見出し画像

世界がはじまる。

まおぞうタロットでは魔術師の絵柄をアイコンに選んでいますが、とくに熟考したわけじゃないんですよね。

でもなんとなく全体の明るさと、これから始まるタロットの世界の客引きバイトさんみたいな雰囲気。

それがリーディングする人として「あ、自分だ」と思ってしまうのです。
「ワイはタロットを自由自在に操んねん!」って願望も大いにあります。

アイコン

このアイコンについては、まったく迷うことなく、一瞬で作ってしまいました。しかもイラレ使わないで、Canvaオンリーで。

さて、魔術師は1番としての宿命を与えられています。
愚者は0、または番号なし(マルセイユ版)だったので、ここからまさに実数が始まる。0から1へ。これって7から8になるよりもすごく意味がありますよね。無から実が結ばれる。

これを神話的に宇宙の誕生になぞらえると、愚者(0)は何もない空間であり、魔術師(1)は闇だけの空間に突如発生した一点の光である。という解釈もあるそうです。

なんだろう。日本神話の天地開闢のお話にも通じると思いませんか?

ただタロットって起源はプレイゲームなので、ここらへんのオカルティックなこじつけ話は、黄金の夜明け団が後付けしたものです。

だからすごい神秘的!と言うよりも、よう作ったな!って感じです。この黄金の夜明け団の中二病っぽい創作意欲が好きなので基本的に私はウェイト版を使います。

そんなこんなで魔術師にはスタートの他にも想像、クリエイティブな意味もあります。意味としてはその他に技術力、準備が整っていることなど。

頭上にはレムニスケート、腰にはウロボロスのベルト。手にはロータスバンド。赤い色のローブや花は情熱、白い花は純粋さの象徴。
レムニスケートやロータスバンドは他のカードにもこれから登場します。

テーブルの上にワンド、ペンタクル、ソード、カップを並べ揃えて、皆の衆皆の衆やこれから魔術を始めるよ!と自信満々の笑顔をたたえて、右手をすっと上に掲げています。魔術師のカードってシンボリックなものがいっぱい描かれています。その分リーディングはそんなに難しく感じないかもしれません。

魔術師のカードをみていると、ちょっとわくわくしてきちゃいます。
これからどんなことをスタートするかなーって。

魔術師は男性性の象徴でもあり、次に女教皇と女帝に繋がります。

余談ですが不思議なもので、女性が思いつめているような恋愛の相談にはとにかく女教皇が出てきます。私の少ない統計ですが。

彼から連絡は来ますか?復縁はありますか?
というご相談は本当に多いです。

次回の登場人物は女教皇です。地味に投稿続けますので、❤してもらえると嬉しいです(>ω<)



Instagramでは毎日投稿を更新しています。
5月分の無料鑑定の受付は終了しましたが、追って6月の予定をリリースします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?