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『感謝・恩返し』 4年 大内梨央


「あたりまえ」の反対語を知っていますか?
私が幼い頃、父が私に問いかけてきたものです。




あたりまえの反対語はありがとうです。
「ありがとう」
この言葉を最初に伝えたいです。
私の4年間を
この言葉に置き換えてみると
全ての事にありがとうで
心の底から感謝の気持ちで一杯です。

なかなかまとまらず
長い文になってしまいましたが、
私の思いです。

まだ高校3年生の頃
進路が決まらず
東洋の練習参加に行った時、
練習後に「10番をつけて是非東洋に来て欲しい」
この言葉が私が東洋に入ろうと思った
1つの理由でもあり、苦しい時や辛い時
何度も助けられた言葉です。
  
背番号って、人によっては気にしないし
関係ないよって思う人もいると思うけど
私にとっては特別なものです。

4年間同じ背番号で、丁度一期生が引退して
たまたま降りてきた番号かもしれないけど
1年生からずっと東洋の「10」を背負って
戦うことが出来たことももう残りわずか。
10番だからプレーで見せないと
そういうことじゃなくて
10番を与えてもらった以上
期待以上のプレーをする
結果を残して
チームに影響力のある人になる

1年生の頃から思ってました。
試合に出るのがゴールではなく
私の得点で勝利に貢献する
誰にもこのポジションを譲らない
入学した時からずっと変わらない
モチベーションでやり続けました。
そして4年生になり、


いつもあたりまえのように
過ごしてきた時間がいつのまにか
残り30日になっていて
あたりまえと思っていたけど
あたりまえではない時間
過ぎていく1分1秒が
私にとって大切なもの


練習前のトレーニング室
音楽流して、筋トレして、
サビのわかる部分しかみんな歌えないから
歌って、静かと思ったら歌えない部分。
しょうもないことで笑っていたことも。


いつでも使えて、毎日全面の
専用グラウンドがある恵まれた環境の中で
この仲間と切磋琢磨して練習してきたことも。

練習後すぐにあったかいご飯を
みんなで一緒に食べていたことも。

オフの日はハイカロリー過ぎるだろ
ってぐらいの豪華な手作り料理
をしたことも。


時の経過の早さが身に染みて
え?もう金曜日?って1週間過ぎるのが早くて
気づいたら1ヶ月終わってて
気づいたらもう
生意気で先輩を困らせてた
私たちが4年生になってて

大学4年間本当に
自分にとっては
愉しくて愉しくて
辛いやしんどいに値することが無く
悩んだこともあったけど
何もかもが今しか出来ない大切な時間や経験で
サッカーがもっともっと好きになって
上手くないけど
技術が付いてきた
また目標や課題もできた
大きな怪我も経験した
真面目に勉強できた
ユニバーシアード日本代表に選ばれた
理科の教員免許もとれた


全て入学前には考えていなかったことが起きて
充実した日々を過ごせた
時には上手くいかない時だってあった
でもそう言う時は何か自分自身に問題があって
周りに求めている自分がいたり
どこかで甘えていたり
目的を間違えていたり
結局は自分で
自分が変わればって思ってやってきた
そうやって思えたのも
東洋に来たからだし
気づくことができた
東洋に来て本当に良かったなって
心から思えるし
私の自慢


心から居心地のいいと思える場所で
仲間や環境から刺激をもらい成長できる場所で
自分が必要とされている場所で
何かあれば支えてくれる仲間がいる場所で

この場所であたりまえのように
過ごしてきたのは、
本当に沢山の人のおかげ。


どんなに遠方の試合でも
応援に駆けつけてくれる両親

何かの縁で同じチームになり
出会えた同期や後輩、指導者

県リーグから大学リーグ1部昇格まで
作りあげてきてくれた
指導者、先輩方

だから今私たちが
インカレに出場することができる。


沢山の人の支えや、応援
があっての4年間


ただ言葉や文で表しても
私の4年間は表現できない

だからこそ、インカレで体現する

チャンピオンになってこそ、証明できる

インカレにかける想い
今まで先輩達が伝えてくれていた
気づいたら自分が4年生
今度は自分たちが伝える時


普通の公式戦とは
何か違う雰囲気、緊張
全て何かに支配されてるかのような
その会場の独特な空気

その張り詰めた空気の中で
勝つことの難しさ
勝った時の嬉しさ
点を決めた瞬間の感動

言葉では表せない程
今まで味わったことのない
素晴らしいもの。


泣いても笑っても
限られた時間を
変えることは自分次第。

この3年間違うチームが優勝する姿を観て
本当に悔しかった
決勝戦を自分がなんで観客席で観ているんだ
どうして東洋がここで戦ってないんだ
高校の時一緒にやっていた同期が活躍する所をみて
ほんとに悔しいし、観るのが嫌だった
でもインカレで負けるたび
自分の実力を思い知らされて
毎年毎年優勝には程遠かった
3年間悔し涙でしか終われてない

でも今、目の前に挽回する
舞台がある
インカレという
特別なもの

絶対に叶えたい、叶える
このチームで最高の景色を観たい
この仲間で嬉し泣きで終わりたい
両親に活躍した姿を見せたい
金メダルを自分達のものにしたい
後輩たちに残して終わりたい
どこのチームよりも最高なんだぞって
見せつけたい
監督コーチを胴上げしたい

考えるだけで
胸が高鳴るワクワクする

いくらでも口で言うことは簡単だし
それらしいことは言える
だから行動で表す
最後のチャンス


最後胸張って、4年間やり切ったぞ
って言えるように

今までの悔しい思いは
無駄じゃなかった
って言えるように

4年間のありがとうを
恩返しにできるように
感謝の気持ちを
結果で返す

置かれた環境があたりまえだと思わず
ありがとうの感謝の気持ちをもって
恩返ししたい

だから私は
点を決めてチームを日本一に導く
声を切らさない
最後みんなで笑って終われるように
自分の為にも
チームの為にも
応援してくれてる人の為にも
全力で戦います。
新しい歴史をつくろう


長くなってしまいました。
読んで頂きありがとうございます。 

次のブログ担当は
常田菜那です。
彼女は常に人に優しく
自分に厳しくストイックで
コツコツと努力を積み重ねる事ができる人です。
一緒にプレーできるのも後少し
ななのクロスで点決めたい
日本一を一緒に叶えよう

彼女のインカレにかける想いは…
お楽しみに(^^)
















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