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吉田秋生「詩歌川百景 第9話 苦い蜜」『月刊フラワーズ』2022年5月号 小学館 2022年3月28日発売

『月刊フラワーズ』2022年5月号 小学館 2022年3月28日発売。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09VDRSHNG



吉田秋生「詩歌川百景 プライベート・アフェア 第9話 苦い蜜」p.5-50

「巻頭カラー46ページ 隠される真実 知られる秘密 その間(はざま)で 揺れる心―― 義父の墓参りで義姉(あね)・すずの居る鎌倉を訪れた和樹と守。束の間の休息を楽しんできたようで…?」p.5

四か月ぶり、今回も第8話「告白」https://note.com/fe1955/n/n15b803681980

同様、読み応えたっぷりな46ページでした。

「朝どれしらす 義姉の二番目のお姉さんのだんなさんの実家が漁師さんで今朝捕れたしらすをどっさりおみやげにくださったんです!」p.6

よっちゃんと坂下美海課長が結婚しているという、『海街diary』読者への嬉しい事後報告ですねぇ。
この「夏休み」の時点で、すずちゃんと風太くんも結婚している?
シャチ姉と井上泰之理学療法士は?

「あの時[妙11歳・淵参り]の涙は悲しみのためじゃなかった 怒ってたんだな 今みたいに どうしても伝わらないことに絶望した あれはそういう涙だったんだな」p.46-47

単行本第1巻「第1話 町いちばんの美人」
『月刊フラワーズ』2019年9月号
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/2874384849302802
を読み直してしまいました。

映画の回想シーン・モンタージュ技法のように上手だなぁ。

昔、吉田秋生『ラヴァーズ・キス』1995-96
を読んだ時にも、

「クロード・ルルーシュ監督の映画
『男と女』1966
https://www.allcinema.net/cinema/3699
の、ジャン・ルイ・トランティニアンとアヌーク・エメの回想シーンのモンタージュを連想したりもします。」
https://bookmeter.com/reviews/3352823
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/583429075065069
と、書きましたけど。

「私の通うテニススクールの男性だけのクラスでは、オトコ社会のアレコレがいろいろ見られて興味深い。てか、鬱陶しい。 花だより 吉田秋生」p.49

「匿名で届いた手紙…。どこかに類を貶めたい人物が――? 9月号(7月28日ごろ発売!)につづく」p.50

四か月に一度の年三回連載ですけど、毎回、最終ページの「ヒキ」が凄いですねぇ。

読書メーター 吉田秋生の本棚(登録冊数121冊 発行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091207

マンガの本棚(登録冊数1562冊 作家名五十音順)

https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091192



https://note.com/fe1955/n/n6487da186705
吉田秋生(1956.8.12- )
「詩歌川百景 第10話 終わる夏」
『月刊フラワーズ』2022年9月号

https://note.com/fe1955/n/nd4ee0aa3d636
吉田秋生(1956.8.12- )
「詩歌川百景 第12話 解けない謎」
『月刊フラワーズ』2023年5月号

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