チェリーという犬


私は大の動物好きなのですが、

動物を初めて飼ったのは
「チェリー」という女の子のシーズーでした。


私が5歳とか6歳とかで、
その頃住んでいたお家の近くには
多目的に利用できる円山公園というデカイ公園があり、

そこによく1人でチェリーを連れて散歩に行きました。

まあまあな子供やで、という自覚もあったので

いつも私は
“子供がワンコを散歩させているぞ、、!”と誇らしい気持ちでしたが

チェリーからしたら

“子供をワンコが散歩してやってるぞ。”って感じやったと思います。


公園に寄り道して滑り台で遊んだりしました。


“チェリーも滑りたいよなあ〜”
と思い

滑り台からチェリーを
しゅーんって滑らせたりしました、、、。

(今考えたらとても可哀想なんだけど、その時は”チェリーも楽しそうや☺️”と本気で思っていたよ)


チェリーは散髪に行くと
毎回トリマーさんにリボンを付けて貰って帰ってきて、その姿がとっても可愛くて、私まで嬉しくなったのを覚えています。

「今回は緑色のリボンか〜!」
とか
「赤のリボンで鈴付いてる!」
とか

いちいち嬉しかったなあ、、


歩いてる人たちがチェリーをみて
「可愛い〜」って言うと
私まで褒められたような気持ちになりました☺️


そんなチェリー、

私たち家族や他の人間に対しては
お利口さんだったのですが、

自分以外の動物を目にすると、
全速力で追いかけていったり
(私が住んでいるところはめちゃ田舎で野生の猫、イタチ、狸、猿とかが出ました、、😧)

自分より一回りも大きいワンちゃんに立ち向かったり(それで一回返討ちに合って怪我した)

ちょっと好奇心が強い、というか
気性が荒い所があったのです、、、。





ある日、私が学校から帰るとチェリーがいなかった


家族が悲しそうにしてて
聞いたら
「チェリーがいなくなったよ」

って言われました。


脱走して野生の動物を追いかけ
車にぶつかって死んでしまったそうです。


初めて動物の「死」に直面しました。

漠然と“これまで動いていたものが動かなくなる”
とか“ずっと眠ったまま”

とかそんなんではなくて、


子供ながらに、はっきりと、

“宿っていた命が無くなりもう二度と息をしない”

“死”を理解しました。


とっても悲しかった、
当たり前にそれまでの人生(6年の間)の中で1番に悲しかった。


未だにチェリーのことを思い出します、

大好きな友達でした


触り心地もはっきりと覚えています、

毛が柔らかくて
抱っこしたらふわふわ!



チェリーを飼って
動物の可愛さ、命の尊さを知りました。

人間って
幼少期に育った環境や経験した出来事などが
性格に大きく関わる、と言われていますが、

チェリーは私にとっても大きな影響を与えたワンちゃんだったのです。



今日はチェリーのことを思い出したので
ちょっとnoteに書いてみたよ☺️


少しの間だったけど
いっぱい2人で散歩に行ったの。
楽しい思い出がいっぱいです


画像1


画像2

(チェリージト目、、。)

画像3

(私パジャマ着てるけどどういう状況、、。)


少し思い出お裾分けです☺️

ずっと大好きだよ☺️☺️☺️


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