西成で飲み歩きした話

人見知りって人生を損してるらしいですよね。人と関わり合うことが全てとは思いませんが仕事柄得意であったほうがいいので克服する手段を考えた結果、西成に行くことに決めました。

西成を一言で言うと、日雇い労働者の街。最近再開発やら行政の手が入ってきてかなり綺麗になったためかバックパッカーや若い女性の旅行者が絶えないとか。まあそれでも日本の中じゃあまり治安がいいとはいえないんだろうけど。そんな西成はせんべろでも有名な場所で、西成の内外から飲み歩きに来る人が多いらしい。

そんな西成で全く知らない人とお酒ありきとはいえベシャリ倒せたら人見知り克服に役立つのではないかと。さて思い立ったが吉日、すぐ向かうことにしました。

僕が向かったのは西成の中でもわりかしメディアで取り上げられて有名な「やまき」と言うお店。立ち飲みスタイルのお店で、軒先に使いこまれた鉄板とそれを囲むように少しだけカウンターがある、いい意味で汚いお店だ。

そのやまきに向かうため友人と一緒に電車に乗り込み、大阪メトロを使ってやまきの最寄り駅である動物園前駅に向かった。道中ポケモンバトルをし、僕のトゲキッスが猛威を振るった。

店に着いてルールをわかってるおっちゃんと話しながら数杯飲んだ後、わりかしさっぱりした見た目のお兄さんが一人で飲んでいたので話しかけてみた。どうやら話を聞いてみたところ関東出身だが転勤で関西に来たらしく、趣味の飲み歩きで西成に来たらしい。話ぶりや身振りがとても上品でさらに30歳前後でもかなり若々しく見えた。僕アパレルなのに人見知りやから克服のために今日来たんですよーという話から、いろんなことをアルコールが入ったせいでガハガハ笑いながら喋っていました。そのお兄さんはいわゆる隠れオタクで、結構サブカルの話でも盛り上がった。

飲み歩きの醍醐味は「全く知らない今日限りの関係」ということでそのお兄さんともあまり身近な人に話さないような話題をお互い語り合った。話は恋愛の方に向くと、お兄さんがいきなり

女の子って遊ぶくらいがちょうどですよね

と語り出した。お兄さんはアルコールで顔は真っ赤だった。なんでですかと尋ねると

オタクの女の子は複数キープするのがちょうどいい

さっきまでわりかし真面目だと思っていたお兄さんのイメージ像が崩れていった。さらに話を聞くと空港関係で仕事をしていて、どうやら女関係で関西に飛ばされたとかどうだとか。仕事柄上品に振舞っていたようだが根は結構カス人間である。以下にお兄さんのカス言葉をまとめる。

オタクの女の子はキープしやすい
思わせぶりな態度をとりつつ美味しい蜜だけ吸うのが恋愛の醍醐味
仕事先ではバイトの子にしか手を出さないよ
女関係でもめてとばされて真面目になると思ったら人間あんまり変われないもんっすねw
綺麗な見た目してたら案外釣れるから仕方ない

お兄さんは最後の方は結構ベロベロだったがその言葉のほとんどは本音だろうなあ...。

大学生とか若い人の間だけでなくても「オタクの女の子はチョロい」って認識はかなり蔓延してるんだなあと思いました。甘い言葉を使う男には気をつけよう。

ちなみにベロベロに泥酔していたお兄さんはテンション上がりすぎて僕らの飲み代全部出してくれました。年上はチョロいなあ。


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