【ネタバレ注意!!】『室井慎次 生き続ける者』を観て、あくまで超個人的に思ったこと
今日から公開開始された『室井慎次 生き続ける者』。
自分は先行上映初日だった11/8(金)に今作を観まして、本上映も開始されたこともあり、noteにてあくまで超個人的に思ったことを、ネタバレありでここに書き留めたいと思います。
つたない日本語だと思いますし、本作の内容をまとめる…というよりかは、今作に関して個人的に思ったことや、室井さんの生き様についてただつらつらと書いていくだけなので、そこだけご了承いただけましたら。。。(_ _;)
室井慎次という人物の人生
『破れざる者』『生き続ける者』を観たうえで思ったのは
室井慎次という人物は自分自身で夢を叶えたことを感じれない人生だったのかな…
ということでした。
組織改革推進委員会の委員長として5年間、警察組織の改革に努めていた室井さんではあったものの、委員会の解散を言い渡されてしまい、結果的には警察を退職した室井さん。
『破れざる者』では青島との約束を果たせなかった…ということに自分を責めていて、その光景は個人的にとても苦しくなりました。。。
きっと室井さんの中には青島との約束ということもありますが、和久さんと吉田副総監から受け継いだ想いも果たせなかった…ということも自身を責め続ける要因になったのかな、と思うと、
「室井さんは頑張ったよ!!!」
と室井さんに伝えたい…という感覚になり。。。
そして今作の『生き続ける者』においても、第二の人生で見つけた
事件の被害者家族・加害者家族を受け入れる施設をもっと大きなものにして、みんなで幸せな家族を作りたい
という夢を叶える前に亡くなってしまうという…。
でも、警察組織に関しても室井の意志を継いだ新城が、まずは秋田県警から組織モデルを構築し、そこから全国の警察組織に発展していく展望を示したり、室井さんの家もタカ達が意志を継いで施設を存続させることにして。
室井さん自身が自分で夢を叶えた!ということは実感できなかったかもしれないけど、でも室井さんの想いはみんなの中に確実に生きていて、そして室井さんの夢は実現に向かう…ということが描かれたのがよかったなぁ、と思いました(T^T)
頭ではわかっているし、室井さんはとても強い人だった…というのはとても伝わったし、室井さんのような人になりたい!と今回の2作を観ても改めて思いましたが…でもやっぱり室井さんには本当の意味で、これからも幸せを感じ続けてほしかった…というのが本音ではあります。。。
室井さんは生きてて、数年後にみんなで作った“室井慎次の家”のそばで事件が発生して、それを本庁・所轄の縦社会関係なく現場主体で事件解決のために警察が奮闘しているのを室井さんが目撃して、改めて自分の夢が叶ったんだ…というのを感じれたら…なんて思うと、どうしてもやるせない気持ちが出てきてしまい。。。
難しい話ですが。。。
室井さんは生きている…?
とはいえ、今作で室井さんは亡くなったような描写がバリバリされてはいますが、室井さんの遺影があった訳でもないので実は室井さんは生きているんじゃ?という気もしてはいます。
(仕事一筋だった室井さんのことですから、遺影用の写真がなかったり、葬儀をやる費用がなかった…などもあり得る話な気はしますが。。。)
『生き続ける者』のラスト、タカ達を荷台に乗せて、室井慎次の家に向かうダットサンを運転していたのは一体誰なんだ…?という疑問が残り。。。
仕事が休みな乃木か、石津が運転している気もしますが、乃木は昇進試験の勉強で忙しいだろうし、石津も運転するなら自家用車の方が運転慣れしているような気もするので、もしかしたら、実は生きていた室井さんが運転している…?という気もするんですよね。。。
ラストに青島が来たのも、室井さんの仏壇に手を合わに来た…という気もしますが、もしかしたら室井さんの退院祝いで来たのかな?とも思い…。
室井さんの生死に関しては敢えてぼかして、今後もし『踊る』シリーズの新作が作られることになった際に、もしかしたら室井さんがチョイ役とかで登場する可能性も残しているのかな…!?と思ったりしています。
全ては今月末に発売予定の今作のシナリオガイドブックにてわかるのかどうか…。
(もしくは今日から劇場にて発売開始の『生き続ける者』のパンフレットに記載があるかもですが…)
何はともあれ、『破れざる者』『生き続ける者』とも、多少脚本に荒さがあることは否めませんが、それでも作品自体はとても愛を感じれる出来ではあるので、また劇場で両作とも観たい!と思う次第です(^-^)
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