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吉田秋生「詩歌川百景 第7話 深呼吸のできる場所」『月刊フラワーズ』2021年9月号


『月刊フラワーズ』2021年9月号 小学館 2021年7月28日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B0992NNL2L
「『詩歌川百景』は巻中カラーで登場!
美しさと強さ溢れる人間ドラマは必読!!」

吉田秋生(1956.8.12- )
「詩歌川百景 プライベート・アフェア 第7話 深呼吸のできる場所」p.153-199
2021年7月30日読了

「巻中カラー 47P 湯守り見習いとして働く和樹。普段は胸に秘めている思いと向き合うことに…! 話題沸騰! 美しさと強さ溢れる人間ドラマ」

「様々な家族のカタチ。居ても居なくても、時に心は波立ち…」P.153

四か月ぶり、読み応えたっぷりな47ページでした。

前回「第6話 見えない毒」で初登場だった妙の従妹・麻耶子(妙の回想コマ)がいいなぁ。

名前だけ二箇所再登場な板場「追い廻し(修行中の料理人)」ゲンさん・山崎源も。

板長の内村平蔵・ウチヘイさんが見開き10コマ!

「内村平蔵(湯守・倉石繁に) 昼メシ持ってきたぞ
ゲンの作った防火訓練弁当 あいつのまかないが食えるのもあと少しだぞ
あいつは来月から焼き方昇格だ」p.164

『詩歌川百景』は『海街diary』とは別の題名な作品ですけど、内容は続篇ですねぇ。すずちゃんの存在なしには成立しない物語ですから。

「林田類 浅野さんと義理の姉さんと暮してた頃が一番幸せだったって おまえ 言ってたじゃないか

飯田和樹 浅野さんと浅野さんの連れ子の新しい姉さんと暮した数年が おれにとって最初で最後の「家族」なんだ あっという間に終わってしまったけれど」p.170-172

「息を吸って吐く、その場所が必要だった。
息もできない心のために。
再び毎日を続けていくために。
次の登場は 1月号 11月27日ごろ発売! につづく」p.48

「整形外科あるある、その3。
理学療法士 VS. ベテラン患者。
「運動療法、やってます?」
満面の笑みで
「ううん、ひとっつも!」
花だより 吉田秋生」p.47

読書メーター 吉田秋生の本棚(登録冊数121冊 発行年月順)
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マンガの本棚(登録冊数1706冊 作家名五十音順)
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月刊フラワーズの本棚(登録冊数57冊 2009年11月号~)
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吉田秋生『海街diary』第3巻標題作「10 陽のあたる坂道」掲載2009年11月号以来、『月刊フラワーズ』掲載号を買い続けています。

年三回連載四回分で単行本刊行ですが、雑誌掲載時のきれいなカラー扉絵が、単行本になると、薄暗いモノクロに化けてしまうのが悲しいです。

単行本でしか読んでいないファンの方々に、私が持っている36冊のカラー扉絵を見せてあげたいなぁ。

『月刊フラワーズ』2023年1月号  小学館 2022年11月28日発売予定
https://flowers.shogakukan.co.jp/flowers/next/
吉田秋生「詩歌川百景 第11話」
「類を中傷する怪文書の出所がわかって…!?」


『月刊フラワーズ』2023年1月号





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