【読むラジオ】第3回 ゆっくり霊夢と魔理沙のハッピーラジオ

(霊夢)・魔理沙さん、最初に言っておきたい、大事なことがあります。
(魔理沙)・何?藪からスティックにどうした?
(霊夢)・あの、実は…いま私のお腹には、魔理沙との赤ちゃんがいるんです。
(魔理沙)・は?
(霊夢)・こないだ魔理沙とエッチしたとき、ゴムをつけなかったですよね?だからできちゃったみたいなんです。赤ちゃんが。
(魔理沙)・いや、最初に断っておくが、私は霊夢と性行為をしたことなんか一度もないし、もし仮に性行為したとしても、女同士だから、赤ちゃんはできないよ!お前マジで何言ってんの?
(霊夢)・これからどうしましょう…。魔理沙さん、結婚しましょう!できちゃった結婚です。
(魔理沙)・何でだよ(笑)
(霊夢)・赤ちゃんの名前は、「ニッチロー」でいいですね?
(魔理沙)・何で「イチロー」じゃなくて物真似する方の名前なんだよ。
(霊夢)・あ、魔理沙さん、ようやく本気で考えてくれるんですね?赤ちゃんの名前。
(魔理沙)・おう、お前一回病院で診てもらえ!
(霊夢)・産婦人科ならもう行きましたよ?
(魔理沙)・精神科行ってこい!
(霊夢)・何なんですか。人が本気で妊娠話をしてるのに、精神科行ってこいだなんて、ひどいですよ魔理沙さん。
(魔理沙)・もういい。お前の冗談には疲れた。で、今回のラジオはどんなコーナーやるの?
(霊夢)・まず「霊夢と魔理沙のベッドイン」次に「本当に気持ちいい性行為のやり方」最後に「僕のおすすめ風俗店」の3本です。
(魔理沙)・なんでサザエさん風になってるんだよ。しかも内容が卑猥すぎだろ。
(霊夢)・冗談ですよ。今回は、「ぺこぱリスペクト」で、魔理沙さんには否定しないツッコミをしていただきます。
(魔理沙)・いやたまには一切否定しないラジオがあってもいい。すべてを肯定してプラス思考でいることが幸せへの近道だ。
こんな感じ?
(霊夢)・そうです。魔理沙さんにはこれからラジオが終わるまで、否定しないツッコミをしていただきます。
(魔理沙)・え?マジでやるの?私にできるかな…
(霊夢)・ほら!否定しない!
(魔理沙)・やればできる!私だって!
いやごめん、「やればできる」って、ティモンディの高岸さんじゃん(笑)
(霊夢)魔理沙さん、できればでいいんで、なるべく松陰寺さん要素を欠かさず入れてくださいね。「ティモンディの高岸さんじゃん(笑)」とかいらないから。
(魔理沙)・たまにはティモンディ要素が入ったっていい。だってみんな個性があるだろ?その要素をみんなミックスさせた方が面白いに決まってる。
(霊夢)・じゃあまずこのオーナー。じゃなくてこのコーナー。
(魔理沙)・「オ」と「コ」を間違えるなって一瞬思ったけど、間違えることがあったっていい。だって人間だもの。ミスはつきもの。笑ってゆるせる優しい人になろう。
(霊夢)・「霊夢魔理沙のすべらない話」
(魔理沙)・人気番組をパクったっていい。私だってくりぃむしちゅーのおもしろネタをいくつかパクった。いいネタはパクリパクられる、それがお笑いの世界。悪くないだろう。
(霊夢)・いや魔理沙さん、パクるのはよくないと思います。すべらない話をパクるのはいいですが、人のネタをパクるのはちょっと…
(魔理沙)・いやお前がすべらない話をパクるのはよくて、私がネタをパクるのはよくないと言うのはおかしい…って言おうと思ったが、人の振り見て我が振りなおせ。人の欠点を指摘する前に、まずは自分の欠点から改善しよう。それが人格者への道だ。
(霊夢)・これは私が小学生の頃の話。つまり未来の話。
(魔理沙)・霊夢一体お前は今何歳なんだ?未来のことが分かるのか?と聞きたくなるがやめておこう。すべらない話は最後まで静かに聞くのがマナーだ。そうだろう?
(霊夢)・あっ忘れた。私認知症かも?
(魔理沙)・若いから認知症にはならないだろと一瞬思ったが、物忘れの新種の病気かもしれないし、なにより早く症状がでて良かった。病気は早期発見が命を救うんだ。
時を戻そう。
(霊夢)・これは私が高校生の頃の話。
(魔理沙)・さっきと時期が違うが、きっと高校生の頃の話の方が面白いから変えたんだろう。話の起承転結に注目だ。
(霊夢)・私、その時勉強オタクだったんですよ。部活にも入らず、放課後もずっと教室で勉強してて。で、ある男子にこう言われたんです。
「お前さあ、そんなに勉強して干からびない?」って。
私は言ってやりましたよ。
「はあ?あんたこそ、やせすぎててアンガールズみたいで、干からびてるじゃない。一回鏡で見てみなよ。きっと自分の本当の姿に腰を抜かすぜ?」
「は?鏡なら毎日見てますが。俺は腰を抜かさないほうに5ドル賭けるぜ」
「いいわ。私は腰を抜かす方に100ドル賭けるわ」
(魔理沙)・霊夢が高校時代にアメリカに住んでいたことは絶対ないとは言い切れない。相方の知らない過去を知れて良かった。もっと相方について知るために努力しよう。もっと面白い話ができるから。
続きを聞こう。
(霊夢)・で、彼が鏡を見たら、なんと鏡の中に吸い込まれていったんですよ。
(魔理沙)・そんなこと起きるわけないと思った私が間違いだった。生まれ変わりや死後の世界がある証拠があるのだから、鏡に吸い込まれるという不思議な現象が起きてもおかしくない。ありえなくはないだろう。
続きを聞こう。
(霊夢)・で、そのあとの話が面白いんですけど、……忘れちゃいました。
(魔理沙)・いやオチを忘れるのはお笑いを志すものとして一番やってはいけないこと、と思ったが途中までは覚えててくれたんだから感謝しよう。続きは皆が思い思いに考えて笑ってくれ。
(霊夢)・以上です。魔理沙さん、最後まで聞いてくれて、本当にありがとうございました。どういたしまして。
(魔理沙)・いや「どういたしまして」は私が言うべきこと、と思ったが、一人二役も悪くないだろう。いつか私がこのラジオをやめて霊夢だけがやることになった場合のために、練習するのは大切だ。
(霊夢)・次は魔理沙さんのすべらない話・・・といきたいところですが、時間の関係で今日は魔理沙さんが話すことはできません。
(魔理沙)・いや私だってすべらない話をしたかった、というのは本音じゃない。緊張してプレッシャーもあるし、そのプレッシャーを味わわなくて済むのだから、いいだろう。
(霊夢)・次のコーナーいきましょう。「名言っぽいなあ」
このコーナーは、リスナーから名言っぽいことを募集し、発表していきます。名言と言えば、もちろん魔理沙さんですよね。今まで魔理沙さんは、メジャーリーグで数々の偉業を成し遂げ、2004年には262安打で世界記録、2006年、2009年にはWBC2連覇に貢献、今は引退されていますが、高校生を指導するなど、ずっとこれからも野球に携わるんですよね?
(魔理沙)・いや私はイチローではない、と思ったが、霊夢の目には私がイチローのように高いプロ意識を持っていると映るのかもしれない。悪くないだろう。
(霊夢)・ラジオネーム「世界屋上」さんからいただきました。
「プロフェッショナルに出ていた、ホモビ男優の野獣先輩が、最後に『プロフェッショナルとは?』と聞かれ、こんなことを言っていました。
『そうですね…性欲にまっすぐに生きることですかね。性欲は人間の3大欲求の一つ。性欲にまっすぐに生きれば、みんな気持ちよくなって、戦争もしなくなるし、誰かを傷つけたりもしない。だからみんなも、性欲に素直に生きてほしいな。世界が性欲で平和になりますように』と。」
(魔理沙)・いや性犯罪の被害者はどうなる!って思ったが、性欲を満たすことで自殺を思いとどまる人もいる。何事にも良い面、悪い面があるんだ。一つの方向だけから物事を見るのはやめにしよう。
(霊夢)・次いきましょう。ラジオネーム「変態ユーミン屋」さんからいただきました。
「ソクラテスさんがラジオでこんなことを言っていました。
『すべての人間は、両親の性欲によって生まれ、愛情によって育ち、最後は死という天国への門を開くのだ。』と」
(魔理沙)・いやソクラテスさんが生きていた時代にラジオはない、と思った私が思慮不足だった。天国でラジオをしている可能性だってある。
(霊夢)・最後です。ラジオネーム「お前のことが月だったんだよ!」さんからいただきました。
「私の父が、私の胸を見て、こう言いました。
『胸、大きくなったね』と」
(魔理沙)・いや完全なるセクハラ!と思ったがそうでもない。娘の思春期の体の成長に気づいただけ。世の中には貧乳に悩む女性もいる中で、巨乳は喜ばしいことだ。お父さんも決していやらしい意味で言ったわけではないだろう。
(霊夢)・このコーナーの締めに、魔理沙さん、一言、名言をお願いします。
(魔理沙)・名言とは、腐りかけのおいしいチョコパンのようなものだ。食べればおいしいが、その後はお腹が痛くなり、トイレに駆け込む羽目になるからだ。
(霊夢)・素晴らしい名言、ありがとうございます。
一旦CMでーす。

[CM中]
(魔理沙)・あのさ霊夢、これ本当に最後までやるの?ぺこぱさんリスペクト。
(霊夢)・もちろんですよ。これは魔理沙さんへの愛です。いろんな芸を吸収して、もっと面白くなってほしいという愛です。愛のムチムチわがままボディです。
(魔理沙)・ちょっと何言ってるか分かんないです。
(霊夢)・CM明けますよ?
[CM終わり]

(霊夢)・次のコーナーいきます。
「ツッコミ道場 例えてガッテン!」
このコーナーでは、霊夢チームと魔理沙チームに分かれて、それぞれのテーマにリスナーに例えツッコミをしてもらい、出来を競い合うコーナーです。3ポイント先取で一勝です。先に5敗したチームは罰ゲームです。
今回のテーマは、霊夢チームが「野球」。魔理沙チームが「サッカー」ですね。
あ、罰ゲーム、今決まったみたいです。魔理沙チームが負けた場合は、100人の童貞リスナーと魔理沙がぶつかり稽古をする、童貞100人組手。
霊夢チームが負けた場合は、ハワイ旅行です。
(魔理沙)・いやハワイ旅行は罰じゃなくてご褒美だ、と思ったが霊夢は旅行が嫌いなのかもしれない。好みは人それぞれ違う。先入観で物事を見るのはやめにしよう。
(霊夢)・じゃあ魔理沙チームからどうぞ。
(魔理沙)・テーマはサッカーだな。
ラジオネーム「餅練るメッシ」さん。
「メッシのあまりのドリブルの速さに、1ツッコミ。
私のお父さんがオ〇ニーするときのしごく手の速さか!」
いやお父さんの自慰行為を見たことあるんかい!って思ったけど、生きていればたまにはそういうこともあるだろう。ただ自慰行為は人に見られないように注意してやろう。
(霊夢)・じゃあ次私ね。テーマは野球。
ラジオネーム「彗星のごとく現れたおまる」さん。
「今回のテーマは野球か。そんなことはいいや。テレビでも見るか。
メタナイト『ニュースをお送りします。まず一つ目のニュースです。先日銃撃されて亡くなったデデデのよちよち歩きの娘が、チャンネルDDDの単独インタビューに応じました。ころりと亡くなって良かった。私はお父さんが嫌いだったから。などと、無事を感謝しており、警察は余罪があるものとして、慎重に捜査を進めています。
次です。フームのぬいぐるみに体液をかけたとして、23歳の独身男性が、わいせつ罪として逮捕されました。男は容疑を認めており、未だに賢者タイムが続いているそうです。この賢者タイムの長さはギネス新記録になるのでしょうか。注目です。ニュースは以上です』
これを見ていたキズナアイが1ツッコミ。
『ファッキュー!』」
(魔理沙)・いや野球のテーマでやれ!しかも例えツッコミじゃねえし!って言おうとしたが、こういうイレギュラーなのも面白いからいいだろう。
では3人のスタッフに判定をお願いしよう。
(スタッフA)・霊夢
(スタッフB)・魔理沙
(スタッフC)・霊夢
(霊夢)・ということで私が1ポイント。
[霊夢:1 魔理沙:0]

(魔理沙)・次いくか。ラジオネーム「のんのんけ日和」さん。
「『ボールは友達。怖くないよ』って言うのに、その友達を蹴るキャプテン翼の矛盾に1ツッコミ。
『野球を愛した』って言ったのに本当は練習が嫌いなイチローか!」
(霊夢)・おお…。じゃあ次私ね。
ラジオネーム「PCはパーツに入りますか?」さん。
「完全試合を達成した、佐々木朗希投手のストレートとフォークの使い分けのうまさに1ツッコミ。
鼻水はティッシュ、うんこはトイレットペーパーって使い分ける人間か!」
さあ、判定は?
(スタッフA)・魔理沙
(スタッフB)・霊夢
(スタッフC)・霊夢
(霊夢)・ということで私がまた1ポイント獲得。
[霊夢:2 魔理沙:0]

(魔理沙)・くそー。じゃあ次。
ラジオネーム「魔理沙さんと結婚したい」さん。
「今回のテーマはサッカーか。そうだ、サッカー見よう。
実況『さあ、UEFAチャンピオンズリーグ決勝。レアルマドリードVSバイエルンミュンヘン。どんな戦いになるでしょうか?松木さん』
松木安太郎『ふざけたロスタイムですね~』
実況『は、はあ…。まだ試合は始まったばかりで、アディショナルタイムは表示されていませんが…。
あっ、バイエルンのレバンドフスキ!ミドルシュート決まったあ!なんと開始早々、バイエルン先制!松木さん、今のゴールはいかがでしたか?』
松木安太郎『あっすいません。見てませんでした。リプレイ見ていい?』
実況『は、はい。これがリプレイです。』
松木安太郎『うーん。これキーパーが3人いたら止められてたでしょうね』
実況『は、はあ…。サッカーはキーパーは一人しかいませんけど…』
こんなめちゃくちゃな解説をする松木さんに、小林正観さんが1ツッコミ。
『松木さん、感謝していますか?独りよがりになっていませんか?』」
なんで最後正観さん出てきたんだ(笑)って思ったが、天国からわざわざ見守ってくれているので感謝しよう。

(霊夢)・そうですね。じゃあ私がここも勝って、決めるぞー。
ラジオネーム「灰色クローバーZ」さん。
「一流プロ野球選手の年俸のあまりの高さに1ツッコミ。
俺にも少し分けてくれよな~」
(魔理沙)・それはツッコミじゃなくて懇願って、はっきり分かるけど、その気持ちは痛いほど分かるからゆるそう。
(霊夢)・さあ判定は?

(スタッフA)・魔理沙
(スタッフB)・魔理沙
(スタッフC)・霊夢
(霊夢)・ということで魔理沙が1ポイント獲得。
[霊夢:2 魔理沙:1]

(魔理沙)・ラジオネーム「ぱんつくった」さん。
「サッカーゲームFIFAが、ゲームとしてあまりにも完成度が高いことに1ツッコミ。
俺の書いた小説か!」
いや自分を褒めることは大切だ。誰より自分が自分の一番の味方でいてやれ。自分を全肯定して生きれば楽しいぜ。
(霊夢)・ラジオネーム「神」さん。
(魔理沙)・いや神からのメールはありがたすぎて読めなくなりそうだけどなんとかして読もう。
(霊夢)・「神」さん。
「野球部の美人マネージャーに1ツッコミ。
ずっと前から好きでした。付き合ってください!」
(魔理沙)・いや大胆な告白は男の子の特権!両想いで付き合えることを私は願う。
(霊夢)・さあ、判定は?
(スタッフA)・霊夢
(スタッフB)・霊夢
(スタッフC)・霊夢
(霊夢)・ということで私が1ポイント獲得。勝利~!
[霊夢:3 魔理沙:1]

[総合 霊夢:0敗 魔理沙:1敗]

(霊夢)・これでまた一歩、魔理沙さんが罰ゲームに近づきましたね。
(魔理沙)・「また」ではない。なぜならこのコーナーやるの今回が初めてだから、と言っても、私はこれまでの人生で何度も敗れたのは確かだ。
(霊夢)・次回のテーマは霊夢チームが「パソコン」。魔理沙チームが「スマホ」です。
[CM]
(魔理沙)・エンディングー
(霊夢)・魔理沙さん、今回のラジオいかがでしたか?
(魔理沙)・いや、ぺこぱってすごいんだなって思ったよ。否定せずにうまいこといって笑いを取るの難しいよ。
(霊夢)・魔理沙さん、何言ってるんですか?まだこのラジオは終わっていません。松陰寺さん要素を入れないと!
(魔理沙)・いやまだ続くんかいって思ったけど、…
ごめん、何も思い浮かばなかったわ。
(霊夢)・まだまだ修行が足りませんね。魔理沙さんはこれからラジオ以外、日常生活でも、ぺこぱ要素を入れてトレーニングしてください。宿題です。
(魔理沙)・学生時代以来の宿題を久しぶりにやれる!学生時代と宿題を懐かしがって感謝してやろう。
(霊夢)・この番組ではいろんなコーナーでネタを募集してるんで、どしどし送ってきてください。ふつおたも待ってまーす。詳しくは番組ホームページを見てください。以上、私霊夢が一人でお送りしました。
(魔理沙)・私が存在しないことになっている…でもいいじゃないか。黒子に徹するプロフェッショナルもいる。
(霊夢)・また聴いてね~。ありがとうございました!
(魔理沙)・お前が終わらせたっていい。


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