子育て忘備録<産後直後~、ミルクについて>

ミルクとは

言葉についてですが「ミルク」というのは人工乳を指します。
なぜこんなことを強調するかというと上級医に病棟の赤ちゃんの病状をプレゼンテーションする際に人工乳と母乳を混同してミルクと表現すると怒られることがあるからです。それくらい異なる栄養方法ということです。
以下人工乳はミルクと表現します。

ミルクと母乳の違い

・初乳(生まれた直後に出る母乳)にはIgAが分泌されており、児の腸管粘膜上で免疫作用をもたらす。
・超低出生体重児で母乳栄養は壊死性腸炎のリスクを下げる(人工乳に比べ母乳は消化管への負担が少ない)
・ミルクアレルギーでも母乳は飲める(母乳中のアレルゲンは少ないため)
・母乳栄養では母乳性黄疸になりやすい。
・母乳栄養では便秘になりにくい。

上記は学校で習ったことや上級医からの耳学問なので間違ってたらすみません。

栄養方法はどれを選択するか

ミルクと母乳をどれくらいの割合で与えるかはいろいろな状況・考え方があると思います。たとえば母乳の量が少なければミルクを追加することを余儀なくされるでしょうし、両親の働き方の関係で父がメインで哺乳させる場合はミルクの割合は多くなると思います。
本当に個人的な考え方としては母に時間があるなら愛情を育むためにも母乳栄養を積極的に行うべきではないでしょうか。

ミルクの選び方

以下
気が向いたら一般ミルク・特殊ミルクについて記載


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?