山口恵以子(1958.6.6- )『初夏の春巻 食堂のおばちゃん 13(ハルキ文庫)』角川春樹事務所 2023年1月刊 256ページ
山口恵以子(1958.6.6- )
『初夏の春巻 食堂のおばちゃん 13(ハルキ文庫)』
角川春樹事務所 2023年1月刊 256ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4758445370
「本日の日替わりは鶏じゃがと豚の生姜焼き、焼き魚はホッケの干物、煮魚はサバの味噌煮。ワンコインは親子丼──
姑の一子と嫁の二三にお手伝いの皐で営む佃の「はじめ食堂」は、ほっとする美味しい料理と温かな気配りで、今日もお客の笑顔で一杯だ。
そんな中、一子の孫で出版社に勤めている要に難問題が持ち上がったり、二三が迷い犬を保護したり……。
お陰様でシリーズ累計五十万部突破!
ますます絶好調の大人気シリーズ最新刊。
どの巻からでもお楽しみいただけます。」
福岡市総合図書館予約19人。
『ランティエ』2022年9月号~12月号連載と書き下ろしの五篇と
巻末レシピ12品「食堂のおばちゃんの簡単レシピ集」p.231-249。
「第一話 未練のカキ鍋」
「第二話 発酵レストラン」
「第三話 スペアリブと犬」
「第四話 めでタイ正月」
「第五話 初夏の春巻」
「食堂のおばちゃんの簡単レシピ集
1 レンコンの柚子胡椒炒め
2 長ネギと豚肉のさっぱり炒め
3 牡蠣の中華鍋
4 鶏じゃが
5 発酵ポテトサラダ
6 ふきのとうの麹パスタ
7 スペアリブのオレンジジュース煮
8 ハマグリのチャウダー
9 牛肉の転がし焼き
10 スパイシー塩辛
11 グリーンピースの冷製スープ
12 筍ご飯
1958年6月東京都江戸川区生まれ都立両国高等学校・早稲田大学第二文学部卒業、2013年、丸の内新聞事業協同組合社員食堂勤務中に第20回松本清張賞を受賞した山口恵以子さんの食べ物小説。
2018年3月に読んだ
『食堂のおばちゃん』2015.8
https://bookmeter.com/reviews/70945587
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid02f3NbCAwfwpSxJSstBhG1EgKfhKgh7Kzj1EqY6fsC46onn635vuCmf9VziMQdhVoZl
https://www.amazon.co.jp/dp/4758412685
https://www.amazon.co.jp/dp/4758440565
以来、五年で13冊読み続けてきたシリーズ最新作。
季節は1月から6月。
三月の第二土曜日午後、マルエツ特売骨付き豚肉を勝った帰りに、はじめ食堂の一二三(にのまえ・ふみ)が保護した柴犬(雌・生後半年くらい)の名前はリン子でした。
「私には母の形見、母の名前は鈴子(すずこ)っていうんです。「鈴」の音読みでリンです」
p.129「第三話 スペアリブと犬」
私の姪の名前が「鈴子(りんこ)」なので驚きましたけど、
ググってみると、サッカーやテニスの選手他、
鈴子(りんこ)さんって何人もいらっしゃるんですねぇ。
読書メーター
山口恵以子の本棚(登録冊数26冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11256884
食べ物の本棚(登録冊数775冊)
エッセイ、小説、マンガ、絵本、レシピなどを著者名の五十音順に並べています。
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091194
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