【ドイツ事情】リンゴ大好き #179
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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ.
白井宏美です.
毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています.
先週の第175回では「助け上手、助けられ上手」というテーマでお話しました.
今日は、ドイツは「リンゴ大好き」というテーマでお話します。
リンゴがおいしい季節になりましたよね。
リンゴはドイツ語で der Apfel といいます。男性名詞です。
複数形は die Äpfel となります。
日本でもリンゴはポピュラーな果物ですが、ドイツで驚いたのは学校へも仕事場へもリンゴを持ってきて、丸ごとかじることです。
大学でも授業の合間や、たまに授業中でもリンゴをガブリとしている学生をよく見ましたし、先生方も合間によくリンゴをかじっていました。
日本のリンゴより小さいですから、片手に収まり、丸かじりにちょうどいい大きさではあります。
旅行中や移動中でもリンゴを手にしている人は珍しくありません。
たとえば駅や空港で待っている時など、子供でも大人でもリンゴを丸かじりしている人を見かけます。
また家庭では、Apfelkuchen や Apfelmus をよく作ります。
Apfelkuchen はリンゴを使ったケーキやアップルパイのことです。
Apfelmus はリンゴのピューレで、リンゴを砂糖、レモン果汁、水などと合わせて煮てすりつぶしたものです。
どちらも市販のものを買うことはできますが、手作りがおいしいですね。
ホームステイ先や友人宅でいただいた Apfelkuchen や Apfelmus がとてもおいしかったことを覚えています。
あと、家庭にはリンゴはもちろん、たいていリンゴジュースも常備されています。
ジュースは男性名詞で der Saft ですからリンゴジュースは der Apfelsaft といいます。
スーパーなどでも果汁100%の Apfelsaft の品揃えが豊富なんですよ。
そして、ドイツ独特の飲み物として Apfelschorle があります。
これは、果汁100%のリンゴジュースを炭酸水で割ったものです。
レストランやカフェのメニューにもありますし、家庭でも好きな割合で割ってよく飲まれます。
私も食事の際 Apfelschorle をよく飲んでいました。
日本では麦茶、アイスティー、アイスコーヒーなど冷たい飲み物がいろいろありますが、ドイツでは炭酸水かジュースになってしまいますから、食事の際、甘いのは嫌だけど水だと物足りない時にこの Apfelschorle がちょうどいいんですよね。
Apfelschorle は商品にもなっていて、スーパーなどで売られています。
ドイツに行ったらリンゴだけではなく Apfelkuchen や Apfelmus 、そしてApfelsaft と Apfelschorle もぜひ味わってみてくださいね!
それでは、このあとも素敵な1日を!
Schönen Tag noch!
Tschüs!