旧版を読んだ。実験プロトコルやバイオインフォマティクスなども勉強しないといけない。
マーケティング・ビジネス・・・・最高優先度。来年からはじまるインボイス制度を考えると法人化が望ましい。法人の設立自体は行政書士さんに頼めば数十万円でできるが、毎年の法人の決算処理は専門家に依頼する必要がありそう。
インボイス制度の導入により、会社員をしながら副業で翻訳業をはじめ、翻訳である程度稼げるようになったら会社を退職するシナリオがほぼ使えなくなる。また、当たり前だが、法人の代表になると雇用保険の失業給付は受けられなくなるので、売り上げが少ない期間に失業給付で糊口を塞ぐという手も使えなくなる。
一方で、インボイスを機に廃業する翻訳者も一定数いると考えられるため、新規参入のチャンスといえる。また、私にはそのスキルはないが、フリーランス翻訳者向けに、法人化を指南するコンサルティング業務の需要が一時的に高まりそう。
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