話しが通じない相手 1

先日こちらのスレッドに参加しました。

この返信を追って行くうちに下のような順で議論されていました。
(なお途中の返信が消えているので議論のつながりが明確ではなくなっていますが、このnoteの本旨ではないのでざっくりと眺めてください。)

これに対する返信が

そして私はこのように返信しました。

来た返信がコレ。


賢明な方々はお分かりかと思うのですが、ツイートの論旨としては

雇用関係において「理由があるから男で一括りにして差別するのがOK」ならば「理由があるから女で一括りにして差別するのもOK」になりますよ

というものなのですが、全くそれを理解できていないわけです。
この後も様々な議論が行われるわけですが、議論の最中に前提が変わります。

私は雇用関係の話はしていない、個人が性別で一括りにすることの是非を言っていた

と(雇用関係の話に強姦被害云々の例は的外れである旨の論破をした3時間後に前提が変わったことから、とにかく勝つために相当考えてひねり出したと思われます)。

保育園における男性保育士に対する差別が元々の議論であり、彼もこのような


Tweetをしていたことから、議論の前提は保育園における男性保育士差別のはずなのですが、彼の主張は「個人が性別で括って一方の性別を忌避してもよい権利の話をしていたのに、その前提を確認せずに雇用関係の話として絡んできたFeel&Forgetが悪い」になりました。
ちなみに、個人の感情の話に切り替わったことは彼のツイートのどこにも出ておらず、前提が変わったことを確認しなかった私が悪いそうです。


初めてレスバというものをやってみましたが疲れますね、これは。
発言に対して証拠を提示して反論するとか、前提は変えないとかの議論に対する真摯な態度をもたず、とにかく言い負かすために手段を択ばない子供の口喧嘩レベルの人が相手になった場合にはこちらが真摯に証拠提示や論理展開をしたところで全く意味を成しませんでした。
今回の件でTwitterでレスバしている人々の精神力の強さを思い知りましたね。


立証責任や証拠提示義務がどちらにあるのか、そういう議論の前提を理解できない人がいる。
端的に言って住んでいるクラスターが違う(穏当表現)。
現実世界ならば違うクラスターの人物と接するときは慎重になるものですが、Twitterでは違うクラスターの人物と対等な議論をする場がある。
「本来の議論」ならば知識や技術があるほうが有利なわけですが、子供の口喧嘩のように最後に勝てばよいみたいな、ゴールをずらし、前提を変えるような人とも文字だけで議論しなければならない環境は、むしろ真摯に議論のルールを重んじるほうが徒に疲れるだけだと感じました。

白饅頭氏が言う「いますぐインターネットをやめるべき」はある意味正解だなと思います。
幼少期から積み重ねたものが違う、失うものの大きさが違う、議論のレベルが違う、そういう人との議論は成立しないのに一見議論に見える言葉のやり取りはできてしまう。

最後には謎の勝利宣言が出され、嘲笑GIFを投稿された後でブロック逃亡されてしまい、私は見れなくなりましたが「話が通じていない議論」の例として、興味ある方はご覧ください。

こちらから。