フェミニスト対応について(後編)

1.フェミニズムの浸食をどう防ぐか

フェミニズムという名の「不幸な境遇の者による社会への報復」はどのようにして社会に影響を与えるのか。
結局は

・議会による法令への採用(民間への強制あり)
・役所が作ったガイドライン(民間への強制なし)

という2つの手段しかありません。
議員さんとの対話や、投票権をもつ人々への啓蒙を行えば、フェミニズムによる社会への強制を阻止することができるでしょう。
実際問題として、国民に刑罰を科すためには議会によって刑罰法令が作られなければならず、その刑罰法令が憲法に違反していれば法律は無効となったり国会での作り直しを迫られます。
そういう意味では、フェミニズムによる禁止行為の増加は、フェミニズム側に有利に進んだとしても、非常にゆっくりとしたものになるでしょう。
民主主義の原理に基づけば、過半数の納得を得る必要があるからです。


役所によるガイドラインという名の「任意の推奨」をどうしていくか。
任意の推奨の場合、刑罰規定が設けられないことから役所が自由に作れます。
フェミニストによる表現規制の主張にはよく「役所のガイドライン」が登場しますが、民間企業がそれを守らなかったからと言って民間企業が権力からペナルティを科せられることはありません。
青識亜論氏が港区役所に問い合わせた結果からもわかるとおり強制力がないのです(議会によって刑罰や行政命令権が可決されていないため)。
ガイトラインを持ち出すフェミニストに対抗する方法としては「ガイドラインは守らなくても良いものであることを周知する」という方法があるでしょう。
また、我々が攻撃されそうな企業を応援(売上的にも)して、萌え絵やセクシー広告は「批判があったとしてもそれ以上にメリットがある」という形を作っていくことも効果的でしょう。

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2.魅力で勝負する女性

何らかの事情があって他の女性の性的魅力を否定・攻撃・排除する方々がいる一方で、自らの性的魅力を肯定的に捉えて今の社会(それがフェミニストにとっての批判対象でもありますが)の中でうまく利用している女性もいます。
ある方は、バストの大きさを武器にしてYoutubeの規約内でその武器を使用して収入に結び付けている。
ある方は、自らの魅力を適正に評価して釣り合う男性を見つけ、幸せな恋愛や結婚生活を手に入れている。
フェミニズムを利用して何かを攻撃している方々が、いろいろな主張をし、それに反論が寄せられ、世の中がなかなか変わらないことにイライラし、怒りで攻撃性を増幅させている間に、自分の魅力も社会も受け入れ、相手が変わらないことを嘆くのではなく、自分を変化・適応させて怒りから離れていく。
果たしてどちらが時間を有効に使っているのでしょうか。
多くの宗教や人生相談の模範解答に倣うなら、

 今ある環境を把握してその環境の中で幸せを目指す

生き方をするのが幸せへの近道ではないでしょうか。

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3.掘り起こされた過去の言動

ちょうどタイミングよく、巨乳広告を非難した人の過去ツイートが掘り起こされ、今年の3月頃のツイートで彼女が男性から「恐怖を感じる」とまで言われて振られていたということがわかりました。
そのツイートを拡散している方の中には、彼女の行動が「その体験に基づく男性への復讐」と捉えている方もいましたが、私はそうではないと思います。
彼女は議論に勝つことが得意で、男女交際の場においても議論で勝って彼氏を支配してきたことが予想されます。
男女がパートナーを決めて近い関係を維持するとき、良い意味での妥協が必要になります。
違う個体、違う家庭環境、そのような2人の価値観が一致することはあり得ないのですからすり合わせや妥協が必要になることは当然です。
しかし、ツイートを見ていてもわかるように、議論に勝つために自分に有利なエビデンスを探し出す執念深さを持ち合わせた彼女が、男性との交際において男性とのすり合わせが行われたか(少なくとも男性が行ったすり合わせと同程度に)というと疑問です。
恋人に受け入れてほしいと思う気持ちと「支配したい」という気持ちの区別がつかず男性に恐怖を与える、それは彼女の父親が暴君であったことと無関係でしょうか。
暴君の遺伝子を継いでしまった悲劇なのか、暴君から受けた虐待被害を連鎖させているのか。

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4.幸せになるために

人はみな幸せになりたいと願います。
その幸せの水準が身の丈に合っていない場合、幸せを実感できず常に飢えた状態になりやすい。
山下智久ほどの魅力がないオジサンは、20歳前後の魅力的な女性に好かれようと思っても困難であることは当然です。
女性の場合も同様に、山本美月ほどの魅力がないのに瀬戸康史レベルの男性と結婚するのは困難です。
多くの人生相談、宗教が提示してくれている「置かれた場所で咲きなさい」「今できることをやる」を実践していくことが、近道ではないにしろ、幸せへの確度の高い道ではないでしょうか。

「今私が幸せではないのは、私以外の誰か(環境)のせいだ」が原動力となっているフェミニストが多いようですが、何世紀も前から宗教がそういう考えを戒めていることを考えると、それは人間が陥りやすい醜い考えであるといえるでしょう。

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5.まとめ

フェミニストによるクレームには無反応でいることが良いと思います。
反応すれば意地になって結果を求めようとするからです。
むしろクレームを受けた対象をフェミニストに伝わらないように応援するのが良いと思います。
その戦術は、すでに仏陀が示してくれていたものに似ています。



あなたが家で客人に差し出した食事を、もしその客人が食べなければ、その食事は結局あなたのものになるだろう。それと同じように、私はあなたが差し出した悪口を受け取らない(食べない)。その悪口は、差し出したあなたのものだ。そのまま持って帰るがよい



そしてアンチフェミニストもまた、フェミニストと同様の愚を犯さないように注意していきましょう。
マ〇コに対して未練があるなら、フェミニストに反撃する時間を恋愛工学の勉強と実践の時間に。
4~50代になって20歳美女とヤルのは難しいですが、ヤリチンが雑なセックスしかしてこなかったために開発しきれていなかった同年代女性のフロンティアを貴方が開発できるかもしれません。
フロンティアの開拓にも男の喜びはありますよ。
もしも未練がないなら、自分への投資の時間に。
マ〇コへの未練を断ち切ることができたとき、あなたに与えられた資源や時間はあきらめていない人の何倍の価値もあります。


フェミニストもアンチフェミニストも、攻撃的議論に時間を費やすことなく、自らの幸せを目指しませんか?