日本の未来社会への投資

読売テレビ「ウェークアップぷらす!」に森会長が出演され、いろいろお話されてました

お話お聞きしながらいまさら考える

Tokyo2020の中止を免れることができた今、この大会の開催意義とは?

2013年に2020はTokyoと決まった時、確かに国内で歓喜が沸き起こった
でもいまさら感じる大会を開催する際のリスクの大きさを ハコもの建設費用がかさみ、突然「札幌」を言い渡される そしてこのコロナ騒動 2032年は立候補都市はないのではないか…

でもそのことを考えるのは今はやめよう もう開催は決まっている
「開催すべきか?」ではなく「開催が成功するには?」を考えるべき

いづれにせよたいした答えは出なかった(笑)が、逆に気になったのは

「この大会は日本の未来社会への投資である」

という観点が足りないのではないかということ

やれコンパクト五輪だ復興五輪だコロナに打ち勝った証の五輪だと語られているが、これらは大会成功=集大成(ゴール)という観点になっている

しかし大会経費は2~3兆円

その負担は他大会とは全く異次元なもので、これは単なるスポーツイベントではなく国家的プロジェクトである (ちなみにRWC2019の支出は、集計基準は異なると思われますが、約600憶円) 安倍首相とバッハ会長の会談により延期が決まったことはそれを如実に示している

借金体質の日本があえてこの莫大な費用を負担するのは、スポーツを超え日本社会そのものへの、未来への投資でなければ意味がない
そう、この大会はあくまで通過点だから

この大会を通じて日本の未来をどのようにしていきたいのか?

それを熱く語ってくれるリーダーが欲しいと思う

日本は「少子高齢化」「低生産性」「画一性」といった課題を抱えている

若者が未来への希望と自信を獲得し、技術革新や構造転換による生産性向上と働き方改革を前進させ、性別・人種・国籍・宗教・性的志向・障がいの有無を超え多様性とインクルーシブな社会を目指す

そのための大会になってもらいたいと思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?