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キラハピ2024FEAT賞受賞者インタビュー(Unreal Staff編)

先日開催されたキラハピ2024にてFEAT賞を受賞された、
Unreal Staff様へインタビューを行いました!

Unreal Staff
様々な世界観の音楽を作る作曲家/ボカロP
(https://feat.kurogo.studio/UnrealStaff)

◤Hyper Fashion Music(FEAT賞受賞作品)


インタビューはFEAT宣伝部長のKijibatoが行いました。

ー自己紹介をお願いいたします。

ボカロ曲を制作しているUnreal Staffと申します。
最近は歌手の方とコラボをしたりといった活動をしております。
ボカロを始める前にバンド活動を経てボカロPを始めました。バンド時代はギターボーカルを担当していました。

ーアタック感のある可愛い音と、デチューン感のあるPad的に聞こえる音との対比が素晴らしいです!他にもご自身で特にこだわっているポイントがあったら教えてください!

そうですね、僕の曲だと一番か二番目にBPMが早い楽曲なので、だいぶ明るめに、良い言い方をすれば「開拓をした」楽曲となっています。
ポップめな楽曲を作ろうとしている中で、軽くなりすぎず、ポップスとしても聴ける歌詞にしてサウンドの整合性を高めるよう意識していました。

ー声ネタの使い方やセリフの調声、編曲・ミックスのアイデアも最新の流れを感じさせる面白さがあります。影響を受けた楽曲や人はいますか?

一番初めにPAS TASTAさんを少し意識して制作していました。
元々影響はあったものの、明るさを意識して制作したのは初めてでした。
PAS TASTAさんの楽曲のリミックスをリファレンスとしながら、段々逸れてはいきました(笑)。
ただ聴いた時、自分として衝撃だったので、こういう曲を作りたい!という意識がありました。

ーイラストや動画に関するコメントがありましたら教えてください

イラストについては、あにゃぱんぱかさんに描いてもらうのが二度目だったんです。「前作とは違う表情を描いてもらいたい」というのが初めの要望でして、パニックな感じの表情のテイストが楽曲に合う!と考えてその方向でお願いしました。本当に良いイラストだと感じています。
動画は、元々友人関係にあり、現在僕とチーム的な動きをしてくれているsu.さんに依頼しました。
その上で、イラストと曲が合えばこういうラインでやってくれるだろうという信頼があり、ある程度お任せして作っていただきました。
曲のコンセプトが病み系っぽく行きすぎるとスタンス上無理な感じがあると思っていたので、ポップな感じに仕上げてもらいました。

※FEAT賞受賞楽曲イラストレーター
あにゃぱんぱか

※FEAT賞受賞楽曲動画クリエイター
◤su.

ーボカロPを目指した背景を教えてください

バンドをやめるかな、くらいの時に可不が発売されまして……
当時そのクオリティが衝撃的で、ボカロPを始めたという過去があります。
あとはVTuberが好きだったという背景もありまして、可不の発売を機にやってみよう!となりました。

ー名義の由来があれば教えてください!

Staffというのが元々ユニット名でした。ただ、相方が辞めまして、せっかく名義も残ったしやるか……
といった形で残す形で考えていました。
Unrealの部分はネットっぽいな、という部分でつけてみました。

ーFEATに関する印象はいかがでしたか?

僕があまりビジネス的な動きが全くわからなかったのですが、
今後依頼をしたりしていく中で、相場ややり取りの頻度などの障壁部分になるポイントがしっかり埋められていて、すごく良いなと感じました。

ー今後どういった活動や活躍をしていきたいですか?

自分の楽曲の音楽性だったり、数字の部分でどうすべきかなど迷っている部分はありつつ、自分の中で「ボカロ文化の中で馴染みをよくすること」に意識が向きすぎていたことに気づきました。
もう一度自分のルーツやペースを取り戻したいなという感じです。

Unreal Staff様、この度はありがとうございました!
今後ともFEATをぜひよろしくお願いいたします!


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