ヤマザキマリ、とり・みき「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝 21 アントネッロ、ベッリーニに油彩技法を伝授する」『芸術新潮』2019年11月号
『芸術新潮』2019年11月号 新潮社 2019年10月25日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B07YTCN7KQ
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20191025/
http://torimikisblogarchives.blogspot.com/2019/10/21.html
「ヤマザキマリ+とり・みき『リ・アルティジャーニ』は第21回。
アントネッロ・ダ・メッシーナがベッリーニに油彩画法を伝えます。
傑作『書斎の聖ヒエロニムス』登場。」
ヤマザキマリ(1967.4.20- )
とり・みき(1958.2.23- )
「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝
21 アントネッロ、ベッリーニに油彩技法を伝授する
油彩が、ヴェネツィア絵画に新たな「世界」を拓く――!」p.12-15
2022年6月4日読了
Antonello da Messina (1430-1479)
Giovanni Bellini (1430?-1516)
Andrea Mantegna (1431-1506.9.13)
アントネッロ・ダ・メッシーナの部屋に入って、
ジョヴァンニ・ベッリーニが見て驚いた
「精緻で 的確な 写実描写…
どこまでも物語の続く奥行き…
この暖かい温度感のせいで 絵との距離が近くなる…
それが油絵の効果ですよ 例えば…
テンペラと比べると肌の色はずっと人間に近いものになります」p.13
は、
「書斎の聖ヒエロニムス」1474-75
https://www.musey.net/7497
https://note.com/fe1955/n/nd8f7c038994f
でした。
「これは描きかけのものですが… 背景を黒くすると際立ちますね
彼が私に見せてくれたもの それは人の顔をした「世界」だった
人間の個性の中にひそむ 果てしない神秘と生命力の強さ
油絵は魔術だ 絵師はこの技法で大きく躍進するはずだ」p.14
は、
https://www.meisterdrucke.jp/fine-art-prints/Antonello-da-Messina/163312/男の肖像.html
かなぁ?
「アントネッロは私に彼の知る限りの技術を教えてくれた
これだけ才能のある絵師でありながら
その謙虚で おごりのない性格も
ヴェネツィア共和国が学ぶべき貴重な点だ
私はヴェネツィアの品格を描く方法を学んだのだ…」p.15
最終コマは、「兄上 おおジョヴァンニ!」p.15
義弟は、マンテーニャに、どのように、何を告げるのでしょうか。
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