オーシャンS、チューリップ賞
中山11R オーシャンS(芝1200m)
【過去の傾向】
2023年:11.7-10.4-11.3-11.4-11.1-11.5(前半33.4)
先行激化+外伸び馬場。外を回した追い込み馬で決着。6番手より前の馬は全部止まった。ジュビリーヘッドは直線入り口で挟まれる不利を受けたが5着に粘った。
2022年:11.9-10.6-10.9-11.3-11.2-12.0(前半33.4)
次走で高松宮記念を制するナランフレグが2着に追い込んできた。1着ジャンダルム、3着ビアンフェ、5着デトロイトテソーロがイン前で粘った。
2021年:11.9-10.7-11.1-11.4-11.2-12.1(前半33.7)
離れた2,3番手のコントラチェックとカレンモエが1,2着。逃げたビアンフェが3着。4,5着は内で脚を溜めた馬。
2020年:11.8-10.5-10.8-11.4-11.2-11.7(前半33,1)
2019年:11.4-10.1-10.8-11.4-11.4-12.0(前半32.3)
イン前決着。書くの疲れた。
【Point】
①内枠:開幕浅い中山。外回り3コーナーからスタートするのも影響してるかな?
②ハイペース:スタート後からしばらく下り坂で速い流れになる。
【印】
◎7ジュビリーヘッド
函館SSで2年連続2着。
2023:前半33.0。ジャスパークローネが最下位に沈むほどのハイペース。ラチ沿いで溜めたトウシンマカオですら伸びあぐねる中で、ジュビリーヘッドは早めに先頭に立って2着に粘った。
2022:前半32.8。ラチ沿いを回った差し馬で決着する中で、外3先行して2着。1着はナムラクレア(50キロ)なので仕方ない。
開幕週のキレイな馬場+ハイペースならG1級の相手でも遜色ない走りができる。
近走の敗因も明確で、
京阪杯:2022,2023ともにスローの瞬発力戦。上がりのスピード不足。
スプリンターズS:出足突かず最後方。後方から鋭い末脚を使える馬ではなく。
キーンランドC・春雷S・青函S:重馬場やタフ馬場苦手。
オーシャンS:激流を先行+直線入り口で挟まれる不利。5着なら負けて強し。
有力馬のトウシンマカオ、キミワクイーン、ダディーズビビッドが外枠に入った。
内のグレイトゲイナーを見ながら先行できそうなこの馬から、差し損ねによる波乱を狙う。
かつての相棒・横山和生Jとともに、有終の美を飾れ。
〇13ダディーズビビッド
阪神カップは骨折明け+直線で詰まる不利がありながら0.3秒差9着。ウインマーベル・グレナディアガーズ・アグリ・ママコチャ・ロータスランド・ララクリスティーヌ・ウイングレイテストといった1400mのG1と言ってもいいメンバーの中で大差ない走りをできたなら、今回のメンバーでも能力上位。トウシンマカオはスワンSであっさり失速したからね、トウシンマカオやキミワクイーンよりも強いという見方もできる。
外枠ながら能力を素直に評価。
2022年のオーシャンは大外を回す競馬でジャンダルム・ナランフレグと後にG1馬になる相手に0.2秒差。舞台も問題ない。
☆5マテンロウオリオン
マイルから距離短縮。相手弱化。最近は速い流れを先行できている。内枠。
【買い目】
7単勝(30.5倍)
7-5,13ワイド(2点・37.0倍~42.4倍)
7-5,13-2,4,5,11,13,15三連複(9点・164.8倍~1030.0倍)
14人気、7人気、10人気の協演。
阪神11R チューリップ賞(芝1600m)
【レース質】
開幕2週目で例年は内有利。スプリント馬はフィリーズRに流れるのでスローになりやすい。
アスコリピチェーノ・ステレンボッシュ(阪神JF1,2着)、チェルヴィニア(アルテミスS1着)、ボンドガール(伝説の新馬戦1着)が桜花賞に直行、コラソンビート(阪神JF3着)がフィリーズR、レガレイラ(ホープフルS)が皐月賞と世代の核を担う馬が不在。
昨年のモズメイメイのように、弱い逃げ馬がそのまま残るレースになる可能性もある。
【Point】
①内枠:開幕の浅い阪神。
②先行馬:スプリント馬や一線級不在のぬるいレース。スローになりやすい阪神マイルも相まって。
【印】
◎2ラーンザロープス
シンザン記念は34.3-58.4の速い流れを先行。外差し馬がなだれ込んでくる中、傷んだ内で粘った。外から追い込んできた3着ウォーターリヒトは、次走にクラシック有力馬のビザンチンドリームと肉薄した。
サフラン賞は物理的に届かない位置から上がり最速でステレンボッシュの0.3差まで追い込んだ。
相手弱化、内で先行して一発。
〇16タガノエルピーダ
朝日杯はジューンテイク・タガノデュード・サトミノキラリですら追い込むほど先行不利、セットアップやシュトラウスですら沈んだレースを3番手先行して3着、ジャンタルマンタルの0,2秒差。
一線級不在なら負けられないが、生憎の大外枠。
▲6スウィープフィート
エルフィンSはライトバック(アルテミスS)にクビ差2着。
阪神JFは外からまくり気味に差してサフィラ(アルテミスS2着)と0.2秒差の7着。
外を回すしか能がない永島まなみ→レジェンド武豊への乗り替わり。内枠。
☆12ショウナンマヌエラ
スタート鋭い逃げ馬。
新潟2歳S:アスコリピチェーノの0.2秒差。
新馬戦:ウインディオーネ(菜の花賞3着)、シカゴスティング(阪神JF5着),
バウンシーステップ(つわぶき賞1着)を相手に逃げ切り。
内有利な阪神マイルで逃げれば穴をあける素質はある。
【買い目】
2単勝(11.9倍)
2-6,12,16-5,6,9,12,16三連複(9点・31.3倍~411.3倍)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?