【解明】服をはじめ、モノを捨てられないのは普通です。なぜなら人間には○○という感情があるから。
こんにちはHIROYUKIです。
今回は心理学に基づいたことをお話をしていこうと思います。
まず、質問なのですが、みなさんの部屋はキレイですか?
もし、散らかっているのだとしたら、今回の記事は役立つかもしれません。
なぜなら今回の記事では人間の根底にある気持ちを理解することができるので、なぜ人が服を捨てたくないのかを理解することができるからです。
まず結論から言うと、人間が服を捨てられないのは
「損をしたくない」という気持ちが圧倒的に強いからです。
そこに関連して、みなさんは「サンクコスト(埋没費用)」という言葉を聞いたことがありますか?
サンクコストとは経済用語なのですが、意味は
「すでに支出され、どのように意思決定をしても回収できない費用のこと」
をさします。
これだけ見ても???となりますよね。
具体的にいうと、例えばあなたがゲームセンターで欲しいぬいぐるみがあったので、UFOキャッチャーをしたとします。
本来100円で取れる自信があったのになかなかぬいぐるみは取れずに気づけば1000円を使っていました。
そこであなたは思います
「1000円も費やしちゃったし、ぬいぐるみとるまでやめられないな!」
こんな経験ありませんか?(僕はありました笑)
サンクコストとは、この話でいうとぬいぐるみをとるために使った今までの1000円のことを言います。(もったいし、そこでやめると損をした気分になるから使い続けてしまったということですね。これはもう回収のしようがないわけです。)
この1000円、5回までチャレンジしたらやめるとか、何かしらの基準があれば損失は500円に防げていたかもしれませんよね。
ここでわかるのは、人間は損をするのが怖い生き物なのに、なるべく損をしないようにする一定の基準は全く設けていないのです。
今回の本題にある服を捨てられないという感情も同じです。
・いつか着るから、残しておく
・購入した時の値段が高かったから、残しておく
こう思うのは、先ほどの例のぬいぐるみをいつかとれるかもしれない、という感情と同じわけなんです。
だからこそ、服を残しておくにも「明確な基準」を持っておくことが重要なのです。
1ヶ月の間に服を着なかったら、捨てる。
1シーズンで着なかったら、捨てる。
これは、物事を手放す上で、重要な考え方です。
モノが手放せない、と嘆いている人はだいたいこの考え方がないです。
別に、これはモノだけではありません。時間やお金もそうです。
明確な基準がないからひたすら浪費してしまう。
そして、そこに気付いているのに、何が原因なのかはわからないから、同じ過ちを繰り返す。
だからこそ、「自分が持っているものに対して、明確な基準をそれぞれ持つことが重要です。」ということを今回は伝えたかったわけです。
これが人間の「あいまいな損をしたくない感情」に終止符をうつ鍵となるのではないでしょうか。
例えば、自己投資の目的で本を買って、その本をブログで書評を書いて、その広告費で書籍代をまかなう、とおっしゃっている方がいましたが、これはいい例ですね。
自分なりのルールがあるから、お金を払うことに抵抗感はないわけです。
そういった明確な自分の基準さえあればモノを捨てるのに、抵抗感はなくなりますし、本当に大切なモノも何かが見えてきます。
そして最終的に自分の手元には本当に必要なものだけが残ります。
「嫌われる勇気」というものが一時期流行りましたが、個人的には「捨てる勇気」もこの時代には必要な考え方かもしれません。
何かを捨てることは何かを得ることにつながります。
あなたは「何を」捨てますか?
今回のまとめ
・人間は「損をすること」を真っ先に嫌がる
・モノ・時間・お金、それぞれに対して自分なりの基準を持っておくと、モノを捨てる抵抗感は減り、時間やお金の浪費も防げる
よろしければ、以下の記事もご覧ください
ミニマリストから学ぶ、あなたが服を断捨離できない理由https://baralog.com/dansyari-dekinai-riyuu/
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