瑞牆山 2230m【山梨県】
日本百名山のひとつ、瑞牆山にのぼってきた。
私は、雪があるシーズンは危険が高いため登山をしない。
そんな私には雪解けの6.7月は待ちに待ったシーズンなのだが、ちょうどこの時期にあるものが来る。
梅雨と台風だ。
毎年このシーズンはうきうきで土日に登山の予定を入れるが、だいたい天候で流される。
なので今回予定していた瑞牆山も、あまり期待せずに待っていた。
しかし、日頃の行いのせいか快晴に。
この時期に快晴で登れるとは思わず、気分が上がった。
10:08 駐車場発
駐車場は100台ほど停められるが、10時に行くと満車になっており、車道の脇に停めた。
車道脇は20台くらい停められる。
山荘まで少し下ると、右手に登山口、左手にトイレと瑞牆山荘が見える。
山荘の中にもトイレはあるが、利用者以外は外のトイレを使う。
バスはこの山荘前から出ているようだ。
10:15 瑞牆山荘、登山開始
準備運動を終え、登り始める。
暑い日が続いていたので、山の涼しさがとても気持ちがいい。
瑞牆山は一部のくだりを除いて、ほとんど登り坂。
適度に休憩を挟みながら登る。
なぜか倒木が多く見られ、立っている白樺も気のせいかもろくなっているように見えた。
10:20
大きな岩がではじめる。身体が温まってきた。
10:26
里宮さん参道入口
ここから階段になっていて、さらに急な登りが続く。
10:36
景色が開ける。
きつい登りのご褒美のように、まるで中国画のような瑞牆山が視界いっぱいに広がる。
雲が動いていて常に景色が変わるのが楽しい。
(動画撮れば良かった)
とにかく登る
10:50 富士見平小屋到着
ピザ、ビール、アイスなどの誘惑が待っている。
テント泊の人はこの小屋でするようだ。
10分休憩し、
11:00 富士見平小屋を発つ。
11:18 瑞牆山と富士見平の看板
ここからくだりで、前日の雨でとても滑りやすくなっていた。
11:28 沢到着
登ってきたエネルギーを無駄にするかのごとく10分ほど下ると、沢が見える。くだりはここまで。
沢に着くと正面に見えるのが瑞牆山名物 "桃太郎岩"。
見事なまでに割れている。
11:37 鎖場
しばらく登りづらい道を登ると、鎖場が見えてくる。
12:01 第二鎖場
12:25 急登。富士山が見える。
ここで再びご褒美で富士山が見える。
急登で必死に登っていると気がつかないので、たまに後ろを振り返るのが良い。
どうやらこれらの大岩は木の棒で支えられているらしい。
そんなわけないと思ったが、実際に抜けたらどうなるのかは分からない。
12:35 大岩
山頂も近づいてきて、中国画のように見えた岩たちが増えてきた。
なんとロッククライミングをしている猛者たちが。
12:40 第3鎖場
ここが滑る滑る。とにかく滑るので腕に力がはいる。
ここからは手を使わないと登れない岩場がずっと続き、背の低い人は大変そうだった。
13:00 滝分岐、山頂まで10分
13:10 山頂!
まさに大パノラマ。
金峰山、富士山、南アルプスがずらりと見渡せる。
14:10 昼食を済ませ、下山
非常に下りづらい。
腰やリュックを何度も岩に擦りながら下る。
15:20 桃太郎岩
15:50 富士見平小屋
ちなみに途中のトイレはここしかない。
16:30 瑞牆山荘
無事、下山できた。
瑞牆山は新緑が美しい、気持ちの良い山だった。
岩が多い山なのでとにかく手袋必須、身軽に来るべき山。
トレランしたらとても楽しそう。
東京から日帰りで登るのにちょうど良い山。
【瑞牆山】
標高2230m
日本百名山
瑞牆山荘→山頂 約3時間
山頂→瑞牆山荘 2時間20分
難易度★★☆☆☆
景色★★★★☆
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