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僕がmemexのぴぼに言いたいこと

memexのぴぼに言いたいことが溢れて爆発してしましました.

memex is 何

memexはバーチャルオルタナアーティストです(公式).

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 2019年1月1日活動開始。
 ぴぼ、アランの2人からなるバーチャルオルタナアーティスト。
「技術で音楽活動をハックする」をテーマに、楽曲の発表に加え、ソーシャルVR空間でのライブ活動や、音に重点を置いたVRワールド制作など、「オルタナティブ」な音楽活動を行う。
ソーシャルVR空間「VRChat」にてクリエイティブユニットarsと共同制作した 一発撮り・無編集のミュージックビデオ「Cloud Identifier: 集合知に偏在する残滓による自意識の再構成」が反響を呼び、活動開始から1週間で試聴動画2万再生、チャンネル登録者数500人を記録した。

memexに関してはまず上記の動画を見ていただくとなんとなく理解していただけると思います.
この記事はmemexの説明というより私ふぁるこの個人的なmemex,特にぴぼさんに対する思いを語っていきます.

memexとの出会い

まず私とmemexの出会いはいつから始まったのか.正確には私とぴぼさんの出会いはいつか.
これは既にいろいろなところで私もぴぼさんも公言しているので言ってしまいますが,もともと私達は同じ大学,同じ研究室の先輩,後輩という関係でした(私がぴぼさんの1学年下).
というわけで初めての出会いは2017年の3月ごろになります.そこから一緒に作品を作ったり研究に関して相談したりといろいろありますが割愛します.重要なのはぴぼさんがmemexのぴぼさんとしての活動を始めたとき(電脳世界での活動を開始したとき)の私の関係です.

時は流れ2017年末,当時はVtuberブームの走りであり,いわゆるVtuber四天王が盛り上がっていました.また2018年に入り彼らに続く形で様々なVtuberたちが個人,法人問わず活動を開始したのをよく覚えています.
そんな中,2018年3月ごろ,私は1組のVtuberと出会いました.

八月二雪さんです.

はちゆき

当時特に推しVtuberがいなかったのですが,八月二雪さんの動画を見て一瞬で好きになりました.

特にシアワセうさぎの歌ってみたを繰り返し聞いていた記憶があります.これ数少ないJohn氏が歌ってる動画なんですが,さらにキキさんが合いの手で「ん~!いい感じ~,最高だよJohn氏~~!!」って言ってるのが最高すぎて最高なので見て(語彙力).

そんな感じではちゆき(八月二雪さんの愛称)にはまっていた僕はいろんなVtuberを見ていきますが他の人はあまりはまらなかった気がします(もともとYoutubeよりニコニコを見ていたのもありますが).
しかしこうして電脳空間で活動をしている人を見て,「曲がりなりにもVRの研究をしている者として流行の技術を抑えていないのはどうなんだ」と思いVRChatを始めてみました.

どうでも良いですが昔のツイートを振り返るとなんか恥ずかしいですね.もっと見た人がリプしやすい文面にしろよ,とか写真も載せとけ,とかいろいろ思います.

このVRChatデビューの後しばらくプレイはしていなかったのですが,電脳空間の可能性をいろいろ感じ始めます.そしてツイートを振り返ってみてわかったのですがこの段階でリアルでもVRChatを宣伝してぴぼさんを徐々に引き込み始めます

(@yumat07さんはぴぼさんのリアルアバターです.公式発言済み)

このとき私事ですが #VSMeetUp という活動を始めます.
これはVR技術に関心のあるユーザー,技術者,研究者の自由なコミュニティを目指して創設しまして,ぴぼさんにも所属していただきました.記憶している限りはVSMの活動でclusterやVRChatを利用したのがぴぼさんの初VRSNSだったのでは,と思っています

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第2回VSM「自己紹介」にて発表していただきました

https://youtu.be/ZvFhvvQ3nXs?t=1149


このイベントの後にVRChatで懇親会を行いました.

そしてその後7月31日に現在のアバターになっていることが確認できます


2018年8月29日に行われた「SIGGRAPH報告会」にて,cluster産ぴぼ

ぴぼさんの発表シーン
https://youtu.be/Y42oERkLrkk?t=4473

ちなみにその時の懇親会のスタッフもお願いしていました

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こんなことをして遊んでいました.ぴぼさんの中身が宇宙につながっている表現はこの頃からですが僕はこれをとても気に入り「うわ~~~~~!!宇宙じゃん~~~~!!!!」って言ってた気がします.画像はSpace Catの写真を撮ろうとして失敗してます.

このあたりですでにはちゆきの話をぴぼさんにしてVR x 音楽はいいぞ~~~って布教し始めてました.

そしてこのあたりからぴぼさんのクリエイティビティが爆発してきます

VRChatで最初に作ったワールドがバズるってセンスやばすぎでは...?
Johnぴぼてぇてぇ
Tips:ぴぼさんはらくとあいすさんが大好き

以上ここまでの活動はあくまでぴぼさん個人の活動になっています.
忙しい研究の合間を縫ってこれだけのバイタリティを発揮できることに素直に脱帽した記憶があります.

そしてここから先,memexとしてのぴぼの活動が本格的に始まります

伝説のMV

もうこの予告の時点で好き

もうこれだけでわかってもらえると思います.この動画を見たとき,これまでぴぼさんの背中を見続けてきた僕がいったいどんな感情になったか
あれです,好きだったバンドが遠くに言ってしまった感覚を100倍くらいに強くした感じです.あぁ,彼はもう僕の先輩ではなくみんなのぴぼになっていくんだな...という嬉しい気持ちと悲しい気持ちをぐちゃぐちゃに煮込んでちょっと嫉妬も混ぜたドロドロのカレーを泣きながら食べる,みたいな感じです.

これ書きながら思い出しましたが,僕がぴぼさんと会話するときってなぜか汚い表現が多くなってしまうんですよね.前に飲み屋で創作に関して話し合ったとき「僕にとって創作とは床一面に広がるドロの中から石を拾い出してひたすら磨いていく作業だ.それが宝石かどうかは磨いてからじゃないとわからない」と言って「ふぁるこくんは生きづらそうだよね」みたいなことを言ってもらえた記憶があります.あとこれを書いている前日の晩御飯はカレーでした.

これから先はみなさんご存知の通りです.memexとしてぴぼさんとアランさんの躍進が始まります.そろそろ感情が限界なので割愛いたします

アルバム発売

割愛すると言っておきながらこれだけは話しておかなければならないのがmemexの1st full concept album 『Dear Thinking Nodes』発売です.

私は音楽業界のことはわかりませんが,アルバムを出すということが大変なことなのはなんとなくわかります(僕なりに解釈すると学会投稿を3,4件こなしたあとにジャーナルを執筆したみたいな感覚だと思っています).これだけでも大変な偉業だと思うのですが,さらにmemexのすごいところはこちらです.

リリース記念生放送!!
しかもただの生放送じゃありません.VRChatのmemexスタジオにて直接memexのお二人からCD(の3Dモデル)を手渡されるという体験付き!!!!

もうこの時点で僕は思いました

「やられた~~~~~!!!!!!」

これです.これがmemexのぴぼなんです.

音楽という本来目に見えない要素CDという物理メディアに落とし込み物質として共有する体験から,現代ではデジタルデータとしてストリーミングやダウンロードをして聞くという形のない体験になっています.

デジタルデータとなったことで扱いやすく,より多くの方々に音楽を届けられるようになりましたが,CDという物理メディアを介したコミュニケーションや音楽の存在感が薄れてしまったという意見もあります.かと思えばVR技術により目に見えない音楽はパーティクルライブなどの形で目に見えるようになりました(八月二雪さん,なみたさんのパーティクルCDなど).

もうこの時点で物質と非物質を何回行き来すれば気が済むんだ,という気持ちになってきます.

「やっぱぴぼさんはわかってるな~~~~~」

そう思いました.心からの気持ちです.
上記のようなバックグラウンドがあるからこその感動です.ヤツは完全に狙ってやってます.

ですが僕の想像なんか遥かに超えてくるのがmemexでした.

問題のシーン

以下画像で切り抜き解説

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アランさんにCDを手渡されるふぁるこ「(うわぁああああアランさんだ~~~!!!!かわいい~~!!)」

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CDを受け取ったふぁるこ「やった~~~~~!!!!!!CDを手に入れたぞ~~~!!!!」

ここでふぁるこのテンションは最高潮になっていました

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ぴぼ「でね,ふぁるこさん,後ろを見てもらうとポストがあるんですよ」
アラン「じゃじゃん!」(←かわいい)
ふぁるこ「え?」

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ぴぼ「ポストの口にCDを投函すると(boothで買ってもらったCDがご自宅に)届くんですよ」

.

……


う,うわぁあああああぁぁぁ~~~~~~!!!!!!!!!!!!(椅子から転げ落ちて頭を強打する)

バーチャルオブジェクトがリアルオブジェクトになって電脳と物理の境界が曖昧になる~~~~~~!!!!!!!!!

しかも”自分””ポスト”という”現実に存在するオブジェクト”に投函するという”動作”があることでより強く目の前の3Dデータに実在感を感じてしまう~~~~~!!!!

ひいてはそれを渡してくれたmemexという存在のリアリティをありありと感じてしまう~~~~~~~~~~!!!!!!!

つまりこの一連の体験が”儀式”として働いていて,観測者である我々の認識上は3DデータのCD(音楽)と物理CD(音楽)には本質上の違いはなくて同一の存在であることを示している~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!

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エモエモ概念図

最高潮に高まったテンションが一向に下がらないまま興奮でモヤモヤする日々が続きました.

もうmemexが怖い

私はmemexが好きで嫌い

ここでもう感情が触れまくって若干おかしくなりかけてますが確認しておきます.

私はmemexが好きです.

ここまで書いておいて何を当たり前のことを,と感じられるかもしれませんが,同時に嫌いでもあります.

急に気が狂ったのかと思われるかもしれませんが,違います.私はmemexが好きで,memexの世界観が好きで,着眼点が好きで,表現方法が好きで,ぴぼさんとアランさんが大好きで,そしてその全てに時折どうしようもない焦燥と不安と嫉妬に駆られるときがあります.活動のフィールドも感性もまるで違いますがこのように感じるときがあります.

これはきっと私とぴぼさんという2人がただのファンと推しの関係だけでなく先輩と後輩という立場であったこと,共に作品を作ったこと,研究の楽しさも辛さも味わってきたからなのではないかと考えています.

例えばどんなときにそう感じるか.下のようなふとした会話で私はいつもやられてしまう.常人の発想ではないと思う.

ぴぼさんは人が求めていることを察する,理解する,論理的に解析する能力がずば抜けているのではないか,と感じています.そしてそれを実現する方法着実に組み立てられる技術も持っているのではないかと.だからこういうエモエモな表現狙って起こせるのだと思います.

そしてそれは私にはないぴぼさんの魅力であり,私が渇望してやまないものなのです.

おわりに

ここまでいろんな思いをぶちまけてきました.気づいたらもう日が昇って中天に差し掛かっています.これを書き始めたときは朝の4時でした.何気なくなんか書こうかな,と思ったらぴぼさんに補足され「これはちょっと気合を入れて書いてやろうか」と思いました.

予定ではこの2倍くらいの分量になるところでしたが,僕の感情が限界なのとひとまず公開してぴぼさんに見てほしい,という気持ちが高まったためここで一度区切りにいたします.(Cloud Identifier以降の活動に関してもいろいろ書きたいことがありました.それはまた何かの機会に).

ここまで読んでいただきありがとうございました.
今後ともふぁるこはmemexのお二人を応援していきます.

PS:ぴぼさん先日は一緒に飲んでくれてありがとう!楽しかったです!

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合体!!!

おわり

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