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ライオの評判+CSでの使用感

今回は全十傑の中でも特に過小評価されてる気がするライオを実際にcsで使用してみた感想です。
使用デッキとしては秘術ライオなのですが、そちらのデッキ自体の詳細についてあまり書くとライオ自体の使用感という本題から逸れるため別記事にて紹介いたします。

ライオの情報が初めて公開されたときの感想は概ね以下の通りと記憶しています。

・コスト重すぎ
・効果が不安定すぎる
・後半置いてる暇がない

…正直、あまりよい評価をされていなかった印象があります。
リーシェナが早い段階で評価を好転させたのに対し、発売以降もライオの注目度は低いままとなっています。


ここからは自分がcsで使ってみた感想となります。
(ちなみに結果は4勝2敗の15/56位でした。微妙。)


強い点

・スタッツが優秀 
本体7コストで進化で2コスト払わせるだけのことはあり、かなりのデカブツです。
確定除去がやや環境で減っていることも相まって、進化後9/9を取ることは相手にとって非常に負担となります。
(進化時効果で0コスとなったフォロワーを横に並べてるとなおさらです)
もしライオが返しで取られず生き残るようであれば、ほぼゲームエンド級の攻撃が期待できます。

・強烈な除去効果持ち
手札コストを要求するものの、ファンファーレで9点飛ばせます。
これは現状ほとんどの状況で確定除去と読んでも良いレベルの数値です。
なんならミラーで相手の進化後ライオを飛ばせます。
ミラーなんてあまり発生しないと思うけど

・高い対応力
不確定なものの、後半になってある程度枚数が減ったデッキを9枚もめくるのである程度意に沿った動きが可能です。
Nカードも持ってこれるため、リリエルを置いて効果ダメージに備えるなんてこともできます。


弱い点

・真実スペルとの噛み合いが微妙に悪い

一見ライオと相性が良いように見える上記2枚のカードですが、実際にライオと併用するとすこし欠点が見えてきます。

まず誠実なる友です。
ライオでめくれば0コスト盤面6点リーダー3点と一見非常に優秀なのですが、ライオ自身に強力な除去効果があるため競合してしまいます。
相手の場に大型フォロワー1体の場合にライオのファンファーレで倒してしまうと対象を選べなくなったこのカードが腐り、かといってこのカードでリーダーへのダメージを出すためにライオのファンファーレを使わない場合はこのカードをなんとしてもめくらなきゃならない、というちょっとした利の薄いギャンブルを行うハメになります。ライオがいる時に手札から撃てばこの問題は解決するのですが、コストの合計があまりにも大きすぎてあまりそういう状況は期待できません。
あとはライオがいないとただの2コスト3点でしかない事もややマイナスポイントです。使えるだけマシ、程度のレベルです。

次に真実の宣告です。
こちらはライオからめくってきてフルパワーで使う場合ライオの他に魔法使いフォロワーが1体必要となります。
つまりもし仮にこのカードを3枚めくっても、相手ライフが9点以下とかでない限り基本的に2枚までしか使えないことになります。
ライオの横に持ってきて劇的に強い魔法使いフォロワーがあまりいないのもあり、煮え切らない感じがすごいです。
ライオがいる時は無条件に全効果使えるで良かったのでは


・何としても引かないといけない

ライオ軸のデッキはライオ進化時効果の成功率を上げたいこともあり、基本的にデッキとして中~低コストカードが多めとなります。
そのためライオを引けない場合決定力不足やリソース切れが非常に致命的な問題となります。

・空中打点の爆発力は抑え目

デザイナーズコンボ感の強い真実の宣告+誠実なる友+誠実なる友、のような最大レベルのコンボを行っても9点しか減りません。
ライオのスタッツ等も鑑みれば十分なリターンではあるのですが、ドロシー→ギガキマのような必殺コンボではないためこれだけでは決めきれないという局面も多いです。
ルーンブレードサマナーや卵の大爆発など条件が揃えば高打点が出せるカードを使う手もありますが、安定性の低下は避けられないものと思われます。


以上がCSで使ってみた強い点、弱い点となります。
強みと弱みがハッキリしているカードではあるものの、うまく強みの部分を押し付けるように使えばちゃんと勝てるパワーを持っていると認識しております。
興味を持った方は是非組んでみてください。そして強いリストをください。


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